入院中

皆様、大変ご無沙汰しておりました。
恒例の秋のレースまで１ヶ月を切りましたが、我が家の３５６君は入院中、しかも大手術の真っ最中なんです（汗）。

そもそも春のレースは完走できたものの、後半はエンジンの不調を感じてました。その時はキャブ調整で治るものと楽観視してましたが、主治医の診断結果は開腹しないとわからないとの告知！その後、主治医のお引越し等が重なり、８月末の入院となったわけですが...

開けてビックリ、ダメ出しの連発（涙）。まず画像のヘッドですが、右はプリA用、左はA・B用、なんと左右バンクで年代の違うヘッドが付いてました！しかも気筒間の排気漏れもちろん、バルブは振れてバルブシートの当たりもダメ。歪んでは面研を繰り返したヘッドはもう削り代無し！結局、主治医手持ちのC用のヘッド（新品）に交換します。

次はクランクシャフト。フライホイールを止めるボルトのネジ穴がダメでクランクも交換です。こちらはC用の中古が見つかったので比較的安価で済みました。幸いピストンとシリンダーに問題は無かったので、交換した部品は、ヘッド・吸排気バルブ・バルブスプリング・クランク・ピストンリング・全てのメタル他です。

さて、せっかくエンジンを降ろしたのだから、以前からシンクロギアの歯欠けがわかっていたミッションもオーバーホールします。すると案の定、１速と２速のシンクロギアともに４〜５個の歯欠けが...（泣）。

早速を部品手配をするのですが、うちの３５６はエンジンはB用に換装されてるのに、ミッションはA用のまま。実はA用のミッション部品は中古でもほぼ入手不可能なんです。仕方ないのでシンクロは労りながら使うことを誓いつつ、ベアリング類を交換して組み直してもらいました（涙）。

主治医によれば今週末にはエンジンも組み上がるそうなので、月末には競技の練習ができるかも？今年は得点に戦前車に有利な係数がかけられるので、よほど頑張らないと上位は望めませんが、まずは完走目指して頑張りますので応援してくださいね〜！