WAKO'S F-1 / フューエルワン  

今回は本来の使い方ではありませんし、本来の効果を期待するものではないのですが、このケミカルが、整備の助けにはなったので、レビューします。

作業内容はエンジン機械類の冬眠明け再稼働にあたり、本材を直接的に使用し、スパークプラグの掃除やエンジンの燃焼室内壁のピストンの上下運動で触れる範囲を潤滑し始動しやすくしたもので、製品の効果を応用した形になります。

使用方法は、スパークプラグを外し、中心電極と外側電極の間の空間(プラグ装着時には燃焼室となる部分)にフューエルワン原液を貯めて、綿棒等でカーボン類を落とし、ネジ山の燃焼室内に入る部分はフューエルワンを染み込ませた布で拭き取り掃除をする。燃焼室内にもフューエルワン原液を数滴垂らし、クランキングをする。(するとクランキングが結構軽くなります)

スパークプラグを取り付け、エンジン始動操作をしたら、一発で掛かりました。

今回、この作業をしたきっかけは、オフシーズン明けに刈払機達を次々と始動していくなか、この個体は年季の入っていることもあり、直ぐには掛からないので、もう少し踏み込んだ整備をする為に必要な道具類を準備している時に、フューエルワンが眼にとまり、閃きました。


-追記-
中心電極と外側電極の間の空間ですが、高校の時に習ったので名前があったはず。調べてみるとやはり「ガスポケット」という名前がありました。

その教科は「農業機械」で、担当先生が車好きなのでしたが授業の冒頭で、「まぁ農園機械なんてのは、ほぼ車と同じなんですよ！なので、車の授業にします！その方が僕も進めやすいし、みんなの役にも立つでしょ？」
と言い、PTOの説明以外はホントに車の授業でした。