昨年、初めて行って以来、すっかりその良さに惹き込まれ
夏休みをフルに使って激走する毎年恒例、北海道ツーリング。
晴れて今年も2度目となる北海道ツーリングに赴くこととなった。
期間は8月29日 ~ 9月4日
今年のメイングラウンドは道東方面だ^ ^
ただ、出発1週間前より逐一天気情報を確認するも暗い情報が相次ぎ、
出発前々日頃には台風まで発生し、帰宅日頃には本州側にも影響を及ぼし、
最悪は帰りの足 (フェリー) にまで影響を及ぼしかねない状況となるなど・・・
今年の北海道ツーリングを取り巻く状況は悪化の一途を辿っているばかりだ^ ^:
今回はそんな不安要素たっぷりの中での出発となった。
自宅出発は13:03
この日は勤務明けで、自宅で最終的な荷物の積み込み作業。
車体の最終確認と、1週間に及ぶ長距離走行を見据え、
いつもより長めに暖機運転を行った。
スカイウェイブのツーリング出動は月初の伊豆ツーリング以来。
久々の運転に加え、1週間分の荷物と冬物装備等で超重量積載状態。
走り出しは慎重に出発するが、トップケースやシートバックにも荷物を満載している関係で
重心が高く、低速ではふらつく場面もある他、
首都高C2では前車の急ブレーキに反応が遅れ、久々にABSを作動させる危ない場面もあった。
時間的にも余裕があったので、リハビリも兼ねて比較的ゆっくりとしたペースで運転し、
まずは常磐道、守谷SAに立ち寄った。
首都圏から大洗への中間ポイントとなるこのSA。
昨年は北海道を目指すバイクが多く集まっていたが、今回はそれらしき姿は全く見当たらない。
さすがに向こう1週間の荒天予報を見て、皆諦め方向に走ってしまったのか・・・^ ^:
残暑が厳しく暑いので水分補給を行い、ここからは大洗港まで一気に走る。
道は空いていて快適に走れた^ ^
常磐道~東水戸道路で、水戸大洗ICで高速を下り、大洗フェリーターミナルを目指す。
ターミナルに入る前に最寄ICで給油を済まし、フェリーターミナルには15:41に到着。
まずはコチラで乗船手続きを行う。
ターミナル内。やっと涼しいところに入ることができた^ ^
因みにインターネットで予約した場合、乗船標を2枚プリントアウトして持参すると、
ここで記入する手間が省ける。同時に大洗では提示は求められなかったものの、
車検証のコピーも持参しておくことをお勧めする。
乗船手続きが終了し、バイクを乗船口方向へ移動させる。
コチラは今回乗船する 「さんふらわあ さっぽろ」 だ^ ^
ここで今回の北海道ツーリング装備を書いておく。
後席シートバックには、本日の船内泊分を除いた5泊6日分の着替え類が入っており、
トップケースには船内泊分の荷物、レインスーツ、乗船標等の書類、MAP類、
日用品類を入れたポーチと各種充電器類、懐中電灯を搭載。
シート下には冬用ライディングジャケット & ライディングパンツ、ネックウォーマー、
冬用グローブと極寒時に備えライディングスーツのインナー、2リットルの予備燃料
手動エアーポンプ、応急パンク修理剤、カウル補修用のガムテープ、
ラチェットレンチ、ドライバー等の工具類、シートカバーを搭載している。
搭載配分は
シート下 70%
後席シートバック 80%
トップケース 100%
程度であり、船内泊分の衣類を詰め込んだトップケースは限界容量となってしまった^ ^:
昨年は冬用装備も含めて全ての荷物をシート下 & トップケースに限界を超えて搭載した結果
トップケースのベースプレートは帰宅時、破断間近の限界状態に達してしまい
交換を余儀なくされてしまったのだ^ ^:
今回は昨年比で荷物を30%程削減する他、大容量のシートバックを新たに購入したため、
幾分、積載には余裕を持つことが出来るようになった。
とはいえ重量バランス上、これ以上の積載は危険であり
道内1泊目の宿で冬装備との積み替えも含め、ワイティング走行に備え積載し直す予定だ^ ^:
乗船スペースに移動するも、なかなかバイクは集まってこない^ ^:
今年は寂しい出発となってしまうのだろうか・・・・
と思っていたら、乗船開始1時間程前になってから続々と集まってきたw
やはり少々早すぎたようですねwww
ここで、今回北海道は初めてとなるホーネット乗りの大和田さんと、乗船までの間お話する^ ^
大和田さんは昨年、私が訪れたコースとほぼ同じとなる行程を辿るようで、
上陸初日は士別まで走行されるようだ^ ^
ホーネットも最終型で、とても綺麗に乗られていた。
そして、予想より少しばかり早く、バイクは乗船開始となった。
前を走るのが大和田さん。
これから北海道へ赴くというこの乗船の瞬間、ワクワクしてきます^ ^
乗船後はすぐにバイクの固定作業が始まる。
因みに出航後は車両甲板に戻ることはできなくなるので、
忘れ物のないよう注意する必要がある。
バイクはこのように、車両甲板の最奥部にまとめて駐車される。
乗船する時は良いが、下船時は大型バイクばかりだと大変なのだ^ ^:
トライクやサイドカーも含めたGL集団が乗るときもあるのだw
今回は特別大型なバイクはK1600GTLとGLトライクが各1台、
他にはスーパーカブ等の小型バイクが多かった気がする^ ^
船内エレベータでロビーまで移動し、そこで乗船券を拝見。
スタンダードルームの鍵を受け取る。
部屋はコチラ、2人部屋だ^ ^ 恐らくは去年の往きと同じ部屋だろう・・・・
船内から大洗港を見ながら一服する。船出を見送る綺麗な夕陽だ^ ^
因みに、1人旅の場合でも旅費を可能な限り抑えたい方は別だが、
スタンダードルームの使用を勧める^ ^
基本的に2人部屋なので、荷物の多いライダーは片側のベットを荷物置きとして利用できるし、
約20時間の船旅、携帯も殆どで繋がらず、基本的に海を眺めるか寝るかとなるのだww
盗難の心配も無く、ゆっくりと羽を広げて寛ぐ心地良い機会となるだろう^ ^
夕食は船内のレストランでバイキングだ。
夕食と朝食、又は昼食がセットとなった2食セット券(2300円)がオススメである^ ^
最初は侮っていたがなかなか美味しいのだw
この日の航行は特に大揺れすることもなく、快適そのものであったが、
さすがに勤務明けで超重量状態のバイクを久々に運転したこともあり、
早目に寝てしまった。