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バルジ隊長のブログ一覧

2016年06月12日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.37 バレエ音楽「三角帽子」〜終幕の踊り〜(ファリャ)

最近気に入っている曲 vol.37 バレエ音楽「三角帽子」〜終幕の踊り〜(ファリャ)夏が近づくと、なぜかスペイン音楽を聴きたくなる。
去年のこの時期も、ラヴェルの曲をブログに載せていた。


もちろん私はスペインには行ったことがない。

しかし、この音楽を聴くとその風景や雰囲気、空気感、そして匂いまでを想像させてくれる。
そんな曲だ。








マヌエル・デ・ファリャ(Manuel de Falla)

バレエ音楽 〈三角帽子〉 から


   終幕の踊り

※上↑のリンクをクリックすると、「Proms 2013」の動画が開きます。
 オケの前で舞台形式のバレエが演じられています。


全曲で40分ほどの曲だが、大団円となる「終幕の踊り」に、ファリャの音楽の魅力が凝縮されていると思う。
この曲は、吹奏楽コンクールでも取り上げられることが多い。



私のお気に入りの演奏は、デュトワ/モントリオールSO

オケの響きが、抜群に素晴らしい。
オーディオチェックにも重宝する演奏だ。




バレエのあらすじは・・・・
※ウィキべディアから抜粋


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

舞台は、スペイン南部のアンダルシア地方のある町。

見た目が悪いが働き者の粉屋と、美人の女房が住んでいる。
ある日、好色な代官がこの女房に目をつけ、お忍びで現れる。
女房はからかうつもりで、代官に官能的な踊り「ファンダンゴ」を踊る。
代官は美人の女房に言い寄るが、からかわれた末にその場に倒れてしまう。
そんな代官の様子を知って出てきた粉屋が代官を殴り、代官はほうほうの体で引き揚げる。

その日の夜、近所の人々が祭の踊り「セギディリア」を踊っている。
粉屋も「ファルーカ」を踊りだす。
激しい踊りが続くが、代官のわなにより、粉屋は無実の罪で2人の警官に逮捕されてしまう。
代官は女房を奪い取ろうと忍び寄ってくるが、気が急いでいる代官は水車小屋の前の川に落ち、粉屋の女房に助けられるが結局逃げられてしまう。
代官はぬれた服を脱ぎ、粉屋のベッドに潜り込む。
そこに逃げ出してきた粉屋が戻ってくるが、代官の服を見て自分の服と代官の服を交換し、代官の女房のところに向かう。
代官は粉屋の衣服を着て外に出て(終幕の踊り)、警官に見つかり、その警官と近所の人に袋叩きに遭い、逃げていく。
近所の人たちは、平和を取り戻した粉屋の夫婦を中心に、一晩中踊って一件落着。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



と、あらすじは下世話なものだが、このバレエの1919年の初演はすごいものだったらしい。

指揮者は、タイトル画像のCDを録音した エルネスト・アンセルメ。


この人は、ラヴェルやストラヴィンスキーなど、名だたる大作曲家と親交があり、その作品の初演を手がけたことでも有名だ。






そして、なんと舞台美術や衣装はあの パブロ・ピカソ が手がけた。


ピカソは、ストラヴィンスキーの「春の祭典」で舞台美術を手がけたのは有名だ。
同郷スペインの作曲家、ファリャの作品にも関わっていたとは驚きだ。





しかし、なんと言ってもファリャの音楽が魅力的だ。

主役である音楽は、ファルーカ、ホタ、ファンタンゴといったスペインの民俗舞曲を巧みに取り入れながら、ファリャの民俗色豊かで、絢爛豪華なオーケストレーションによって、耳だけでも充分に楽しめる。

ちなみに、粉屋の主人が警官に連れ去られる場面では、ベートーヴェンの「運命」のモチーフがパロディで流れる。
そういう遊び心も楽しい。






ファリャの音楽を聴くと、異国情緒を存分に味わえる。
そして情熱的で華麗な色彩が、一つ一つの音の重なりによって空間に広がってくるような錯覚を覚える。

例えば・・・
スペインの庭の夜」という曲を聴くと、まるで自分がスペインの草木が茂る庭にいて、夜に街の家々の食卓に料理や酒が並び、夜露と人の生活感の混じったような空気の匂いが漂ってくるような感じにさえなってくる。
この動画のアルハンブラ宮殿の映像は、まさにイメージにピッタリだと思う。






東北地方はまだ梅雨入り前だが、すでに気温は高くて夏のようだ。

こういう気候でファリャの音楽を聴きながら目を瞑り、スペインに行ったような気分になる、安上がりな旅行の妄想をするのは、私だけか?(^_^;)




最後までご覧いただき、ありがとうございました。
Posted at 2016/06/12 17:06:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年05月17日 イイね!

ウラディーミル&ヴォフカ アシュケナージ ピアノ・デュオ演奏会

ウラディーミル&ヴォフカ アシュケナージ ピアノ・デュオ演奏会5月12日(木)

楽しみにしていた演奏会へ行ってきました(^_^)





ウラディーミル・アシュケナージ
ヴォフカ・アシュケナージ
親子による、ピアノ・デュオの演奏会。


私は、オーケストラが好きなのですが、アシュケナージの演奏会ならば聴かずにはいられない!

世界的な名ピアニストが、日本で唯一の演奏会を東北は岩手で行うのだから!




この開催を知ってから、私のテンションは上がりっぱなし(^_^)


S席=8,500円 也


滅多にない機会なので、奮発しました(^_^;)




この日、仕事を定時で切り上げて、大急ぎで高速に乗って・・・

やって来ました、「さくらホール」

結構このホールではいろんな演奏会が行われていて、私は何度も足を運んでいるので、迷わずに駐車場へ・・・




開場まで10分ほどあったので、敷地内の広場や・・・





エントランスホールでしばし待って・・・





定刻5分遅れで開場しました。

ステージには2台の「ファツィオリ」ピアノが!(◎_◎;)
調律しているのは、このメーカーの専属調律師の越智 晃(おち あきら)さん。
4月にレクチャーがあったのですが、都合がつかずに参加できませんでした( ; ; )


客席は8割以上が埋まっていました。

待つこと約25分・・・・

19時開演のチャイムがなって・・・


二人が登場しました。(これはネットから借用した写真)


パパ・アシュケナージは、NHK交響楽団の指揮で何度か見ているので、なんだかとても懐かしく感じました。


2台のピアノのうち、パパが弾くのが、さくらホールの所有する「ファツィオリ」。
ヴォフカが弾くのが、ショパン・コンクールで使用された「ファツィオリ」。

すごいぞ! さくらホール!!!(◎_◎;)

私の席からは、目論見通りにウラディーミルの鍵盤を見ることができました(^_^)



最初の曲は、ロシアの作曲家・グリンカの「幻想的ワルツ ロ短調」
優しく、優雅だけど、どこか郷愁を感じさせる小品でした。



2曲目は、チェコの作曲家・スメタナの「モルダウ(ヴァルタヴァ)」
中学校の音楽の教科書でも扱われている超有名曲。
原曲はオーケストラ用ですが、2台のピアノでオーケストラに負けない表現力!!!(◎_◎;)
すごいぞ、アシュケナージ親子!



3曲目は、フランスの作曲家・ラヴェルの「スペイン狂詩曲」
以前、私のブログでも書いたのですが、オーケストラ曲の方が私は好きです。
でも、この二人の演奏は決して乱れることなく、絹糸のように音楽が紡ぎ出されます。
ウラディーミルは、あまり体を揺らさず、腕も激しく振ることもありません。
弾き方は変わらないのに、音の強弱の差が凄まじく大きいのです。
それはヴォフカも同じ。
すごすぎるぞ、両アシュケナージ!!



20分の休憩を挟んで、最後の曲・・・




ラフマニノフの「交響的舞曲」

これが最も聴きたかった(^_^)!


ラフマニノフが最後に作曲した曲。

第1楽章は、メランコリックなメロディに溢れている。
第2楽章は、悲しげでありながらどこか秘められた情熱を感じさせるワルツ。
そして第3楽章は、8分の6拍子と8分の9拍子が入り乱れる、複雑なメロディとリズムの熱狂的な音楽。

※演奏は第3楽章の後半〜フィナーレ(抜粋)

Martha Argerich and Nelson Goerner



この曲はオーケストラ曲でも有名ですが、最初は2台のピアノ用に作曲されただけあって、ラフマニノフの超絶技巧がこれでもかと投入されています。
それを難なくこなして、素晴らしい音楽を奏でるアシュケナージ親子。

本当に凄すぎる!!!




演奏後に拍手喝采!
客席から「ブラヴォー!」の声が飛ぶと、パパ・アシュケナージははにかむような仕草をして、客席からは笑いが出ました。
そういう茶目っ気があり、人なつこさを感じさせる人柄。
人気はそういうところからも来ているのだと思います。

アンコールに、シューマンの小品を奏でて、素晴らしい演奏会が終了しました。

おそらく、私は二度と聴くことのできないだろう演奏に出会えて、本当に幸せな気分でした。


会場でCDを買うと、終了後にサインがもらえたのですが、時間がなくて断念(T ^ T)

でも、強烈な記憶として残った演奏会でした。


最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>


Posted at 2016/05/17 20:10:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年02月20日 イイね!

次のターゲットはこの演奏だ!(^^♪

次のターゲットはこの演奏だ!(^^♪次に聴きたい演奏会は、これだ~\(~o~)/


以下、北上市さくらホールのHPより










-----------------------------------------------


ウラディーミル&ヴォフカ「アシュケナージ ピアノ・デュオ」

最高峰のピアニスト、アシュケナージが長男ヴォフカとの魂のデュオ
全国で唯一、2台のピアノ「ファツィオリ」を奏でる伝説の美音が響くプレミアム・コンサート


<プログラム>

  グリンカ 幻想郷ワルツ ロ短調
   Glinka:Waltz-Fantasia in B minor

  スメタナ 交響曲「わが祖国」より「モルダウ」
  Smetana:"My homeland"~'Vltava'

  ラヴェル スペイン狂詩曲
  Ravel:Rapsodie espagnole
   「夜への前奏曲」「マラゲーニャ」
   「ハバネラ」「祭日」

  ラフマニノフ 交響的舞曲 作品45
  Rachmaninov:Symphonic Dances.op.45


--------------------------------------------



岩手の北上市にある「さくらホール」で行われる(^^♪

日本で唯一の演奏会なので、かなり貴重と言える。

ましてや、アシュケナージ親子の共演ともなれば、一生に一度聴けるかどうか・・・という演奏会になりそうだ(^_^)


曲目も私好み~!!(^^♪

ラヴェルの「スペイン狂詩曲」は、以前にブログに書いたが、これはピアノ版。
ラヴェル自身の編曲なので、聴きごたえあり!(^_^)

ラフマニノフの「交響的舞曲」も、作曲者本人によるピアノ・デュオ編曲版。
この曲は、私が吹奏楽で演奏したことがある曲なので、とても思い出深いものがある。


アシュケナージ親子のデュオで聴けるとは夢のようだ\(~o~)/






2台のファツィオリ・ピアノを使用するというのも、おもしろい(^o^)





イタリアのピアノメーカーで、アシュケナージはもちろん、ブレンデルやアルゲリッチも好んで弾いたことで、人気が出てきたと言われる。
ブーニンもこのピアノが気に入って、自宅のピアノをファツィオリに買い替えたというエピソードもある。



1981年に報道機関に発表されたのが最初ということなので、歴史は浅いメーカー。
しかし、そのピアノづくりの信念は確固たるもの。

------------------------------------------

・コンサートグランド、グランドピアノのみを造り、生産量を増やすことは考慮せず、最高のクオリティを目指すこと。

・他のどの現存するピアノをもまねず、むしろ独自のサウンドを作ること。

・由緒ある伝統的技術と最新の進んだ技術とを組み合わせてピアノを一つ一つ、手仕事で造っていくこと。

・常に最先端技術を駆使してピアノの改良に励むこと。

------------------------------------------

イタリアのメーカーというのは、こういう信念が強いのだろうか。

車やファッションなどにも共通するものがあるのがおもしろい。

2010年 ショパン国際ピアノコンクールの公式ピアノに採用
2011年 チャイコフスキー国際ピアノコンクールの公式ピアノに採用

そして、2014年の第14回ルービンシュタイン国際ピアノコンクールでは、ファイナリストの6人中5名がファツィオリを選んで、スタインウェイを使わなかったという、前代未聞の事態が起きて、関係者や聴衆を驚かせた。
その時のピアノの調律師が、外国製のピアノ調律を任された初めての日本人、越智晃(おち あきら)さんだったというのも、当時話題になった。

4月には、越智さんのファツィオリピアノのレクチャーが行われるというので、これも聴きに行きたいものだ(^o^)




さてさて、このチケット・・・



明日の9時から一般販売が開始される。

「Sactive倶楽部」という、このホールのオリジナルメンバーに加入していれば、先行予約できたのだが、私は入っていない(-_-;)

おそらく、まだ余裕はあると思われるが・・・



以前、このホールで行われた辻井伸行のコンサートの時は、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝後、初のコンサートとなって、すごい勢いで完売になったことがあった。
たまたま、私はコンクール優勝の前にチケットを買っていたので、問題はなかったが、このホール・・・何が起こるかわからないのだ・・・(^_^;)



ネット予約の会員登録だけはしたので、明日チャレンジするのみ(^o^)丿


取れるといいな~(^o^)
Posted at 2016/02/20 23:27:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2016年01月17日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.33 イーハトーブ交響曲(冨田勲)

最近気に入っている曲 vol.33 イーハトーブ交響曲(冨田勲)2012年、初音ミクがソリストとしてオーケストラと共演したことで話題になった曲。


宮沢賢治の童話や詩、曲をもとにして、シンセサイザー音楽の巨匠 ・ 冨田勲(とみた いさお)氏が作曲した。




「イーハトーブ」とは、宮沢賢治が想定した、架空の理想郷のこと。

賢治のふるさと、岩手をモチーフにしていることは言うまでもない。




オーケストラ、混声合唱、児童合唱、そして初音ミク・・・

大編成の演奏者が織りなす、全部で7楽章から成る大曲だ。



第1楽章 - 岩手山の大鷲〈種山ヶ原の牧歌〉

第2楽章 - 剣舞/星めぐりの歌

第3楽章 - 注文の多い料理店 ※

第4楽章 - 風の又三郎 ※

第5楽章 - 銀河鉄道の夜 ※

第6楽章 - 雨にも負けず

第7楽章 - 岩手山の大鷲〈種山ヶ原の牧歌〉 ※

   ※ は初音ミクの歌唱がある楽章



ダンディ(フランスの作曲家)やラフマニノフの曲を巧みに引用しながら、
宮沢賢治の作品を連想させる、情感豊かな素晴らしい曲となっている。



中でも白眉は・・・



第5楽章 - 銀河鉄道の夜


初音ミクの澄んだ歌声が、銀河鉄道の幻想的な世界を目の前に浮かび上がらせるようだ。

これは、人間のソプラノ歌手ではできない業だ。

初音ミクの声だからこそ、現実の世界からかけ離れた、宮沢賢治の清涼な情景の描写を可能にしている。

冨田氏は、それを想定して初音ミクを指名したのだろう。

冨田氏の目の付け所には感嘆させられる。

ラフマニノフの曲の引用も、銀河鉄道の幻想的な世界にはピッタリだ。

裏で奏でられるチェロの六連符は、機関車の動輪の動きをイメージさせる。

ピアノの分散和音は、レールの継ぎ目を車輪が越える音に聴こえる。

まるでジョバンニとカンパネルラと一緒に列車に乗っているかのように思えてくる。





初音ミクは幻想の世界を

合唱団は現実の世界を

そして、オーケストラはこの2つの世界をつなぐ役割をしているように感じる。





銀河鉄道の夜が幻想世界なら、次の曲は現実の世界と言えるだろう。



第6楽章 - 雨ニモ負ケズ


この賢治の詩は、東日本大震災のあと、日本はもちろん、世界中で朗読された。

賢治の生き様、理想の生き方をこの詩は語っている。

何か、とても大きな人間的な包容力、計り知れない引力を感じる詩だ。

震災の悲しみと苦しみの最中、この詩に救われた人も多かった。


冨田氏は、あえて合唱団にアカペラで演奏させることで、
人生の寂しさや悲しさのを乗り越え、人として生きるための心の強さを表現しているように思えてならない。

震災後に東京で初演されたこの曲を聴いて、涙を流している客も多かったという。






第1楽章では、賢治が作った「種山が原の牧歌」が歌われている。

そして、終楽章において児童合唱団のメロディーに、初音ミクが三度の和声でハーモニーをつくることで、見事に現実世界と理想の世界「イーハトーブ」を融合させ、昇華させていると感じられる。

第1楽章 & 第7楽章 - 岩手山の大鷲〈種山ヶ原の牧歌〉








この演奏会を特集したテレビ番組の動画があった。
初演のダイジェスト版として、全体の雰囲気を知ることができる。


初音ミクは、第3楽章から登場するが、その歌が「注文の多い料理店」であるのが面白い。

料理店から出られなくなった2人の青年と、「パソコンから出られない」と歌うミクがオーバーラップする。

この演出も冨田氏らしい茶目っ気を感じる。




宮沢賢治は、クラシック音楽を聴いていて、チェロも演奏していたことは有名な話だ。

賢治がこの交響曲を聴いていたら、好奇心旺盛な彼らしく、嬉々として聴いていたに違いないと思う。







・・・ ちょっと気になる話題があった。


「この曲をクラシック音楽として扱うのはどうだろうか?」

「初音ミクが歌っているから・・・」

と、疑問を投げかけている、頭の固いクラシック音楽愛好家がいるらしい。





そうだろうか?

交響曲として、とても素晴らしい作品だと私は思う。

新しい表現方法を駆使して音楽を伝えることに対して、ジャンルだ何だと言うことはナンセンスだと思う。

音楽という形のない芸術表現によって、人に何を伝えられるか・・・

音楽から人は何を感受することができるか・・・


さまざまなジャンル、表現方法があり、どれが好きかは個人の自由。

いいものはいいと素直に受け止める柔軟性と、その世界観やメッセージを感じられる感性こそが、音楽を聴くことに必要なことだと思うのだが・・・




なんだか個人的な音楽論になってしまいましたね・・・(^_^;)



長々と書いてしまいました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
Posted at 2016/01/17 20:06:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ
2015年12月26日 イイね!

最近気に入っている曲 vol.32 組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲)

最近気に入っている曲 vol.32 組曲「展覧会の絵」(ムソルグスキー作曲/ラヴェル編曲)年末になると、ベートーヴェンの交響曲第9番(いわゆる第9)の演奏会がたくさん開かれる。

第9・・・

確かにすばらしい曲だ。







しかし・・・


へそ曲がりな私は、この時期の第9はあえて敬遠・・・





なぜかわからないが、年の瀬になると私は「展覧会の絵」を聴きたくなる。





お気に入りは、タイトル画像の ショルティ/シカゴ交響楽団の演奏。



※動画は、サントリーホールでの来日公演のようす。

「プロムナード」のハーセスの華麗なトランペット・ソロから始まり・・・



(11分30秒からの)「キエフの大門」でのオーケストラの音の饗宴で幕を閉じる。


最後の金管のマッシヴで、「これでもか!」と鳴らす凄まじい演奏に脱帽する。

当時のシカゴ響の『最強金管軍団』の面目躍如たるパフォーマンスだ。





チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団


この「キエフの大門」は、ショルティ以上の息の長い演奏。
金管群の息がどこまで続くのか・・・とハラハラする(^_^;)

さすがにシカゴ響ほどの塊り感はないが、
チェリさんの息の長い指揮に、よくぞ耐えたものだ。
あっぱれミュンヘン! と称賛したい。





車の中で、シカゴ響の演奏を大音量で聴くのが私の常(^_^)

この演奏を聴くと、何もかもが吹っ飛んでスッキリとした気分になる。





先日、洗足学園音楽大学から
360°パノラマ映像で「展覧会の絵」が配信されているのを知った。


スマホでこの動画を見ると、スマホを向けた方向の演奏者のようすが見られて面白い。

ちょうどステージ上で一緒に演奏しているかのような感じで視聴できる。




そういえば、最近楽器を吹いていないな・・・(-_-;)


この映像を見て、

演奏会に出たいという欲求が、沸々と湧き上がってきてしまった(^_^;)


今度、久しぶりにちょっと吹いてみようかな(^^♪
Posted at 2015/12/26 23:24:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | クラシック音楽 | 音楽/映画/テレビ

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