<画像:佐藤弓生の本>
わたしたち壊れた月の破片を拾った。
だからわたしたちの旅はおしまい。
こんばんは、imo_kanegonです。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします!
おそっ! でも挨拶は大事ですね。
コロナ禍ですが、みなさんいかがお過ごしでしたか?
コロナ禍ですね!
そうですねー。
世の中はコロナ禍。みなさんそれぞれのコロナ禍生活を過ごされている事と思います。
私imo_kanegonの場合、コロナ禍で読書量が増えました。
かねごんの場合、増えたのは体重じゃないの?などと身も蓋も無いツッコミは止めましょうね!誰も得しないし。
タイトル画像は、佐藤弓生の本。
はいはい、佐藤弓生ね。・・・って誰?
今日は佐藤弓生の本を読みに亘理図書館へ行った話です。
注:佐藤弓生は後述。
はい、それではさっそく行ってみましょう!

<画像:立ち寄ったファミリーマート>
亘理図書館に向かう途中、最初に立ち寄ったのは多賀城のファミリーマートです。
実はここ、多賀城図書館と提携していて本を24時間返却することが出来ます。
コンビニで借りた本を返せる時代に!!!
今回、多賀城図書館で借りていたのはこの3冊です。
さっそく返却だ!!

<画像:コンビニ内の返却ボックス>
コンビニ内の返却ボックスに入れれば返却完了です。
簡単ですね!
ちょっと感動。
便利な世の中になりました。

<画像:割石>
ちょっと興味があった割石にも立ち寄りました。
割石って?
割石とは、言い伝えが残る石碑です。
言い伝えは結構残酷なもので、大昔に堤防の工事を行う際、女が無理やり人柱にされ、その女を弔うために作られた石碑であるとの事。
しかし、女は成仏できず幽霊となって表れ、侍が退治をしようと幽霊を刀で切り捨てたところ、石碑が切れていたとの事。
なんにも浮かばれない伝承!
言い伝えどおり、石碑はスパッと切れていました。
世の中って、勧善懲悪ではないんですよね。
女の霊が浮かばれますように。

<画像:亘理図書館はまるでお城。>
亘理図書館に着きました。
お城やん!
まるでお城ですね。
ちなみに、この建物は図書館、郷土資料館、役場、鉄道駅を兼ねた複合施設です!
ばばーーん!!!
ばばーーん!と口で言うかねごん。

<画像:豪華な入り口>
豪華な入り口をくぐって図書館へ向かいましょう!
入り口、無駄に豪華すぎない?

<画像:佐藤弓生の本を読みました。>
佐藤弓生の本を見つけて読みました。
どんな作家なの?
佐藤弓生の本を読み始めたのはごく最近、詩歌や短歌を詠む歌人であり翻訳家です。
書評によると、ゆくりない視点で作品を表現するとありますが、たしかにゆくりないと私も思いました。
ゆくりないってどんな意味?
ゆくりないというのはおそらく大和言葉で、思いがけないとか不意にという意味です。
unexpected という単語が近いと思いますが、それがゆくりか、ゆくりなしとなるのは、ほんとゆくりないですね。
ちょっと何を言っているのかわかりませんね・・・。
そういう、ちょっと不思議な評価がふさわしい作家だと思いました。
ほんとは借りてゆっくり読みたかったのですが、返しにくるのが遠いので1回で読み切りました。読めるボリュームで良かったです。
遠くの図書館はそこがたいへんですよね。

<画像:1階の郷土資料館も見てきました。>
注:許可を得て撮影しています。
1階の郷土資料館も見てきました。
亘理が古墳時代・平安時代には中央政府による東北支配のための要衝だったことや、平安時代あたりまでは土地の半分がまだ海でしたが河川の氾濫などで土砂が運ばれ次第に土地が広がった事、奥州藤原氏のルーツが亘理藤原氏だったこと、阿武隈川を利用した運輸・交通で大発展した事などが、展示数はそれほど多くないのですがかなりの熱量で展示されていて大変楽しめました。
熱量!
展示は熱量が大事だと私は思っていますが、亘理はたいへんドラマチックな土地柄だと思いました。
色々見て回ったり、本を1冊読んだので1日がかりとなりました。

<画像:とんかつ夕やけのロースかつ丼>
帰りに柴田町のとんかつ夕やけに寄り、ロースかつ丼を食べて帰りました。
でか!!
まるで、軽めのチャレンジメニューのようなロースかつ丼。
遠いのでなかなか行く機会はありませんが、とてもとても美味しいので、おススメです。
こんな感じで、コロナ禍の日曜日を過ごしました。
みなさまも楽しいコロナ禍の休日をお過ごしください。
それでは、みなさま、本年もよろしくお願いいたします!
え、今?
<追記1>
コロナ禍の為、感染防止に気を配り、マスク着用やソーシャルディスタンスや手指の消毒などに気を配り、ひっそりとした場所を中心に回りました。
<追記2>
佐藤弓生の本は宮城県では、県内の図書館に点在しています。
今回は亘理町図書館にしかない本を読みに行きましたが、他にも中新田図書館にしかない本などもあり、読むなら遠いのでまた1日がかりで読みに行く事になると思います。
読書とは、移動だ!
それでは、また次の機会に!
最後まで読んでくださった方ありがとうございました!
Posted at 2021/01/26 00:52:20 | |
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