こんばんは、imo_kanegonです。
毎日寒い日が続きますねー。
寒い日にはインドアに限ります。
というわけで、今日は
ルノワール展ネタを紹介します。
私、imo_kanegonの趣味の一つ、美術館巡りもかれこれ10年。そろそろいい感じに経験値が増えてきましたよ!
私の書く絵は、ミミズが這った図形と完全に一致。
みなさん、ルノワール展が始まったのはご存知ですか?
そう。実は今、宮城県美術館でルノワール展が開催されているのです。
1月14日~4月16日の約3ヶ月です。
いつのまにか仙台でもこんなビッグネームの特別展が開かれるようになりましたね。
と言うのも、宮城県美術館は震災前、老朽化した空調設備しかなく、なかなか立派な絵を借りる事ができない状態でした。
美術品は完全な保存状態が大前提なので、厳密な温度・湿度・照度コントロールができない施設には貸してくれないのです。
震災後、復興予算を費やし空調設備を一新して、ようやくこんなビッグネームを呼べるようになったのです。
復興予算の使い方については賛否両論あると思いますが、私としてはたいへんありがたいなーと感じています。
以来、宮城県美術館ではフェルメール展、ゴッホ展、シャガール展、ミュシャ展、ピカソ展など名だたる巨匠たちの展覧会が次々に開かれています。
震災復興の名の下にたいへん貴重な絵画、美術品をお貸しくださる美術館や個人、法人、団体様には感謝のあまり言葉も見つかりません。
前置きが長くなりましたが、さっそく見に行ってみましょう!
天気も上々で、期待感も高まります!
かねごん、後ろ後ろ。雪、雪!!
あいにくの雪道でしたが、無事に美術館に着く事ができました。
さすがに雪国経験者ですので、仙台程度の雪では負けませんよ!
平日ながら駐車場には結構な車が入っています。さすがルノワール展ですね。
ちなみに東京・横浜あたりでこれだけの展覧会をやると人が集まりすぎて入場制限、1時間待ちなんて事が良く有るのですが、仙台はまだまだのんびりしてます。負けては居られませんよ!
さあ、入場です。
中はお見せできませんが、ルノワールの作品54点。なかなかのボリュームでした。
特に今回はルノワールの若い頃の作品も多く、とても新鮮でした。
色の魔術師と称される彼の作風が完成するまでの試行錯誤。
ルノワールは印象派を代表する画家ですが、その印象派がまだ権威に対抗する若い世代と思われていた頃、生計を立てる為に肖像画家として顧客の依頼に合わせて描いていた作品の数々。
ルノワールはモデルの内面の微細な機微を描き出す画家として有名ですが、紆余曲折の末、人が生きる事は苦難の道なので敢えて美しい部分だけを描こうという極致に至るまでの過程。
なかなか見ごたえがありますよ!
色の魔術師ルノワール・・・。色彩の魔術師がアンリ・マティス、同じく色彩の魔術師ウジェーヌ・ドラクロワ、光の魔術師フェルメール、光と闇の魔術師レンブラント、黒の魔術師エドゥワール・マネ。基本ですよっ!間違わないでねっ!てか、画家ってマジックユーザーが多すぎ(汗)特に印象派のパーティ編成はバランスの悪さが致命的です。奇襲されたら全滅待った無し。ここらで炎の画家ゴッホや万能の天才レオナルド・ダ=ヴィンチを仲間にして前衛に厚みを持たせ、愛の画家マルク・シャガールで回復。
100均の魔術師と呼ばれる私、imo_kanegonの芸風も、まだまだ未完成です。(嘘) ←冗談です。やめてー!石を投げつけるのは、やめてー!!
常設展・コレクション展もエゴン・シーレなどが展示されていてこちらもいいですよ。
宮城県美術館の収蔵品についてはドイツ近代美術が中心で抽象画も多く、正直なところ好みによるとは思いますが、近年ではジョルジュ・ルオーのミセレーレを収蔵するなど、わりとがんばってると思います。この辺の事は長くなるので割愛します。
さて心が満たされた後は、お腹も満たされなければなりません!!
普通におなかが減ったと書けよ、かねごん。という苦情の数々。
近くに母校があるので、久しぶりの学食で遅めの昼食です。
カツカレー大盛り 496円也。
カレー大盛りは250円ぐらいだったかな?ともかく圧倒的なコスパです。
豚すき定食大盛り 532円也。
ん? 何で2食?
永遠の謎なのでした。
世の中には知らないほうが幸せな事実があるのですよ。
スーパーでお弁当を2個買った時、お箸は1膳でいいですか?と聞いてきたレジのパートさんの慧眼には恐れ入りました。
<おまけ>
コストコに寄ってガソリンを入れてきました。
現在の価格は、119円/Lです。
近所の格安店でも133円ですので、結構お得になっています。
Posted at 2017/01/25 00:14:54 | |
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