中国地方だいたい一周の旅に限らず、旅行に出るときはあるテーマを持って行くようにしています。で、最近のテーマは、ちびっ子がいることもあって、ちびっ子連れでは行けないところに行く。できないことをする、というもの。
それにプラスして今回は、会社の夏休みを利用して土日ではなく、平日が多かったので、マツダミュージアムに行ってきました。いわゆる聖地巡礼ですな。実は今回の旅、最大のメインですよ。2番めのメインは、また別の機会に。
ということでマツダ本社をバックに、うちのプレを撮ってみました。ただしここではデミオ、ロードスター、CX-5などが製造されており、アクセラやアテンザ、われらがプレマシーは山口県の防府工場で製造されているそうです。向かいにはマツダ病院もありました。ここで治療するのはクルマではなく、人間のほうです。
8月2日の昼過ぎ、呉からプレを走らせて到着したものの、時間があったので入ってすぐのショールームを見たり、周囲を歩きまわったり、タリーズで軽食をとったりしていました。ちなみにこのタリーズ、マツダミュージアム見学者限定で、ドリンクを半額になります。この時の展示車両は、入ってすぐのところにアテンザ、奥にCX-5。入って右側手前から奥にかけてアテンザワゴン、プレマシーでした。しばらくすると呼ばれ、受付を済ませてバスに乗り込んでマツダミュージアムへと向かいます。
ゲートをくぐった先のバスの車内では写真撮影不可なので、写真はありません。が、工場へ向かう途中の東洋大橋についてなど、実に興味深い説明が聞けます。マツダ専用の橋ですよ。しかも、かなりでかい。しかし部品業者などと思われるクルマも結構見かけ、交通量は意外と多いという印象です。
場所柄構内で見かけるクルマはほとんどマツダ車なのですが、10年近く前に新婚旅行で行った際は、トヨタアベンシスをよく見かけました。アテンザのライバルとして、研究対象にされていたんだと当時は思っていました。で、今回構内でよく見かけたマツダ車以外のクルマは、アウディ。確かにマツダというブランドの目指す方向としてはありだと思う。きっと、ベンチマークとして、研究対象にされているんだと思います。あと、次期型というか、3代目のアクセラセダン(もちろんまだ未発売)も見ました。かっこよかったですよ〜。
マツダミュージアムに到着後は、まず施設の概要などの映像を見せてもらいます。ここからは、製造ライン見学の時を除いて、写真撮影可なのでバシバシ撮りました。まずはオート三輪とR360クーペ。
マツダのロゴの後ろに、三菱マークがあるのは、製造がマツダ(当時の東洋工業)で販売が三菱だったことによるものだそうです。R360クーペは、いま見てもデザインが色あせてなくて。個人的にはこういうのを現代的にリメイクしたら受けると思うんだけどなぁ。
日産フィガロを思い出すよ。
近くにはコスモスポーツもありました。が、人が多かったこともあって、あえてこの向きで撮ってみました。こうして見ると、時代は違えどデザインの根本は変わらないというか、受け継がれているんじゃないかと思わせられます。
この3台、特に手前の1台はマニア垂涎の品でしょうね〜。わたしはこれに乗れる自信がありませんが(笑)。
続いてはマツダ787B。ル・マンでの勝利はプロジェクトXでも描かれました。
マツダの歴史コーナーの次は、現在の技術を紹介するコーナーです。今をときめくSKYACTIV代表ということで、CX−5がどーんと紹介されていました。鉄板が2回のプレスを経て、側面になっていくことを示す展示や、実車の見た目を確認するために作られるFRP製だったかのCX-5は興味深かったです。ぱっと見、実車にしか見えないですよ。よく見ると車内が見えなかったり、足回りの機構が存在しなかったりしますが。
そして製造現場の見学です。もちろんこの先は写真撮影不可。写真右下のトップシーリングの後あたりから見ました。インパネの取り付け、ガラスの接着などです。
見る限りほとんどデミオ、たまにロードスター、1台だけベリーサも見た気がします。確かCX-5も作っているはずで、完成車置き場には大量のCX-5が置かれていました。大好評につき効率よく生産するため、CX-5だけを流す時間があるんじゃないかと思われます。
製造現場を出た後は、マツダの未来に関する展示です。ここではずしてはいけないのが、われらがプレマシーでしょう。水素ロータリーですよ。この水素タンクの形状を何とかしてくれれば、2列目のリクライニングもできるのにと思うとちょっと惜しいです。

Posted at 2013/08/28 23:45:46 | |
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