目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
オーディオレスで購入したMH55Sですが、家族の希望もあって、まずはドライブレコーダーから取り付けることにしました。
前後カメラ&シガー電源仕様のYupiteru Y-110cです。
Web販売限定モデルなので、マニュアルをダウンロード、印刷して準備します。
今回は、暫定的にシガーソケットから電源を取るように配線し、ナビを取り付ける際にナビの配線から電源を取り直すこととします。
2
まずは、基準となるフロントカメラ位置を決めます。
家族も運転するクルマなので、運転席の視界を妨げないデュアルカメラの左、運転席から見てルームミラーの陰に設置することにしました。
ワイパーの拭き取り範囲内で、なるべく上側に設置しました。
少し姿勢を変えれば画面が見えて、操作も可能な位置となります。
設置後、電源を入れて動作確認した後、電源コードとリアカメラケーブルを天井のライナーの内側に収納していきます。
数カ所をスポンジテープでまとめながら作業します。
3
左のAピラーのウェザーストリップを抜き、ライナーを外します。
赤丸の2ヶ所がクリップの位置です。
クリップを外したら、ライナーを上側に引き抜きます。
電源コードとリアカメラケーブルを、既設の配線に沿ってダッシュボード下まで配線します。
電源コードは余長を整理して、そのままシガーソケットへ配線します。
リアカメラケーブルは、今後の配線の変更を考慮して、ダッシュボード下とバックドア周辺の両方で余長を取るものとします。
ダッシュボード下に前側の余長を整理してから再び折り返してAピラーを通り、後部へ向けて配線します。
4
電源ケーブル、リアカメラケーブル上り/下りの3本を、既設配線のガイドにアセテートテープで固定しています。
5
外したAピラー・・・赤丸2ヶ所がクリップです。
6
ダッシュボード下を配線するためにグローブボックスを外します。
グローブボックスを両側から内側に押しながら手前に引き、赤丸2ヶ所のストッパーを外します。
7
グローブボックスを上に引き、軸から外します。
グローブボックス奥に余長を整理しておき、全ての配線が済んでから結束します。
8
電源は、グローボックス脇から下に通し、シガーソケットへ。
ナビを取り付ける際、ナビの配線から電源を取れるように準備しておきます。
9
リアカメラのケーブルを後部へ向けて配線します。
ドアのウェザーストリップを外し、天井のライナーとの隙間を通します。
エアバックを避け、所々でスポンジテープとアセテートテープで留めます。
数カ所、鋭利な金具の飛び出ている箇所があるので、ここは確実にスポンジテープでケーブルを保護します。
10
Bピラーもライナーを外してケーブルを通します。
見えにくいですが、赤丸の位置にライナーのフックが掛かるので、その上にケーブルをスポンジテープで固定します。
11
そのまま後部へケーブルを配線していきます。
12
バックドア周辺の配線に移ります。
まずワイパーモーターのカバーを外します。
非常に堅いので、ウエスで車体・ガラス面を保護しながら、内張外しを使いました。
4ヶ所のクリップで留まっています。
13
バックドア周辺は4回に分け、配線通しを使用して配線します。
まず①のウェザーストリップを捲り、一度ここに出してから、②の蛇腹車体側に出します。
続いて③の蛇腹バックドア側に出し、最後にワイパーモーター部分に通します。
③の下側内部に、リアカメラケーブルのバックドア側の余長を仕舞いました。
14
リアカメラの位置は、ワイパーの拭き取り範囲内のなるべく上側、デフォッガーの熱線を避けつつ、左右中央としました。
15
リアカメラの位置が決まったら、スポンジテープで配線処理します。
配線でカメラが引っ張られない程度に余長を設けます。
16
フロントカメラ側でリアカメラの状態を点検します。
きちんと映っています♪
17
全ての配線が終了し、機能を点検できたので、ワイパーモーターのカバーを戻します。
18
ワイパーモーターのカバーには、ケーブルの逃げ加工を施しました。
19
MH55Sは、上側にワイパーモーターがあるため、拭き取り範囲内で最も上に設置してもこの位置になります。
20
ダッシュボード下に戻り、電源ケーブルとリアカメラケーブルの前側の余長を整理し、グローブボックス内の太いパイプにタイラップで固定します。
グローブボックスに干渉しないことを点検します。
最終的な全ての機能点検をして作業終了です。
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