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薩 摩 守のブログ一覧

2014年07月15日 イイね!

代 走

代 走 
レックスさんが今年車検です。
と、いうことでディーラー様からお借りしましたのがこの、




プレオ プラス 。



当初、




「フォレスターで宜しいですか?」

と云われて思わず、




「いえいえ、とんでもない。小さな車を車検に出すのだから、小さいクルマにしてください。万が一ぶつけたりしたら責任取れないですし…。」

とまあこんな小心者が贅沢行ってお借りさせて頂きましたプレオプラス。

新しい車なんて早々乗ることのない私。せっかくだからインプレションしてみました。

基準はもちろん我が家のレックス。およそ30年差がある現在の軽四はどれだけの進化を遂げたのでしょうか?

◎外装




 



これはもう本当の意味でダイハツのOEM車です。
スズキや三菱から日産へOEM供給するときは若干の意匠変更があるのですが、これはもうまったくありません。








ホイールキャップもデザインはまったく同じ。
違うのはエンブレム類の表記類だけ

極めつけはコレ。







左Bピラーに表示されているコーションプレート。

堂々と「ダイハツ」と記載されています。
車体型式も「LA300」と同じ。「F」がメーカー区分なんでしょうな。恐らく。








今回驚いたのはコレ。ドアがなんと車体に対し90度垂直に開くギミック。
従来車であればたいてい70度くらいなんですが、コレだけ開くこの技術は何気に凄い。








◎エンジン







KFエンジン。これもダイハツ形式と同じのようです。
本家のものは判りませんが、カバー類にも一切「ダイハツ」表記はありません。
あったとすれば、ベルト類のマーキングくらいでしょうか。




◎内装







インパネ周りも本家と何ら変わりありません。違うのはステアリングのマークだけ。







しかしながら、流石はダイハツ。
使いやすい操作性や車格以上の造形処理は軽自動車と思えないくらいのしっかりした造りです。マーチなどのリッターカー顔負けです。








座席も硬すぎずやわらかすぎず、適度な硬さ。
しかも、天井が高いから広く感じます。
足元から座面までの高さが、椅子に座っているみたいに高く感じるのは最近のデフォルトでしょうか?







トリムもフルトリムでパワーウィンドウ装備。
パワーウィンドウのスイッチ類も乗用車同様アームレスト一体型になっており、自然な感じです。軽自動車にパワーウィンドウが付きだした頃は、別体構造のものが多く、手動のクランクハンドル部付近に「取って付けました」感が丸だしでしたから、この部分でも完成度の高さが伺えます。









荷室は乗用仕様のためか、面が狭く感じます。
ホイールハウスが車体長ギリギリにあるのとトリムカバーがあるからなのでしょう、横幅が狭く、大物を載せるにはちょいと無理そう。








残念だったのはヘッドレスト。取り付け部のステーが「く」の字状に前かがみに曲がっていて首から頭を常に前かがみしたような感じで運転せねばならず非常に圧迫感と疲労感を感じます
コレはマジで改善してほしい。




◎運転・操作性








車体感覚は非常に取りやすく。視界も良い車内。
現代車特有のでぶっちょな車体なわりに限界位置がつかみやすいです。

ボンネット部が見えないのは国の施策なので割愛。








スイッチ部も一箇所に固めてあるので判りやすいです。

このクルマには近年標準装備「アイドリングストップ」「スマートアシスト」機能が付いており、その辺の機能もそれぞれ手元で簡単に解除できます。

ただし、駐車などでキーでエンジンを切り、再度始動させると、この機能が自動的に働きますので、その都度操作しないといけません








メーター周りは中央に「これでもかっ!」といわんばかりの大型7セグ式のスピードメーター。
両脇には液晶モニタで、右側にオド、トリップ、アイドリングストップ時間(トータル/積算)、燃費(km/l)がボタンを押すごとに表示切替が出来ます。左側は外気温、航続可能距離などが表示されます。

上のオレンジに点灯している照明「エコドライブアシスト照明」で、何が基準か良くわかりませんが、燃費の良い運転をすると緑に変わるという、なんとまあ近年世間の騒ぐ「エコ」てんこ盛りなメーターパネルです。

アナログメータ慣れしているワシにとって言えば、照度能力を弱にしても眩しく、どでかいスピードメーター、「エコアシスト照明」やらがめまぐるしくチカチカ変わるのがうっとおしくて仕方ないです。走り方云々を表示されるより水温計をメータ式にして欲しいってのが個人的意見。

走行性能については驚きました。エアコン入れて走ってもパワーダウンしない。したとしていても気が付かないくらい。車内は静かだし、パワステのセッティングも軽すぎず重すぎず、自然な感じ。
これはもうレックスとは比較になりません。
レックスの場合、クーラーはやっと冷えたかと思いきや、坂道では必ず失速。ですから登坂時はクーラーを切って走行せねばなりません。

パワステについては近年あまりにも軽すぎて操作している感触が全くなく、まっすぐ走れないことが多々ありましたがこのクルマだったら安心して乗れそうです。

しかしながら燃費の件になるとこれまた面白い。
例によってISS機能解除で走行するわけですが、両者共クーラー使用状態で18.0km/Lと変わらず。
550ccから660ccと110cc排気量が大きくなった分燃費も悪くなるのがごく普通ですが、

「最近のエコカーですから燃費も30km/Lと抜群に向上しています。」



あの誇大広告は大げさなのではないか?



ISS機能解除したら、約30年前のクルマとそんなに変わらんのですが。。。


 


そもそもエンジンカットで燃料供給ストップさせ、燃費が向上するのは当たり前であって、それは天下の西○バスが証明してます。それを販促目的で利用するのは反則技なような気がするんですがねぇ~。
やるんだったら正々堂々とエンジンかけたままの状態で燃費勝負してくださいよ。メーカーさん?



◎おまけ
家に着いて、荷物を降ろしていたら近所のおっさんが中古屋で自転車買って、新たに鍵をつけたらしいのですが、金具が車体に合わなかったのかネジ止めできず、針金で固定してました。それをさらに強く締め付けたいからとプライヤーを貸そうと車内工具を拝借しようとトランクを空けたら…。











な、なんじゃあこりあぁぁぁ~?????

入っていたのはパンタジャッキ牽引フックホイールレンチだけ。








それとスペアタイアの代わり空気入れ応急修理剤

その中にはプライヤーはもちろん、ドライバー、オープンレンチすら入っておりません。

こんなんで、本当に修理できるのか?
釘刺され位ならいいかも知れんけど、バーストだったらどうするんだろ?
普段工具を持たない人は、バッテリ交換とかどうするんだろ??

高速道路で異物踏んだことによる大バーストなんて結構聞くけど、そんなときどうするんだろ?




非常に恐怖感を感じた私・・・。







とはいえ、スペアホイールを載せるスペースはあったので、オプションで注文するようなんでしょうな。




◎総評
至る所に「ダイハツ」の刻印
を見かけたとき、「もうスバルは軽自動車づくりを完全にやめちゃったんだなー。」と寂しさを感じてしまいました。
半面、走行性能は流石ダイハツ!乗用車と遜色ない走りには感動しました。
それと内装!初代L55Vミラの内装同様「コレほんと軽四?」と思わせる豪華さは今もなお健在で、ダイハツ車の人気を改めて実感しました。
クーラーも寒いくらい効きますし、お値段も90万円台と下駄車にするには最高な1台。
今回乗ったグレードは我が家と同じ「F」。一番低グレードですが、我が家のレックスの「F」と比較すると雲泥の差!時代の流れを感じたのでした(笑)。


Posted at 2014/07/15 17:42:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | レックスコンビ | クルマ
2014年07月02日 イイね!

再 起 Ⅱ

再 起 Ⅱ

前回、バンパー交換、内装やトランク周りをドンガラ状態にしたセドリック。






寒冷地で酷使されていたのか、色々な箇所から錆が見つかり、下回りは思ったより凄まじい状況…。
 
とりあえず水漏れしている箇所は補修・修復しましたが、いずれは大工事が必要になる予感。。。

その辺はいったん目を瞑るとして、今回は復元作業に着手。
◎フロント周り


 実は前回のバンパー装着は欠品や殆どのボルトが錆で侵され、再利用できる状態では無く、仮固定の状態でした。

不足する部品は新品部品を発注。


現行車はストレスなく部品が手に入るから良いですね。
内装部品までいとも簡単に出るので他の部品とあわせまとめて発注。



 
錆びたボルトは全て新品と交換、欠品していた側面の補強ステーも新品を装着。

ホーン類も交換。

もと付いていたホーン。
聞くところ上級グレードのものだそうで、BMW顔負けの立派な音色を奏でておりました。

しかしながら、我は低グレードをこよなく愛する信者(?)。
この高級車セドリックから高級な音が聞こえるのはむしろ当たり前。

聞く相手側の車が逆に拍子抜けするよな、チープなホーン音ではなりません。

また地域柄熱くなりやすい方々が多い地域なので、威嚇だと勘違いし、相手の神経を逆撫でし、「リアル西部警察」の餌食にならないような対策も含まれていたりして。


取り外してあった部品の中から、ハイ側はあったものの、ロー側が見つからなかったので、新品を調達。

 
交換したホーン。果たして交換した音色とは…。



び~~~~~っ。



ん~。なんとも情けないっ。

この瞬間こそが日産車だあね(爆)
 

◎リアトランク。 

 
トランク周りも錆が発生していたり、バンパーを固定するボルト取り付け部周りから水漏れしていて、袋小路部が金魚鉢状態…。
 
とりあえず、錆びた部分を除去し、POR塗布、水漏れに関してはゴムパッキンを新調し、内部に水が浸入しないようにしました。

施工前、途中の撮影を忘れてしまったので比較は出来ませんが、完成後はご覧のとおり。
 
それにしても広いな~。トランク。流石はセドリック。ガスタンク積んでいても狭さを感じさせません。

◎内装

これこそが今回のメインイベントであり、土足車を土足禁止車にするのが最大の狙いなワケです。

本来ここだけをするつもりだったんですが、次から次へと気になるところが出てきて広範囲に及んでしまったのです。。。

カーペットを車両側から取り出し、砂や埃を掃除機であらかた吸い取ります。
しかし、これだけでは食い込んでしまった汚れは除去できるはずもなく…。

そこで今回大活躍したのは、








コインランドリー。

なんだか良くわかりませんが、九州はやたらとコインランドリーが多いのです。
都内でも以前より店舗を減らしつつあるのに、この地は日に日に増加傾向にある状態。不思議で仕方ありません。

それはさておき、これだけの大きなものは家庭用の洗濯機では洗濯できません(つか、たぶん洗濯機に入らないし壊れる。)

コインランドリーへ行けば、布団が洗えるくらいの大型ドラムがあり、フロアカーペット位の大きさのものなんてお手の物。

早速カーペットもろとも持参して、ドラムへ放り込み洗濯開始っ!!

しかし、思わぬハプニング発生!!
洗濯が終わり、取り出してみると大変なことにっ!!!!!




うわ~ぁお

カーペット下のあんこみたいなやつも洗ったら、まあボロボロ。




おまけにこのあんこみたいなやつが季節柄もありなかなか乾かず作業は難航。綿ホほこりみたいになってしまったそれは乾燥機を使うことも出来ず…。

約1ヶ月ほど天日干しにして乾燥させ、ようやく水分が抜けました。

それれを復元する作業も難を極め、ジグゾーパズル顔負けの作業に。

剥げた部分の糊のあとを頼りに綿を貼り付け、木工用ボンドで固定。

こんな感じにしていきます。

とりあえず復元することが出来ました。

カーペットを取り付けた状態。

クリーニング前と比べて如何です?
綺麗になったかな??


リアパーシェルも改善。
汚れているなーと雑巾で水拭きしたら、



塗装部分が剥がれるはがれる…。

あららら。

このままではみっともないので、塗装することに。

リアダクトを取り外し、プレスボードだけの状態にします。
このリアダクト、ランナーにワッシャーみたいなので固定されているのですが、外すのにはご用心。

そのまま引っ張って外そうとするとランナーが折れます(実際折ってしまいました)。

外すときは、ネジを緩めるようにクルクル回しながら外しましょう。
綺麗に外せます。


青内装車は「染めQ」の「ネイビーブルー」がバッチリ。

塗装を終え、装着。

しかしながらこれだけではなんかみすぼらしいので、ちょっと工夫。

ホームセンターでパイル生地のカーペットを買ってきて型に合わせ裁断。
リアダクトはダミーなので、ストップランプ部のみ穴を開けました。


インパネ周りも改良。

センターコンソールは全て分解し、水洗いし、アーマオール塗布。

オーディオなどがつくセンターパネルは部品として新品入手が出来ないので、たまたま某オークションに出品されていた同色のものを入手。

入手したパネルはどうやら一番初期のセダンに付いていたものらしく、シガーソケットにはイルミネーションが付いておりました。


幸いなことに、車体側からハーネス切断してくれていたおかげで、増設が容易にすることが出来ました(QJY世代はイルミが省略されている)。

カーオーディオも世代に合わせ、取説の絵柄を参考に記載されていたものと同型を装着。
下には頂いた1DINのドリンクホルダー(ラルゴのものらしい。)を装着しました。


びふぉ~。

 
あふた~。

木目調だったインパネから一新。
黒基調のチープ感が増した内装が蘇りました。



座席には、白のフルカバーと、レースのハーフカバーの組み合わせ。純正ではY31のものが入手出来なかったので、先代のY30用を装着。

ワゴン用から装着したので、リアが装着できず、どうしようか悩んでいたら、これまた某オークションで社外品のフルカバーを入手。





白の綿カバーっていまどき入手するのって意外に大変なんです。


そしてこんなところにもこだわってみました。


ドアトリム。
ここも結構汚れていたので取り外して清掃したわけですが、このままでは芸がないと、試みたのは・・・。

そう。あのタクシーが良くやっている、クリアコーティング。
近所のホームセンターで、「テーブルマット」と称して売っている、厚みの薄いやつを利用してやってみました。

その前に各所を分解、清掃して、アーマオールを塗布して光沢を出しておきます。

工具を準備して、広めのテーブルの上で作業します。

窓ガラスに接触する黒いフェルトは完全分解が出来ないので爪を起こし部分的に宙に浮くようにしておきます。

透明のカバーを50mmほどスペースを作り、リベット固定させてある場所の逃がしを作り、その隙間にカバーを挿入していきます。
いったん折り曲げた爪を起こしその爪で突き破るように穴を開け、固定させます。


いったん折り返し、包み込んだような状態にします。

このカバーは伸縮性がありますので、引っ張りながらタッカーで固定します。

タッカーの芯をそのまま固定すると貫通してしまいますので、予め足の長さを半分くらいに切断しておきましょう。

固定が終わったら余分なところを切断して完成。

開口部はギリギリで切断せず、このように開口し、内側で固定すると綺麗に仕上がります。





如何です?タクシーっぽくなったでしょ??
これで、ドアトリムが汚れる心配なし???

ってなワケで、とりあえずリフォームを終えることが出来た内装。

ここで一安心かと思ったらまだまだ。

今度はここが残っています。




エンジンルーム。
果たして今度はどんな罠が待ち受けているのでしょうか?
乞うご期待・・・。
ですな。。。


Posted at 2014/07/02 01:25:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | セドリック | 日記
2014年03月31日 イイね!

銭 失

銭 失皆様こんばんわ!

自分の脱ぎ殻の洗濯を待ち、干すのが憂鬱なのでその間にちと投稿を。

今回はレックスさんのお話。



以前旧車のイベントでハロゲンライトを格安で入手してシールドビームを交換し、視界が良くなったと喜んでいたのも束の間、2月に国道10号線を走行していたとき、突然の大雨に見舞われ、帰宅後いつもの拭き掃除をしていたとき見てしまった光景…。





な、何じゃあこりゃあ~??????



うわ~。
こんなに水が入りこんどるぅ~!!!


なんとまあ左ヘッドライトが水漏れし、内部が金魚鉢に。
このままではヤバイので大急ぎで近所のオートバックス行って新品を買う羽目に。





この世代の軽自動車は汎用品を使っているので、現在でも結構簡単に手に入っちゃったりするんですよね。



とりあえずは漏れていた左目だけを交換し、ことを終えるつもりだったんですが…。



がががががが~!!!!
ガラスの色が違うっっっっ!!!!!!


新しく購入したものは従来のものと比較したらガラス部のリフレクタが微妙に青みがかっており、「片目だけ交換しました」感が一目瞭然。
この状態だと個人的に納得できないし、貧乏臭いので結局両目とも交換することに。



んでもって、交換した後の姿。
青みがかっている姿がちょっと現代チックだけど、仕方ないです。

結局中古で購入したヘッドライトは全て交換することに。
やっぱり安いからと安易に手を出したらいけませんね。

「安物買いの銭失い」。
昔の人はよくぞ言ったものです。。。
Posted at 2014/03/31 00:56:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | レックスコンビ | 日記
2014年03月20日 イイね!

合 一

合 一皆様こんにちわ。
前回に引き続きY31セドリック逃走車の復活編です。
今回はフェンダーミラーをニコイチにしちゃおうという作戦です。 



前回のブログでご覧になられた方でお気づきになった方もいらっしゃるかとも思います、右フェンダーミラーが無いことに…。

前回もこの個体は寒冷地仕様車であることを軽く触れましたが、寒冷地仕様には一般仕様には無い装備があったりするのです。
実は、フェンダーミラーにまあなんとヒーターが仕込んであるのです!
 ヒーター部に関してはリアデフォッガのほか、ガラス下にたまった雪を取り除きやすくしてくれる「ワイパーデザイアー」、そしてこのヒーターつきミラーです。

説明書には「霜や曇りを取る。」らしいですが、どういう効果を産むのか興味津々なところです。

しかしながらヒーターつきミラー、残念なことに右側ケーシング部分が腐食して見るに耐えない状況に…。





前オーナーも見るに見かねて(?)交換されておりました(笑)。
しかしながら、交換しているのは標準型のヒータなし仕様。

ありがたいことに、交換して取り外した腐食ミラーは捨てずに保管され、動作も正常
に機能していたので、今回このミラーをいいとこ取りして復活させてみました。

まずは取り外し。


固定方法はカンタン。ケーシング部とモーター部に固定されているタッピングネジ4本を外すだけ…。
と、聞こえは良いですがこの4本を外すのが一苦労。
ミラーが邪魔して普通のドライバーでは届かない届かない。
手許にある工具を駆使して何とか取り外しに成功!

先端交換できる板ラチェがあれば簡単に外せたかもしれないんですが、今回自宅作業だったのでそれは遠く離れたガレージに。。。

お次は足元に生えるハーネスの取り外し。
このままではハーネス形状が大きすぎ、ケーシングから駆動ユニットを分離できませんのでひとまず外します。

外し方はカンタン。極板をロックしてあるツメをこじり引き抜くだけ。
再利用するのでケーシングを壊さぬよう慎重に取り外します。

ユニットから駆動部も外せた、分離も出来た。んじゃあ後は付け替えて固定すりゃあ終わりジャン。
なんて思っていたら思わぬ落とし穴が。
ケージングからミラーユニットを外すのに苦労したので、今度はこの取り付けに苦労するわけで…。

もちろんそのままではドライバーが満足に届かないため、ネジにトルクがかからず固定できません。ってなわけで、思い切ってミラーと駆動部を分離させ、ケーシングに固定することにしました。

ミラーはプラの枠(以後ベース部)で固定され駆動部に固定されているのですが、このミラーとベース部の間にネジが1本固定されています。
このネジを外さないことには駆動部を分離させることが出来ない構造になっているのです。
ってなわけでミラーを無理やりこじって外そうとしたら



「パリッ・・・」

あ~あ。やってしまいました。。。
物は試しと、ヒーターなし側のミラーでシュミレーションしといて良かったぁ。

んでもって、とりあえず枠だけの状態に。
画像はネジを外した状態ですが、真ん中の白い部分が分離を必要とする要の部分。
コレを見てふと思ったのはこのプラ部品は軟質プラ。
このプラは軟質プラといって熱湯など高温にさらすと膨張し柔らかくなります。


その特性を生かし熱湯にどぶ付けしながら取り外し。

工具を使わずに慎重にめくるように側を外していきます。
季節柄、すぐに冷えてしまいますので、固くなってきたら湯に付け、柔らかくし側を外すこれの繰り返し。
無理に外そうとしますとまた「パリッ」とシャウエッセンの様な香ばしい音を奏で割れてしまいますので息を止めるくらい慎重に…。
見事、分離に成功したのであります。

中心部のネジ1本を外し、ミラーと駆動部を分離。


おかげさまで取り付けが容易となり、固定もバッチリ。


ヒーターつきの裏側。こんな風になっているんですねえ。

取り外しの逆順で、配線部を脚部に通し→ベース部を固定→ミラーを湯につけながら取付して完成です。


青ハーネスの他に白いハーネスがあるやつがヒーターつき。

新品で交換すれば約15,000円する(ヒーターなしは約12,000円)ミラー代を浮かすことが出来ました。感謝感謝。

早速、取り付けに行きましょうかね。
ではでは!
Posted at 2014/03/20 00:36:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | セドリック | 日記
2014年03月17日 イイね!

再 起 Ⅰ

再 起 Ⅰ

皆様、こんにちわ!
ご無沙汰しておりますですねぇ~。

良く言えば時間がない、悪く言えば無精者なワシ、「日記を書く」という行為が億劫なんですよね~(笑)。

ってなわけでかなりネタも貯まってきたので、ここいらで洗いざらい自供致します(?)。

先日(といってもかなり前。)、ブル様やレックスさんに酷使させるのがいささか不憫に感じており、友人でありみん友様である方からセドリックをお預かりさせていただいていただいていたのを私の足車にしようと計画していたところ、家庭の事情というやつでなんとまあこのLPGセドリックを母が乗るということに…。

そんなわけでテキトーにするわけにもいかず(とはいえ、自分が乗っても結果は同じなんですが。)、この度徹底的にいじくり倒すことになったわけです。

そんなY31セドリック営業車。はじめはタクシー使用にしようか?覆面仕様も良いなあ。ん?教習車も悪くないぞ。とも思っていたんですが、何分色がこのシルバー。個人的にはもともとある姿(いわゆるオリジナル状態)を維持するのが好きなので、現状維持、あるいは新車当時の状態の装備に戻すのも我が家の掟でもあり、一番ネックだったのがこの色だったわけです。


シルバー、シルバー?、シルバー!!


そ、そうだ!!! こ、これはまさしく逃走車ではないですかっっ!!!!

もしも、この御時世に「大都会」や「西部警察」等の日産提供のカーアクション系ドラマが放映されていたのなら無線連絡で、

「本部より各移動、逃走車はシルバーグレーのセダン、ナンバーは○○55 ○ ○○-○○ 各移動は警戒されたし。」

な~んて言われて追っかけまわされそうな姿がこのクルマを見て直感してしまったのであります。

ってなわけで、今回のコンセプトは「逃走車」ということで作業が始まったのでした。

例によって前置きが長くなるわけですが、ここから作業の進展へ。





まず、一番初めに手をつけたのはトランク周りから。当初、エンブレムが無い状態でしたので、復活させるべく、既存のステッカーなど撤去させました。





撤去後の姿。貼り付け寸法など日産に聞いたところ正確なもの(要領書内容)は教えられないとのことだったので、どうしようか悩んでおりましたら、幸いにも撤去痕が残っており、これをもとに貼り付け寸法を割出し、記録。

近年デジカメがあるおかげで、簡単に記録できるから助かります。時代に感謝!!

友人でありみん友様である方からセドリックをお預かりさせていただいていただいている方(以後「前オーナー」と記載させていただきます。誠に勝手で申し訳ありません。)曰く、左側は上手く剥がせたんですが、右側が上手くいかず失敗。誤魔化しで「車間注意」のステッカーを貼付していたそうですが、これはシール糊が残っていただけで、ブチルゴム素材なので、ドライヤーで糊部分を温め、ガムテープなどですくうようにしてあげたら綺麗に除去できました。





お次はテールランプ、トランク内の清掃です。内外とも付属品はすべて取り外し、清掃。平行して車体状態を確認します。









元々は東北育ちだった(実は寒冷地仕様!)らしく、その影響か至る所錆だらけ。おまけに水漏れまで発見。

前オーナー談ですと、なんとまあ宮城陸運管内に居たもので、震災前数日に九州入りしたというなんとも幸運な一台。これがその数日遅れていたら…。

ぞっとすることになっていたわけです。そんな幸運なセドリック。
やはり長生きしてもらわねばならないでしょう。

錆処理は我が家に板金工具が無いため、とりあえず錆取り後POR処理しておき、水漏れは、バンパー部取付部穴からのゴム部品欠品によるもので新規製作し解決しております。





テールランプ類も一部割れなどがあったので、予備部品がありましたので交換。しかしながらこれがまた一筋縄でいかず…。
交換側のボルトが突然破断したり、シールドサイトが色違いだったり…。


結局、移植などで対処しニコイチして現状回復させました。




バンパーは、カラードから無塗装のいわゆる「グランツバンパー」にダウングレード。



ってなわけで、リア周りはこのようになりました。





リア外装が一段落したところで、フロント周りへ移行。これまた苦戦するとはいざ知らず…。




グリルを外そうとしたら、あら?タイラップ??




バンパーを外そうとしたらボルトが破断??

いや~ぁ。これには流石に苦労しました。ボルトを緩めたらその都度「ボキッ」。頭から折れる折れる。都合4箇所この部位と悪戦苦闘することになりました。


色んな工具を購入してきては挑戦するんですが、それでも外すことが出来ず、


終いには工具も駄目にしてしまう有様。



結局、破断したボルトをドリルで貫通させ隙間が出来たところで救出するという荒業に。


ひどい箇所はナット側も損傷し、タップを切ったら開口部が大きくなる有様。
7mmが10mmになってしまった箇所も出来てしまいました。
自分の技術力の無さにつくづく哀れさを感じてしまうのでした。


ボルトの件もとりあえずは解決、例によってカラードから無塗装バンパーへ。
今回、バンパーでお世話になりました「西武タクシー」さんどうもありがとうございました。



取り付け後の姿。バンパーに貼り付けてある「昼間点灯推進車」のステッカーは、剥がそうかどうしようか悩んでおります。
グリル周りはホーンを純正品に戻す関係で、取付は保留にしてあります。

そして現在苦戦中の内装関係。


まずは右側のディマースイッチ。
ハザードスイッチをプッシュしたら、ボタンが戻ってこないという不具合が。
これは前オーナー様から起きていた不具合で、所有されていた頃に新品を調達されていたので交換させていただきました。






交換は結構簡単で、カバーを外し、ネジ2本を緩め、ハーネスを
外すだけ。
交換が容易なのはやっぱり営業車だからでしょうか?
ちょっとオドロキ。



その下へ潜ると、下のカバーがダラーンとしていてボンネットオープナーが開けにくい状況。その原因とは…。

こんなものが取り付いていました。
サンヨーテクニカ製の怪しい製品。
聞くところ、これはエンジンスタートを遠隔で行う装置らしいです。

我が家では不要なので撤去しました。



ここでいよいよメインデッシュ、内装品の取り外しです。
家族を含め、我が家が所有するクルマは全て「土足禁止」であり、クルマは靴を脱いで乗るものというのが定着しております。
今回母の運転する車になるので、「土足」車から「土足禁止」車への移行をせねばなりません。
まずは先にリアシートを取り外したわけですが、ひとつ感心したのはコレ。
リアシートがワンタッチで外せるようになっているのには、流石タクシー仕様と感心したのであります。


感心しているのも束の間。どんどん外していきます。



はいっ。ドンガラ状態になりました。
カーペットはクリーニングするので、もう一枚取り外して…。




はい、ドウゾー。


したらば、あれれ??車内に水が。
どこからか漏れているようです。この疑わしき部位をハンダで塞ぎ、PORして補修。しばらく様子見です。


ホイールも交換しました。というより戻したといったほうが良いのでしょうか?
コレを替えるだけでもぜんぜん見栄えが変わりますね。


とまあ、ここまでが現在の進捗状況です。今後は欠品部品を発注→取付という順序でしょうか?

今後進捗あれば日記したいと思います。ただし時間に余裕があれば…。

ではまたお会いしましょう!
ではでは。



Posted at 2014/03/17 19:35:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「今年より冬タイヤを鉄チンにしたら、とんでもないことになってしまった。。。」
何シテル?   11/05 18:49
あっ、どうも。 薩摩守こと、白根です。 旧い車、特にマイナー車や低グレードなクルマを見ると新旧問わずググっと来てしまう歪曲してしまった変態オヤジです。 ...

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