ぼんぼり祭りに行ってきました。一応初参加。なんでぼんぼり祭りに魅せられたかというと、ことの発端は
「花咲くいろは」なのですが、詳しくは
こちらから。そうそう、ぼんぼり祭り期間だからでしょうか、期間限定で花咲くいろは本編もYoutubeで見られますよ。
普通に路線バスに乗るよりちょっと高いのですが、収益の一部は能登半島の被災地に届くとのことなので喜んで払います。
チケットは9月30日まで売ってました。1枚2000円。ただしこのハガキ大のものは入場引換券であって、当日受付で引換をしないと入れません。この日湯涌温泉に宿泊すると自動的に参加できる(というか参加したくないのにこの日に泊まる人はいないと思う)ほか、金沢市内ホテルの協賛プランだったかで宿泊しても入場できます。でもあとで知ったのですが、湯涌温泉に泊まった方がお祭りをいいところで見られるね。ただし湯涌温泉の宿泊キャパ数は450人くらいだったと聞いたことがある。お祭りの日以外は静かな、金沢の奥座敷とも言われるようなこぢんまりとした温泉街なんです。
湯涌温泉ではなくて、湯乃鷺温泉に到着です。
17時で湯涌温泉街へは、上述の入場券を持っている人か宿泊者しか入れなくなります。それまでだったらフードコート街で飲食したり、観光協会でグッズを買ったり、運よく権利をゲットした人は
nano.RIPE(ナノライプ)のライブを観たりしてたんだと思う。そうそう、飲食してもグッズを買っても収益の一部は能登半島の被災地に届くらしいです。
というわけで
三郎丸醸造所のハイボールを、能登豚のソーセージで飲む。うま〜。
続いては、「あのオムライス」を。気になる方は花咲くいろはの19〜20話を見るとよいと思いますね(笑)。別の「あのオムライス」もあるんだけど、それは花咲くいろはのどの回を見ればわかるんだったか。いっそ全部見るとよいと思いますね(笑)。名作ですから。
三郎丸醸造所のハイボールがうまかったので、さらにおかわり。くろ舟のたこ焼きにあわせて。
このハイボール、缶に入っているものを写真の通り特製プラカップに氷を入れて、じょぼじょぼと注いで提供されます。これで500円です。安くないか?お店だったら600円とか700円とかで出してもいいものだと思うんだよ。ところが後日、セブンイレブンでなんと360円で売っているのを見てしまった。140円ぼったくっているということを言いたいのではなくて、プラカップのお代とイベント会場であることにかかわる経費、さらに収益の一部が何度もいうけど能登半島の被災地に届く。それで500円って爆安じゃないのかと。
おかげさまで結構酔ってしまいましたが、無事にぼんぼり祭りの核心部分に入る入場券をゲット。核心部分が何かについてはあとで。
グッズを買います。のぞみ札は必須ですね。これを買って書いて、最後を見届けるところまでがぼんぼり祭りだと思いますね。最後についてはまたあとで。あと、卓上カレンダーも買いました。
16時。温泉街からいったん人を締め出します。16時までなら例のパスがなくても入れますけどね。そして17時から再び温泉街をオープン。ただし17時以降は、2000円のパスがないと入れません。ここからがぼんぼり祭りのスタートとも言えるでしょう。
湯涌温泉総湯前の扇階段特設ステージで各種イベントが始まります。まずはほくりくアイドル部のみなさん。
続いてゆのさぎJAPANのみなさん。「花咲くいろは」の曲をアカペラで歌うグループです。
そしてnano.RIPEボーカルのきみコさんによる歌唱奉納。肖像権の関係上撮影不可で、撮っても個人利用限定ということで撮りませんでしたが、花咲くいろはに出演していた声優の伊藤かな恵さんや豊崎愛生さんも来ていました。
ここからがぼんぼり祭りの本番です。なおぼんぼり祭りとは、公式サイトによると次のようなイベントです。
2011年にOAされたアニメーション作品「花咲くいろは」に登場する「ぼんぼり祭り」を、「浅野川水害」からの復興3周年を記念して、湯涌の地に根付いたお祭りとして、製作委員会や行政、地域の皆様のご協力を得ながら開催。毎年10月(神無月)に湯涌稲荷神社の「小さな神様」が出雲まで迷わず帰ることができるよう、人々が「ぼんぼり」で行く道を照らし、そのお礼に「ぼんぼり」に下げられた「のぞみ札」に書かれている、人々の「のぞみ」を出雲の八百万の神々の元に届ける様を表しております。
なので神様を湯涌稲荷にお迎えに行くところからお見送りをするところまでがお祭りの中心で、最後は小さな神様の道標となるよう、のぞみ札を燃やします。神様は、のぞみ札に書かれた願いをかなえてくれるのだそうです。この燃やす部分、お焚き上げの儀が祭りの核心部分なのですが、湯涌温泉街の一番奥、玉泉湖で行われるため、入場者数を絞っているのです。なおお焚き上げの儀のチケットは入手できなくても、扇階段前のスクリーンで見ることはできます。そしてここに入れる順番があって、湯涌温泉の宿泊者→ぼんぼり祭りに個人協賛をしている人(ぼんぼりを掲げられる)→フードコートで飲食してスタンプを集めて抽選して入場券を手に入れた人の順なのでした。
全部が終わって帰る時に撮ったものです。こうやってぼんぼりが小さな神様の行く道を照らすのです。
今年、湯涌温泉で長く続く旅館のひとつが閉館し、人手に渡ることになりました。商売そのものは悪くなかったようで、それよりも将来を見越すと後継者がいないことが問題で、それでいったん閉めることになったそうです。でもね、地域の人たちはこのお祭りをホントに大切なものだと思ってやっていると思うので、いつしかまるでアニメとは関係ないと思われるくらいの、実在するお祭りがアニメに出てきているんだと思われるくらいになっていくことを願わずにはいられません。
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Posted at
2024/11/04 02:37:05