敦賀に、電車で行ってきました。その理由とか、前編は
こちらから。
同行者がいるそもそもの発端は、結構マニアックにいろんなところに行っているらしいわたしの気配のようなものを感じたのでしょうか、おもしろそうだからどっか行く時は誘ってほしいみたいなことを言われたからなのでした。とはいえクルマで夜行弾丸ツアーとか、クルマで車泊ツアーとか、クルマでは泊まらないけどサウナに泊まりますとか、クルマなら高速だよね?と思わせておいてのまさかの下道とか、どれもこれもマニアックにも限度ってものがあるだろう。
で、そういう話になった段階で、スタレビのライブに行くついでに電車で敦賀に行くし、車内で朝から飲み鉄ツアーだと思ってたので、じゃぁこういう計画があるんだけど行く?ライブはこの場合オプションのようなものなので、ライブなしで帰るのもありだよねとなったんだけど、ライブにも行くということでチケットをもう1枚取ったのでした。あとから取った方がわたしの1列後ろなのにやや真ん中寄りと観やすいいい席になったのはなんなんだと一瞬思ったけれど、まぁお初の方にいい席で観てもらいましょうってことで。あっ、別にスタレビのライブのネタバレを見てしまって残念な気持ちになる人ってここの読者にはいないと思うんだけど(爆)、でもネタバレを望まないんだったら引き返すなら今ですぜ。
そうしてやって来ました、敦賀市民文化センター! 当日券も売ってたけど、見る限り1階席は満席だったと思う。MCからは2階席にも結構入ってたんじゃないかと思う。見えなかったけど。
関係各位からのお花。ボーカルの根本要さんは前の日だったかに、地元のFM局にも出演してたらしいですね。
休憩中は写真撮影可です。そして拡散も可。後ろのスクリーンに書かれている決まりを守れば、なんだっていいってことです。ライブの演奏時間は3時間以上あったかな。そして17時30分開演に対して、ぴったりに始まった! なお休憩中にステージ上で彼らは何をしているのかというと、ひとことで言っちゃうとグッズの紹介。もうちょっとだけ詳しく言っちゃうと、メンバーをいじったりしながらのぬるくおもしろいトーク。
そして休憩も演出のうちで、スタレビ率いる星屑旅行社がみなさんを宇宙旅行、星屑冒険ツアーにご案内します〜というのがライブの全体コンセプト。ところがこの宇宙船(スタレビのことね)がかれこれ45年もので、途中エネルギーが切れたりする。休憩なのはブラックホールに落ちちゃって、回復に時間がかかるからってことでした。そうそう、パーカッションのVOH林さんも直接は出てきませんが、間接的にちゃんと出て来ますよ。その出方がまた、ちゃんとライブ全体のストーリーに絡んでくる感じ。これだけライブにストーリー性や一種の世界観があるのも珍しいと思う。知る限りではユーミンの次くらいにきっちり作り込まれている。これまでは映像も含めて野外など、イベント的なものしかスタレビのライブを観たことがなかったから、かなり新鮮だったなぁ。
セットリストは見ての通りなんだけど、例によって特に印象に残った曲のあれやこれやを。ちなみに曲名と曲が一致しないものも少なくないのですが、聴いたことのない曲が演奏されることはありませんでした。なんでかなぁ、スタレビのアルバムは
最新アルバムのこれと
これを買って持ってて、あとは
これの2枚セットじゃなかった頃のものを大昔レンタルで取り込んだだけで、その他もっとたくさんのアルバムが出ているはずなのに。
ナントとカナルの物語
下線のあるタイトルをクリックすると、歌詞へのリンクに飛びます。以前も
ここでちょろっとだけこの曲の話はしていますが、その時はなんとかなるじゃないけどこの曲の演奏あたりからいい感じに晴れていったって話でした。その時は詳しくは書かなかったけれど、「雨上がりの空」って歌詞がまた、去年の河口湖ステラシアターにピッタリだったなぁ。
で、この日。なにかと自分の周辺が変化していって、幸いそれに疲れたり苦しんでたり困ってたりはしてないんだけど、それでもこれまでのようにはいかないし、なんだかんだいっても慣れない環境って疲れるんだよね。朝も早いし。そんなのも含めてなんとかなるって背中を押してくれる曲。いいですよ〜。
君のキャトル・ヴァン・ディス
ギャランドゥって何?って思ったことがある人はいるかもしれません。陰毛とつながっていることもある下腹部の毛のことという話もありますが、それと似ている語感を持つ気がするキャトル・ヴァン・ディス。MCで言われてみれば・・・と思ったけれど、確かにキャトルってフランス語だ。バレエをちょっとでもわかる人ならアン(un)、ドゥ(deux)、トロワ(trois)って聞いたことがあると思うんだけど、それって1、2、3ってことなんだな。で、4がキャトル(quatre)。そしてヴァン(vingt)は20。ディス(dix)は10。フランス語もローマ数字みたいな数の表現をするので、4×20+10ってことで90。君の90。なんじゃそれは。
でもさぁ、根本さんのMCでへぇ〜って思ったんだよ。カネボウ化粧品の90年春のキャンペーンソングなんだって。で、そのことを知って歌詞を味わいながら聴くと、確かにどう見ても化粧品のキャンペーン曲じゃないかと。というわけでひろいものですが、当時のCMとともにキャトル・ヴァン・ディスをどうぞ。本人は売れなかった多くのシングル曲のひとつだって言うけれど、見事な作家の仕事だと思うぜ。
還暦少年
自分たち(スタレビのことね)を歌っているって明らかにわかる歌詞。だからこその説得力。それとともに歌われている内容についても、「あ、わかる〜」って思える自分がいるんだな。
AVEREGE YELLOW BANDにも同じように、スタレビ自身のことを歌っているようでいいなぁって思うけど、今回のライブでは演奏されなかった。これも結構好きなんだけどね。
「あ、わかる〜」の部分だけど、3月でわたしのライブ活動(ここでたまに出てくる隠語ね)は終了だと思っていたのですが、実はいまだにライブはやっております。本数はここ数年少なくなっていましたが、もっと少なくなってますけどね。最盛期の2〜3割くらいの本数じゃなかろうか。かつてのように再現性も求められない一発勝負なので、完全に譜面なしですけどね。今日しか出せない自慢の音ですよ。
今夜だけきっと
いわゆるサビから始まる曲です。スタレビのライブは一緒に踊ってくださいとか、一緒に歌ってくださいってのが多い。踊れるのは動きがシンプルで、歌えるのはメロディアスだけど普遍性が高いからだと思っているけどね。で、この曲も一緒に歌ってくださいの曲。歌詞がわからない?だいじょうぶ、後ろの画面に出すから。ど〜ん!
今夜だけきっと 悲しいの
明日になれば 忘れられるのに
ため息ひとつ 手のひらに
そっとこぼれて 風に消えた
スタレビは歌詞が聞き取りやすいのもあってあんまり歌詞カードを見て聴くということがないのですが、こうやって改めて歌詞を見て思ったのが、2行目はどっちの解釈なんだろうってこと。「明日になれば、あなたのことを忘れることができるのに」という解釈なのか、「明日になればあなたの記憶から消えてしまうのに」という解釈なのか。まぁこういうのって、明確に答えがわからないことで余白を生み出し、その余白が味わいを増すものだと思うのでどっちの解釈かなぁなんて無粋なことはやめときます。でも、
こちらの文章はざっくり自分の感じていることと方向性があっていると思う。
同行者からは参加者を増やしてさらなる企画を期待しますって感じで大好評でした。星屑旅行社のツアーを斡旋したものとしてもうれしい話ですが、今夜だけきっとムフフなことはなかったしそれは違うだろうってことで、無事に家路に向かったのでした。

Posted at 2026/04/15 00:07:02 | |
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音楽 | 日記