AYCデフケース流用修理

先月の氷上ドライブから帰ってきて、リアデフからドグミッションばりの唸りが発生したため点検したところ、デフインナー側のハウジングが破断していました。

ランサー用の物は数が少ないうえに、以前より相場が上がってしまったため、知恵を凝らしてオークション徘徊してみたところ、レグナムAYCがお手頃価格で出ているのを発見！即ポチ〜しました。見た目は全く同じですね。

さてデフの脱着ですね。リアのみジャッキアップし、できるだけ地上高を稼ぎます。リジッドラックを忘れずに。人間が2人居るのであればペラシャ＆マフラーの脱着係、足回り脱着係で作業すると大変スムーズです。リアロアアームからナックルとサスペンション、スタビリンクを切り離します。メンバーを止めているボルトが10本ありますので、完全には抜き取らずに緩めておきます。アルミとはいえ結構重いので、いきなり外すと大変な思いをします。

写真では産まれたあとですが、デフはまだサポートバー？なんて言うか分かりませんが、ボディとくっついているので、この時にドライブシャフトの切り離しに掛かります。私はナックル側には手は付けないまま外しました。どちらも抜け止めがある為簡単には抜けませんでした。上手くやりましょう。
右ドラシャはそれで外れてくれますが、左ドラシャは抜けきれないので、デフをボディから降ろしつつ傾ける感じで抜きました。ペラシャとコンパニオンフランジのあいマークは忘れないこと！

生まれてます。ある程度汚れをこのまま落としたら、デフカバーを外します。12のボルトでそんなにトルクはかかってません。クラッチパック側、ドライブピニオン側も12のボルトで止まっています。

ご開帳。見事にバッキリでした。そりゃデフも効かないし異音モールなはず。

お釜を用意して

ベアリングをランサーに移植して。
ちなみにベアリングはレグナムの方が大きいです。インナーレース内径は同じでした。無干渉です。

いらないものを撤去して

液ガス塗ってﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯとくみ立てます。ボルトには確認のためあいマークしてます。
ここまで書いといてなんですが、逆の手順で組み立てたら完成すると思います。とにかく疲れるので、天気がいい日に人がいる時にやるといいですよー。

搭載した感じ。

組み上がった感じ。