エアコンコンプレッサー　マグネットコイル交換

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ドライブの途中で、エアコンが冷えないことに気づく
ラジエタファンは回っているが、コンプレッサーのマグネットクラッチが動作していない

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故障診断のアクティブテストを実施
　ワイパーを立てておく。運転席のドアを開け、カーテシスイッチを触れるようにする
　ブレーキを踏まずイグニションをON
　カーテシスイッチを10回押して離す
　イグニションをOFFにする
　ブレーキを踏まずイグニションをON
　アクティブテスト開始される

　ワイパー、フォグ、ヘッドライト、マグネットクラッチ、ラジエタファンなどが順番に動作する
　3セット動作したら終了

IPDMから、マグネットクラッチ用リレーの音はするけど、コンプレッサーのマグネットクラッチは引っ付かない
ラジエタファンはきちんと動作する
従って、ほぼマグネットコイル周りが不良とわかる
本当なら、マグネットコイル用のフューズや配線チェックが必要
でもちょうど社外OEMといわれるコイルが買えたので、もうコイルを変えることにする

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雨の中決行

フロアジャッキで上げて馬かけて、タイヤはずして、タイヤハウスカバーはずして、アンダーカバーはずして…

ネットの下調べでは、ベルトをはずすのにテンショナーを緩める必要がある
ジグの変わりにドアストッパを代用してクランクシャフトを回すとテンショナーが動いて……
という作業をしようとしたら、なんか違和感が…
あれ？テンショナーの位置が違う⁉️

C26セレナでもアイストなしタイプは、どうやら違うみたい
ハイウェイスター(アイスト、Sハイブリッド)が多いので、廉価セレナではちょっと情報が違うときがあります

テンショナープーリーの下辺りに14mmの六角があるので、長いレンチをかけて、時計回りにエイッと回せばテンショナーが動いてベルトが緩みます
ストッパー用の穴に、六角レンチを差し込んで、テンショナーが緩いままにします
ベルトがはずせます

ここからは雨が強くなってきて、写真無く…

センターボルトを10mmではずす
アーマチュアをはずす、シムが挟まっているので、落下紛失注意
スナップリングはずして、ローターはずす
スナップリングはずして、コイルをはずす
ハーネス外す
逆の手順で組む
シムは、数枚合計0.6mmが挟まっていました
シクネスゲージが見つからず、、クラッチの磨耗分も考慮し、0.2mmのシムを１枚外して0.4mmを戻しました
干渉も摩れた音もしないことを確認して自己責任でそのまま続行
センターボルトには、ネジロック剤をつけて、17N・mで締め付け(整備書には記載無し、他の車の同径ネジの資料を参考)

組み上げて、アクティブテスト
マグネットクラッチがきちんと動作しました

エンジンかけて、エアコンONでよく冷えることを確認して終了

外したコイルは導通無し

163612km

社外品がどれだけもつのかわかりませんが、とりあえず様子見で…