2016年11月13日
柔よく剛を制す 剛よく柔を制す
今回二人のコースレコード更新で二人のチャンピオンが生まれましたがよくよく考えるとこの二人は同じ環境下にあったと思います。
それは一緒に走る仲間の問題
上手いと速いは同じではないと何度か書きましたが実は運転が上手いは練習すれば誰でも成れます。
しかし大体の人は上手いが遅いというオナニープレーで終わっている人が殆どなんですよね・・
データロガ眺めている人なんて良い例ですよね
人のデターを見て自分の駄目な部分を見て研究するって簡単に言えば速くないと言うことですからね
解りやすくいえば・・・
例えば完璧な操作で曲がれる限界が80キロのコーナーがあったとして一目見て80キロで曲がれる人が速い人であって70キロで恐る恐る80キロに目指す人が普通の人
この普通の人が陥りやすいのが80キロ未満で限界と勝手に線決めしてしまう人
これが上手くて遅いオナニープレーの正体
下手なのに速い人とりあえず80キロで曲がれる人
傍目から見るとアンダー出して下手糞が無茶していると見えるかもしれませんが曲がりなりにもそのスピードで進入しようと判断して曲がり切れてしまう人は速い人と言って良いと思います。
何故なら少なくとも進入は失敗していない訳ですからね
コーナーでクリップから先なんて誰でも踏めます
馬鹿でも踏めます
コーナーは前半が全てです。
前半を失敗したらすべて失敗です。
だから自分の限界を勝手に線決めしてしまうと絶対に速い運転にはたどり着けません
で・・
今回の二人一緒に走っている仲間内に一人速い人が居た事が大きい
特に軽自動車の場合車の差が数馬力ですから自分の決めた線を越えた走りを目の前で見れたら何とかしようとしますよね
同じサイズの同じ銘柄のタイヤを履いているから言い訳できませんからね
トゥディと一緒に走っているN君は頭が良い運転。コース全体を見てアンダーが出てもここはOKとか考えながら運転するコース攻略に優れるタイプ
ノーマル3ATは元々FT86で例のバランススロットルの少年と走っていた。彼はバランススロットルで攻略できているから若いが上手くて速いと言っていいかもしれない。
実際バランススロットルは気持ち車速が高いから起こる現象過で曲がりきるテクニックですからね
この二人が運転経験の少ないのに速い、そして乗っている車が遅いと言うのもポイントですね
つまり今回コースレコードを更新した二人には上手い運転が出来る経験と基礎があった。
だから速い相手を怖い思いをして追いかけても事故はしないし更なる技術の蓄積があった事が大きい
二人ともゼロカウンターの慣性ドリフトが出来ますからね
(軽自動車の三人組の555の中ではトゥディだけ FT86の仲間内ではロードスターもMR-Sも出来る)
逆に言えば速いけど上手くない相手が性能的に相手が劣るからついて行けたし技術が吸収もできた。
これは奇跡の組み合わせ
今後速いけど上手くないは、速くて上手くなる
それに対して上手いけど速くないは、上手くて速くなる
柔よく剛を制す 剛よく柔を制す
上手いけど遅い集まりだったらここまで人間で速くならずに部品に頼ろうとするだろう
そういう意味では大きいね
奇跡の速い奴が遅い車で上手い奴が速い車という組み合わせ
下手(運転経験が少ない、僅か数ヶ月の経験)で速い人って才能ですからね
因みにその才能があると
なんでそんなにゆっくりブレーキするんだろう?
なんでそんなにゆっくり曲がるんだろう?
って周りが見えるんですよね。笑
だから彼らチャンピオンの一番の脅威は
仲間内の速い(才能がある)奴なんだと思う
もし同じ車だったら・・・って考えちゃいますよね
その時には一皮むけて化ける奴が現れるかもしれない
それは
速い奴なのか?
上手い奴なのか?
楽しみです♪
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Posted at
2016/11/13 15:40:45
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