5月30日 日曜日 晴れ
愛知県 愛・地球博記念公園(モリコロパーク)にて開催された「ミラフィオーリ2021」に参加してきました。
何度も訪れたこのイベントに初展示する事が出来ました。
さて今回は、スイス時計ブランド「FORTIS:フォルティス」に製作を依頼、東海地方で店舗展開している「Chronostaff DAHDAH」と西風先生のコラボレーションモデル:西風スペチアーレの発売記念、発表の場としてミラフィオーリに出展、そのお手伝いをしてきました。
事の始まりは2019年夏のある日、西風先生が突然「カッコイイ時計が欲しい」と仰ったので「では先生のイラストで作っては如何でしょうか?」との返しに大盛り上がり。
その数日後、今回のイベントブースを出展した時計店店長(筋金入りの西風作品ファン、作品の影響を受け壊れる車に乗り継ぎ人生を大きく蛇行する事になった云わば「西風被害者」の一員)と沼津を訪れ数々のサンプルの中からベースモデルを選定。
この時計のために書き下ろしたイラストをベースに配色、フォントの作成、ブランドロゴまでもすべてオリジナルに拘り、実に1ヶ月近く修正に修正を重ねようやく完成、データ化しメーカーに引渡すことが出来ました。
しかし、年末間近のこの時期は翌年春、スイスで開催されるバーゼルワールド2020(時計展示会)への新作発表準備のためなかなか製作が捗らず新年を迎えることに。
正月ムードも抜けないうちに新型コロナウイルスの感染拡大によりスイス全土でロックダウン、一時製作を中断。
夏を迎える頃ようやく製作を再開するも、イラストのあまりの繊細さに文字盤への印刷に難題が発生。
何度も何度もトライしプリントの課題をクリア、そして念願の特別モデル誕生の運びとなりました。
3月某日、メーカーより完成品到着の連絡を受け早速確認すると嬉しいサプライズが。
当初、インデックス(時間を表す数字)を蓄光仕様にしたいと依頼したところ「オリジナルフォント、細すぎて機械では無理」との回答だったため断念。
仕方なく時分針のみ蓄光としたところ何と、手塗りの蓄光塗料が盛られているではありませんか!
こうして数量25本限定、裏蓋に全数シリアルナンバー、Nishikazeマーキング入りのスペシャルモデルが無事完成。
多くの方より「なんで作ったの?」「どうやって作ったの?」とのご質問を多く頂いておりますので誕生の経緯を綴らせて頂きました。
今回は、フォルティス、クロノスタッフ ダダ、雑誌 Tipo、各社のご協力により私、西風のわがままを現実にしてもらい深く感謝…と仰っておりました。
そして先日のブログ、またはネコパブリッシング社 Tipo6月号に掲載して頂いた西風先生の新作腕時計リリース情報の元、多くのご来場、ご来店頂きこの場をお借りして御礼申し上げます。
バーターである私にもたくさんのお声かけしてくださった皆様、たくさんのお土産まで頂戴してしまい恐縮です。
本当にありがとうございました。
終始バタバタしてご挨拶や対応も満足に出来ず申し訳ございません。
ここ数年は活動の場をもう一つの趣味「腕時計」に重きを置いています。
インスタグラムにも掲載していますのでお時間がある時にでも覗いてみてください。
Instagram ID :
aestheticsense_watches
また神出鬼没となるかと思いますが何処かでお会いした際はお気軽にお声掛け下さい。
よろしくお願い致します。
最後に西風先生より会場でお会いした全ての皆様へ
「みんなありがとう!また逢おう!へっへーい!」だそうです。
Posted at 2021/06/01 04:19:54 | |
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