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イイね!
2007年10月04日

ディーゼルエンジン

ディーゼルエンジン 仕事で乗っているスカニアが二回目の車検を受けた。

二年間で16万㎞で大型トレーラーとしては平凡な走行距離だろう。

最近ではトレーラーヘッド(トラクタ)とはいえほとんどが直6ターボである。

昔なら大排気量多気筒が主流だった。
以前の日野プロフィアはV8で21000㏄だったし、V10やV12、24000㏄クラスは当たり前のように存在していた。

ところがスカニアはL6ターボでわずか12000㏄の排気量である。
それでいて生の24000㏄クラスの『力』を出す。
当然、燃費も排気量が半分のせいかかなり良い。

乗用車のスポーツエンジンのようにターボは燃費悪いという定説もディーゼルターボでは逆である。

ただ、その『力』には大きな違いがある。
一言で言うとパワーとトルクの違いである。

大排気量の生は吹き上がりも良くダッシュには強いが登り坂ですぐにダレてくる。
ターボは吹き上がりもモッサリしていて回転落ちも悪く、ゼロ発進加速は非常にじれったいが速度がのっていれば登り坂もトルクにものをいわせダレることなく速度を維持しようとする。

運転しやすさは好みによるだろうが、これからの主流は小排気量ターボになるんだろう。
環境問題やエコを考えれば間違い無いと思う。


さて、乗用車は?

石原都知事のおかけですっかり悪者となったディーゼルエンジンはほとんど消滅してしまった。

日本の自動車メーカーはわりに合わない国内向けディーゼルエンジンの開発を諦めてしまったのか?

環境問題を考えればガソリン車よりディーゼル車のほうが地球汚染要因の排出量は少ないらしい。

事実ここ数年の間にドイツではディーゼル車の普及率は七割を超えたという。

メルセデスのディーゼルも正規輸入が始まったし、動力性能や静粛性もかなりのものらしい。

トヨタアベンシスもヨーロッパではディーゼルをリリースしているし、MINIだってヨーロッパではトヨタ製のディーゼルを搭載して走っている。
なぜ日本国内でリリースしてくれないのか。

確かに北欧で流通している軽油は北海油田の植物性原油より精製されており、日本に中近東より輸入される動物性原油より精製される軽油よりずっとクリーンであるらしいのだが、それは精製技術で補って行けばよいではないか。

自動車メーカーは軽油に差があるから国内向けのクリーンなディーゼルエンジンの開発も諦めてしまったのか?。

技術的に出来ないはずはないと思う。
需要と開発コストの問題でわりに合わないからやらないんだろうな。

レース界でもル・マンでディーゼルエンジンが活躍しているし、スポーツカーのエンジンがディーゼルってのもありの時代になってきた。

このあたりで日本メーカーはヨーロッパ勢に遅れをとって欲しく無いもんだなぁ。

スバルと技術提携したトヨタにクリーンな最強の水平対抗ディーゼルターボエンジンを開発してもらいますか(笑)

しかし都内の環境を考えたからとはいえ、世間に『ディーゼル=悪者』というイメージを植え付けてしまったのはね~(-_-;)
まことに遺憾ですな(爆)

写真はスカニアのコックピット
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Posted at 2007/10/04 09:48:57

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この記事へのコメント

2007年10月4日 11:36
今回ばかりはこの疑問点に是非ともお答えさせて頂きたいと思います!

実はEU諸国でのガソリンはどの国も円換算で200円/Lを超えています。
軽油でも円換算で160円/Lなんです。乗用車の年間走行距離も日本の二倍以上の2万kmを遥かに超えています。
又、EU諸国と日本の排ガス規制の中身が異なります。また国民の排ガスに対する考え方の大きな違いがあるんです。排気ガス規制は大きく分けて二分されます。一つは地球温暖化の大きな原因の二酸化炭素の削減を主にした物。もう一つは光化学スモッグの要因になる窒素酸化物、炭化水素等のそれです。
前者の地球温暖化の被害はEU諸国では深刻で北欧の氷河が無くなってしまったり、オランダの海抜0m地帯のそれは更に深刻です。一方、後者の光化学スモッグや土地も比較的広い場所で使用される為に発がん性のディーゼル特有のススもさほど問題にならないのです。当然排ガス規制(現在はユーロ4)は前者に厳しく後者に甘いそれです。
ガソリンが高価で二酸化炭素排出削減に深刻な問題を抱えたEU諸国は日本での問題点とは意外にも大きく異なります。
コメントへの返答
2007年10月4日 13:31
問題点が違うからそれぞれ解決しやすい方に走った結果ですね。

軽油に掛かる税金が増えてからは割安感も減ったし、需要が減ればメーカーも力を入れなくなるし、国内でのディーゼル復活は難しそうですね。

ランドクルーザーのような大型クロカン車なんかはディーゼルエンジンのが合ってると思うけどなぁ。
ここまで悪者呼ばわりしなけりゃもう少しディーゼル車も残っていたんじゃないのかな?(^^;

実はレクサス購入時にセカンドカーとしてサクシードバンのディーゼル車も候補にあったんです。

ところが最下級グレードにしかなくATも無し!
なんでこうなっちゃったの(T_T)って感じでした。

で、さらにあり得ないだろうと思っていたメルセデスディーゼルの正規輸入開始。

日本メーカーももう一度頑張ってみようよ~って気持ちです(笑)
2007年10月4日 14:59
前のトレーラーの時には運転席に座らせてもらいましたね♪

動かしていいよって言われましたがバックが怖かったの覚えてますw

社用のハ○エースも都内通過禁止対象です
もっともハ○エースで都内行く事はないですけど(^O^)

1度スカニアのももさんと擦れ違ってます
コメントへの返答
2007年10月4日 15:07
ややっあせあせ(飛び散る汗)
すれ違いましたかexclamation&question

もしかしてスカニアでタンクローリー引いて伊豆半島に行った時かな?冷や汗

スカニア乗って見ますぅ?
オートマですぞ手(チョキ)
クラッチペダルあるけど(笑)
2007年10月4日 16:07
ももじろうさんのトレーラーのコックピットってカッコイイですね♪

今度運転させて下さい…(爆

さて、ディーゼルエンジンの件ですが僕には難しくてよくわかりませんが、未だに黒煙撒き散らして走ってるトラックやバスの横は走りたくないです。。。

一番最悪なのは渋滞に巻き込まれた時に走行車線に大型トラックいて自分の横に停まっている時ですね。。。

外気にしてると一気に車内が臭くなり、慌てて室内循環にしても手遅れ。。。って時ですね。

最近はかなり改善されているようですが、狭い日本では黒煙問題が解決されない限り乗用車には普及しないでしょうね。。。
コメントへの返答
2007年10月4日 20:45
運転席というより操縦席って感じがなかな気に入ってます(笑)

どうぞ~
ヘッドだけなら普通免許でOKのはずですよ(^^)

極最近のクルマ(私のスカニアを含む)はDモード(自動変速)で走っている限り肉眼で確認出来る黒煙はアクセル全開ベタ踏みフル加速時でも全く出ません。
マニュアルでレッドゾーンまで飛び込ませるような運転だと僅かに確認出来る程度です。

しかしトラック全体でみればそんな最新型は極僅かで、うちの会社でも10年落ち100万km突破している車両も現役バリバリですからたまらないですよね(苦笑)

私も黒煙撒き散らしそうなクルマには近付きません(笑)
2007年10月4日 19:16
やはり外車のコックピットは最近の日本車に比べるとシンプルで実用的に出来てますねぇ(^^♪

今やトラックにウッドパネルやCDそしてナビまでも!!
まぁ下手すれば家よりも長い時間いますからネ(^^ゞ

退院して今月いっぱいは休業中なんで、お時間があったらまた近々お会いしましょう!!
コメントへの返答
2007年10月4日 20:56
そうなんですよ~(^^;
実用的ではありますがオートエアコンやAV機器等の至れり尽くせり快適装備ってのとは程遠いです。

しかしスウェーデン本国仕様だと冷蔵庫は標準装備でオプションで電子レンジやコーヒーメーカーが付けられます(@0@)

国産は炊飯器積みますか(爆)

ゆっくりしてくださいよ~
またお願いします!


2007年10月4日 19:45
ももじろうさんの意見にもっともだと・・感じました^^

全ては東京都の右翼知事が悪い(笑)

スカニア一度運転してみたいです^^
コメントへの返答
2007年10月4日 21:01
ですよね~(笑)

了解です!。
焼津港にお尻を置いてヘッドで黒親父さんの所へ参上致します(爆)
(ヘッドだけならかなり自由が利きます(^^;)
2007年10月4日 21:03
みんなどっかの馬鹿都知事が原因。
自分はディーゼル大好きです。
今のヴェロが初めてのガソリン車ですから。
次はやっぱりディーゼルですね。
ヨーロッパではディーゼルのスポーツカーまであるのに・・・。
ガソリンよりもディーゼルの方が二酸化炭素の排出量が少なく効率が良いのに。
マスコミもいけませんね。
二酸化炭素の増加の問題では必ずトラックのディーゼル排気のシーンが出てきます。
環境を考えるとディーゼルの方が良い事を知らないみたいですね。

関東地方で脱税の為に軽油に税金のかからない重油を混ぜているのが元々の原因らしいですね。
黒鉛がかなり多くなるせいで悪者になっちゃてます。

ヨーロッパ車大好きな人に聞くとヨーロッパでは日本でほとんど見なくなったディーゼルのM/Tばかりと聞いてます。
やっぱり地球環境の事を考えれば当然ディーゼルと・・・。

乗用車のディーゼルがほとんどなくなったのが悲しいです。
商用に一部出ているだけとは・・・。
新型のレジアスエースバンは凄いですよ。
車両価格も凄いですが・・・。
コメントへの返答
2007年10月4日 21:28
私もディーゼル車好きです。

昔、スカイラインGTの2.8Dでスタートダッシュの強烈さに驚きました。
当時はローレルにはメダリスト、セド・グロにはブロアムと最上級グレードにディーゼルが存在してました。
クラウンはロイヤルには無くスーパーサルーンまでにしかなかったと思いましたが(汗)

確かに昔のはうるさくて汚かったけど(白いバンパーが黒くなってるのをよく見かけた)・・・。

アベンシスのディーゼル+MTはかなり高い評価を受けているみたいだし、MTが受け入れなれなくなってしまった日本ではディーゼルターボ+CVTなんてなかなかおいしい組み合わせだと思うんですがね~(個人的に(爆))

最新の技術を持って復活してもらいたいものです(^^)
2007年10月4日 21:53
ももじろうさんのおっしゃる通り、あの知事の発言でディ-ゼル車のイメ-ジ悪くなりましたよね。
当社のトラックも数台対策装置装着させられました。(都から援助はありましたが...)
レクサスにも頑張って開発してほしいです。
コメントへの返答
2007年10月5日 5:09
対策対象となった業種業界はたまったもんじゃないですよね。

うちも浄化装置取り付けやら早めの代替えやら予定外の出費にえらい迷惑をこうむりました。


アメリカで成功し確固たる地域を確立したレクサスが、ヨーロッパでもトップブランドとして認められるには、もはやディーゼルのラインナップも有力な手段かもしれませんね。

ヨーロッパ限定でもいいからアウディ並みにSC450tDとかいってお洒落なスポーツカーにクリーンで静かなスーパーディーゼルなんて出たらヨーロッパのセレブには評価されると思うけどなぁ(笑)
2007年10月6日 22:41
2年間で16万㌔?
ちとびっくり!
お仕事の車だから仕方ないのかな

エンジンのことはさっぱりわかりませんが
コクピット初めて見ました♪
いろんなメーターやスイッチが・・・
(・∀・)ほう
コメントへの返答
2007年10月6日 22:56
トラックにしては少ないぐらいの距離です。
走るクルマは5年で100万kmぐらい走っちゃいますよ。オドロイタ?

乗用車には無いメーターや装置がありますからちょいとごちゃごちゃしてます(笑)

ご主人なら見ればすぐなんだか解ると思います(^^)。

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「青い自動車 (Susie, the Little Blue Coupe) http://cvw.jp/b/16638/46632091/
何シテル?   12/27 23:50
ももじろうは映画『トラック野郎』から。 大型トレーラーで30年以上走り続けてきましたが、 定年で大型トレーラーを卒業し、 自動車学校の送迎バスドライバ...
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