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tetsurinのブログ一覧

2014年11月15日 イイね!

スカイラインの今と昔を語る

 マツダの販売店に行ってきました。何をしに行ったのか、何があったのか、書くネタはいろいろですが、とりあえずきょうは表題の件について。

 ベストカーが置いてあったんです。手にとったのは11・10号でした。どうしてもこの記事は読みたい!と思ったものがあったのです。
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 先日亡くなられた徳大寺有恒氏の文章ですな。しかも、テーマがスカイライン。

 運転するだけでなく所有することでクルマというものに本格的に触れるようになり、クルマというものをもっと深く知りたいと思っていた矢先に、徳大寺氏の文章に出会った気がします。メルツェデスとか、ジャグァとか、原音に近いのかもしれませんが独特の表記を多用し、日本車はダメだ輸入車は素晴らしいと言わんばかりにバッサバッサと斬りまくる。なんて言うのかなぁ、そりゃぁ金持ちがお高い輸入車転がしているような視点から日本車を見れば、それはもうどうしようもないものにも見えるんでしょう。
 
 でもさぁ、実際道路には多くの日本車が存在して、それをいいと思って乗っている人も多数いるわけだから。古臭い舶来主義者みたいに見えて、最初は嫌だったなぁ。まぁ自動車評論家には、評論する上でのその人の立ち位置ってのがあって、その人の立ち位置から見た視点で論じているに過ぎないわけなんだけど。例えばプリウスを買う前の伏木悦郎氏はFR至上主義者、スポーツ走行重視者みたいなところがあったと思うし。松任谷正隆氏だと本人のブログとか、COTY選考委員としてどれに投票しているかなどから、欧州系コンパクトを好むんだろうと思うし。

 そういうことがちょっとはわかるようになってからは、「徳大寺氏の褒めるものは相当いいに違いない!」、「徳大寺氏の褒めないものでも、それなりにいいに違いない!」と、割りきって読めるようになりました。そういう意味ではその人の主義主張を感じられる、評論する上での立ち位置がある程度明確な、いい評論家だったとわたしは思っています。いかなる分野でも、ぶれまくる評論をする人なんて、どれだけでもいますからね。

 さて、徳大寺氏が語るスカイライン。直41500のクルマに直62000をぶち込んで、ポルシェを1周だけだけど抜いたという話あたりから、一気に飛んで現行のモデルへ。そっか、途中はすっ飛ばしちゃうわけね(笑)。まぁ徳大寺氏がスカイラインを語ろうものなら、4ページでは到底足りないのはわかるけれど。そんなわけでわたしが語っちゃいますよ。しかもあえていい話の少ないR33について。

 GT-Rの復活とともに肯定的に語られるR32に対して、でかい重い遅いと散々な叩かれようだったR33。でも今思うと、現行のV37につながる流れを作ったモデルのような気がするなぁ。入庫させた際の代車でよく出てきて乗りましたが、セダンとしては実によくできていたと思うし。わたしの乗っていたのは2LのSOHCだったけれど、クルマのよしあしはエンジンのスペックじゃないってことを教えてくれたのがR33でした。いいクルマだからこそ、金沢から下道だけで青森まで、鹿児島まで、走ろうと思ったし実際に走れたわけだし。R33に乗っていなければ、エンジンだけではない走りのよさというものを知らなければ、今マツダ車に乗っているってことはなかったかも知れない。

 実は徳大寺氏の記事は、エンジンの話ばっかりだった気がするんですけどね(笑)。それでも惜しい人を亡くしたと思いますよ。スカイラインと同じで、なんだか遠いところに行ってしまったなぁって思います。
Posted at 2014/11/15 23:16:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗してないクルマの話 | 日記
2014年10月26日 イイね!

最期の旅路

 実家にあって、長らく走っていなかったアリオンを動かしてみることにしました。車検が終わって1年くらい動かしていなかったので、エンジンがかからないのは当然のこと、キーレスも反応しません。バッテリーが完全に放電してしまっているんです。そこでまずはJAFを呼びました。幸い平成14年式と結構古いので、鍵穴はうちのプレと違ってありますから、ボンネットを開けることはできました。
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 12年前のクルマとは思えないくらい、内装はとても綺麗です。オーナーは知る限りフェローマックスハードトップに始まり、2代目カリーナセダン確か1600、初代カリーナED 2L Gリミテッドと、歴代の愛車をものすごく大事にしてきました。しかも新車時からの走行距離が34,369km! そしてこれから人気の出そうな4WD。
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 不十分ながらブースターケーブル接続によってエンジンはかかりました。灯火類やエアコンは動くことを確認し、おそるおそる走りだしましたが、タイヤがきちんと転がっていないような音がしました。見た目通り、タイヤの空気圧が相当下がっているのでしょう。それは予想通りだったのですが、ブレーキを踏んだ際の音が文字で表現できないような音でねぇ。正直、かなり怖かったですよ。それでも販売店に到着する前に壊すわけにも行かないし。後に来たクルマにはすみやかに道を譲るなど、最新の注意を払ってトヨタの販売店に到着しました。

 不動車でも買い取りますって業者があるけれど、そういうところに大事にしてきたクルマを出すのもどうかと思い、お世話になっていたトヨタの販売店へ連絡。事情を話し、懇意にしていた担当さん(わたしでも名前は知っていました)に最期はお願いしようと。いくらで売れるかわからないけれど、あとの処理をお願いしますと言ってきました。


 なんかね〜、しばらく一緒に行った妹も含めた3人でしばらく話していたんだけど、60を過ぎて再雇用されたような営業マンだと、長年の顧客がたくさんいるみたいね。なんでも、10くらい年上の人が多いんだって。で、だんだん自分の顧客がいなくなっていくなぁって。なんだかクラウンとかに乗っているような、おじいさんの顔とかが浮かぶような話でした。
Posted at 2014/10/26 22:51:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗してないクルマの話 | 日記
2014年10月17日 イイね!

コンビニと自動車雑誌

 うちの近所だと、徒歩圏内にファミリーマートがあります。サークルKだと、徒歩で行けるけどちょっと遠いな。でもきょうは、自転車で行くような距離だけど、ちょっと遠いので自宅からは行かない、自宅への帰り道の途中とかに行ったりするローソンの話です。

 自宅から一番近いローソンは、とある高校から一番近いコンビニだったりします。そのコンビニに限らず、最近は雑誌が売れないって言うし、ましてや自動車雑誌なんてもっと売れないらしい。いろんな自動車雑誌が、往年の自動車ファンにも手にとってもらえるような企画を打ち出しているように以前から思っていたけれど、新車のインプレなんてネットを探せばタダで読めたりするからねぇ。個人の書くブログなどの文章だって侮れないことがあるし。そのローソンでは、自動車雑誌は1冊も置いてないんです。

 ところが、自宅から2番目に近い、もしかしたら上り坂がないぶんこっちのほうが行きやすい気がするローソンは、ちょっと事情が違う。なんとベストカーにドライバーにホリデーオートと、豪華に3冊。新車系じゃないものも含めると、もっとあったのかも。エリアとしては隣接地域なのに、なぜにここまで違うのかと思ったら、そのローソンはメーカー系自動車販売店の本社前。そして、その自動車販売店本社の近隣、歩いて移動できる範囲内に同業他社の本社が2軒。本社じゃないけどメーカー系販売店が4軒。業者の類やレンタカー屋も入れればもっとあるような、自動車販売店集積エリアです。

 そういう立地が、自動車雑誌を充実させることにつながっているんだと思うと、コンビニってすごいですね。誰が買っているのか知りませんが、自動車雑誌を読んで同業他社の製品情報をチェックするような、勉強熱心な販売員がもしかしたらいるんじゃないかと思うとちょっとうれしいんだけど、実際のところはそういう人って少ない気がするなぁ。どうなんだろうねぇ。
Posted at 2014/10/18 23:20:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗してないクルマの話 | 日記
2014年10月06日 イイね!

愛車との別れ

 タイトルを見てドキッとする方は少ないかもしれませんが、念のためうちのクルマの話ではないので、まずはご心配なく。

 先日のことですが仕事中、同僚とクルマで外に出ることになりました。今の事業所ではこういうことがすでに複数回ありますが、考えてみれば珍しいことのような気がします。前の事業所では5年いたけど、きっと片手で数えるほどしかなかったはず。

 で、うちのプレで行くことになったわけですが、そもそもの理由というのが、同僚のクルマのガソリンが少ないことから。なぜ少ないかというと、翌日クルマを手放すからなんだと。そのつもりで少量だけ入れたのに、結局いろいろ出る羽目になって、もう1回入れたんだって。

 出先へ向かいながら、着いてからもしばらくそのクルマの話をしていました。まだ新しいし乗れるんじゃないかと思っていたけれど、もう15年にもなるんだと。確かに会社の敷地を出るときに見たそのクルマは、初代モデルというか、現行の2世代前のモデルだった。最初にマツダ車を買った頃、そのクルマも当時の現行モデルとして存在してて、買った後に一瞬、「こっちの方が四駆でターボで走りにも定評があって、でも少し高いくらいでお買い得に買えたんじゃなかろうか」って思ったこともあったけれど、プレマシーを買って後悔はなかった。その次も、別のモデルとはいえプレマシーを買うくらい満足してた。

 同僚のクルマには、それこそ15年分のいろんな思い出が詰まっているみたいでした。遠くに行った時に、高速道路上でトラブルが発生して、急遽高速を降りた話とか。休日だから系列販売店も整備はうまく対応できなくて、やむなくJAFを呼んだ話とか。でも、手のかかる子どもほどかわいいじゃないけれど、終わってしまうとなるとそれらもいい思い出? ふと見ると指で目を拭う同僚の姿が。

 前に乗っていたプレマシーは、そんなふうにゆっくりと別れを惜しむ間もなく、まさに自宅前で突然死という感じでお星様になってしまったので、そういう感慨はなかったなぁ。だからこそ、そういう感慨にひたれるのがちょっとうらやましかったり。それでもその前のクルマ、R33スカイラインからCPプレマシーに乗り換える際は、販売店で並べて最期の写真を撮ったりと、感慨深い別れをしたんですけどね。

 なお先代の愛車、CPプレマシーとの日々については本館(さときん帳)へどうぞ。さときん帳以前の本館でしたら、ウェブアーカイブから、URL欄に「 http://www.satokin.com/PREMACY 」(コピペ推奨)と入力して検索で、かつての本館の残骸を見ることができます。
Posted at 2014/10/09 23:25:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗してないクルマの話 | 日記
2014年09月05日 イイね!

NDロードスターに思う

 NDロードスターの外観などが発表になりましたねぇ。これに乗ることがあるのかはわかりませんが、正直息をのむほどかっこいいと思いました。写真であれだけかっこいいんだから、実車はもっとかっこいいんでしょうねぇ。

 で、さとと、ロードスターかっこいいよねぇって話になりました。かっこいいよねぇ。欲しいよねぇ。で、最近になってようやく理解できたんだけど、今の支社管轄において、お客さんなどを自分のクルマに乗せてはいけないのだそうだ。過去の事業所では、今の支社管轄とは違うってのもあるけれど、必要に応じて乗せまくってましたけどねぇ。

 以前、副支社長になったらロードスターに乗る!って話をしたのですが。さとの了承も取っているのですがね(笑)。副支社長になったら、仕事上クルマに人を乗せることがなくなるってのが理由だったんだけど、それって既に、そんな状況になってるじゃない。AZワゴンから乗り換えて、わたしがロードスターに載って、さとがプレに乗って保育園の送り迎えとかもしたらいいんだ。

 まぁ、今ロードスターを買う話はないし、来年にはもう1人増えるという状況において、到底話を切り出す状況にすらないんだけれど。エラくなるまで待ちますよ。
Posted at 2014/09/05 23:34:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | 試乗してないクルマの話 | 日記

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「体に悪そうな色だな。それが一周まわっておいしそうでもあるが。」
何シテル?   10/05 22:34
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