前回、バンパー交換、内装やトランク周りをドンガラ状態にしたセドリック。
寒冷地で酷使されていたのか、色々な箇所から錆が見つかり、下回りは思ったより凄まじい状況…。
とりあえず水漏れしている箇所は補修・修復しましたが、いずれは大工事が必要になる予感。。。
その辺はいったん目を瞑るとして、今回は復元作業に着手。
び~~~~~っ。
ん~。なんとも情けないっ。
この瞬間こそが日産車だあね(爆)
都内でも以前より店舗を減らしつつあるのに、この地は日に日に増加傾向にある状態。不思議で仕方ありません。
それはさておき、これだけの大きなものは家庭用の洗濯機では洗濯できません(つか、たぶん洗濯機に入らないし壊れる。)
コインランドリーへ行けば、布団が洗えるくらいの大型ドラムがあり、フロアカーペット位の大きさのものなんてお手の物。
早速カーペットもろとも持参して、ドラムへ放り込み洗濯開始っ!!
しかし、思わぬハプニング発生!!
洗濯が終わり、取り出してみると大変なことにっ!!!!!
カーペット下のあんこみたいなやつも洗ったら、まあボロボロ。
おまけにこのあんこみたいなやつが季節柄もありなかなか乾かず作業は難航。綿ホほこりみたいになってしまったそれは乾燥機を使うことも出来ず…。
約1ヶ月ほど天日干しにして乾燥させ、ようやく水分が抜けました。
それれを復元する作業も難を極め、ジグゾーパズル顔負けの作業に。
剥げた部分の糊のあとを頼りに綿を貼り付け、木工用ボンドで固定。
こんな感じにしていきます。
とりあえず復元することが出来ました。
カーペットを取り付けた状態。
クリーニング前と比べて如何です?
綺麗になったかな??
リアパーシェルも改善。
汚れているなーと雑巾で水拭きしたら、
あららら。
このままではみっともないので、塗装することに。
リアダクトを取り外し、プレスボードだけの状態にします。
このリアダクト、ランナーにワッシャーみたいなので固定されているのですが、外すのにはご用心。
そのまま引っ張って外そうとするとランナーが折れます(実際折ってしまいました)。
外すときは、ネジを緩めるようにクルクル回しながら外しましょう。
綺麗に外せます。
青内装車は「染めQ」の「ネイビーブルー」がバッチリ。
塗装を終え、装着。
しかしながらこれだけではなんかみすぼらしいので、ちょっと工夫。
ホームセンターでパイル生地のカーペットを買ってきて型に合わせ裁断。
リアダクトはダミーなので、ストップランプ部のみ穴を開けました。
インパネ周りも改良。
センターコンソールは全て分解し、水洗いし、アーマオール塗布。
オーディオなどがつくセンターパネルは部品として新品入手が出来ないので、たまたま某オークションに出品されていた同色のものを入手。
入手したパネルはどうやら一番初期のセダンに付いていたものらしく、シガーソケットにはイルミネーションが付いておりました。
幸いなことに、車体側からハーネス切断してくれていたおかげで、増設が容易にすることが出来ました(QJY世代はイルミが省略されている)。
カーオーディオも世代に合わせ、取説の絵柄を参考に記載されていたものと同型を装着。
下には頂いた1DINのドリンクホルダー(ラルゴのものらしい。)を装着しました。
びふぉ~。
あふた~。
木目調だったインパネから一新。
黒基調のチープ感が増した内装が蘇りました。
座席には、白のフルカバーと、レースのハーフカバーの組み合わせ。純正ではY31のものが入手出来なかったので、先代のY30用を装着。
ワゴン用から装着したので、リアが装着できず、どうしようか悩んでいたら、これまた某オークションで社外品のフルカバーを入手。
ドアトリム。
ここも結構汚れていたので取り外して清掃したわけですが、このままでは芸がないと、試みたのは・・・。
そう。あのタクシーが良くやっている、クリアコーティング。
近所のホームセンターで、「テーブルマット」と称して売っている、厚みの薄いやつを利用してやってみました。
その前に各所を分解、清掃して、アーマオールを塗布して光沢を出しておきます。
工具を準備して、広めのテーブルの上で作業します。
窓ガラスに接触する黒いフェルトは完全分解が出来ないので爪を起こし部分的に宙に浮くようにしておきます。
透明のカバーを50mmほどスペースを作り、リベット固定させてある場所の逃がしを作り、その隙間にカバーを挿入していきます。
いったん折り曲げた爪を起こしその爪で突き破るように穴を開け、固定させます。
いったん折り返し、包み込んだような状態にします。
このカバーは伸縮性がありますので、引っ張りながらタッカーで固定します。
タッカーの芯をそのまま固定すると貫通してしまいますので、予め足の長さを半分くらいに切断しておきましょう。
固定が終わったら余分なところを切断して完成。
開口部はギリギリで切断せず、このように開口し、内側で固定すると綺麗に仕上がります。
如何です?タクシーっぽくなったでしょ??
これで、ドアトリムが汚れる心配なし???
ってなワケで、とりあえずリフォームを終えることが出来た内装。
ここで一安心かと思ったらまだまだ。
今度はここが残っています。
乞うご期待・・・。
ですな。。。
皆様、こんにちわ!
ご無沙汰しておりますですねぇ~。
良く言えば時間がない、悪く言えば無精者なワシ、「日記を書く」という行為が億劫なんですよね~(笑)。
ってなわけでかなりネタも貯まってきたので、ここいらで洗いざらい自供致します(?)。
先日(といってもかなり前。)、ブル様やレックスさんに酷使させるのがいささか不憫に感じており、友人でありみん友様である方からセドリックをお預かりさせていただいていただいていたのを私の足車にしようと計画していたところ、家庭の事情というやつでなんとまあこのLPGセドリックを母が乗るということに…。
そんなわけでテキトーにするわけにもいかず(とはいえ、自分が乗っても結果は同じなんですが。)、この度徹底的にいじくり倒すことになったわけです。
そんなY31セドリック営業車。はじめはタクシー使用にしようか?覆面仕様も良いなあ。ん?教習車も悪くないぞ。とも思っていたんですが、何分色がこのシルバー。個人的にはもともとある姿(いわゆるオリジナル状態)を維持するのが好きなので、現状維持、あるいは新車当時の状態の装備に戻すのも我が家の掟でもあり、一番ネックだったのがこの色だったわけです。
シルバー、シルバー?、シルバー!!
そ、そうだ!!! こ、これはまさしく逃走車ではないですかっっ!!!!
もしも、この御時世に「大都会」や「西部警察」等の日産提供のカーアクション系ドラマが放映されていたのなら無線連絡で、
「本部より各移動、逃走車はシルバーグレーのセダン、ナンバーは○○55 ○ ○○-○○ 各移動は警戒されたし。」
な~んて言われて追っかけまわされそうな姿がこのクルマを見て直感してしまったのであります。
ってなわけで、今回のコンセプトは「逃走車」ということで作業が始まったのでした。
例によって前置きが長くなるわけですが、ここから作業の進展へ。
まず、一番初めに手をつけたのはトランク周りから。当初、エンブレムが無い状態でしたので、復活させるべく、既存のステッカーなど撤去させました。
撤去後の姿。貼り付け寸法など日産に聞いたところ正確なもの(要領書内容)は教えられないとのことだったので、どうしようか悩んでおりましたら、幸いにも撤去痕が残っており、これをもとに貼り付け寸法を割出し、記録。
近年デジカメがあるおかげで、簡単に記録できるから助かります。時代に感謝!!
友人でありみん友様である方からセドリックをお預かりさせていただいていただいている方(以後「前オーナー」と記載させていただきます。誠に勝手で申し訳ありません。)曰く、左側は上手く剥がせたんですが、右側が上手くいかず失敗。誤魔化しで「車間注意」のステッカーを貼付していたそうですが、これはシール糊が残っていただけで、ブチルゴム素材なので、ドライヤーで糊部分を温め、ガムテープなどですくうようにしてあげたら綺麗に除去できました。
お次はテールランプ、トランク内の清掃です。内外とも付属品はすべて取り外し、清掃。平行して車体状態を確認します。
元々は東北育ちだった(実は寒冷地仕様!)らしく、その影響か至る所錆だらけ。おまけに水漏れまで発見。
前オーナー談ですと、なんとまあ宮城陸運管内に居たもので、震災前数日に九州入りしたというなんとも幸運な一台。これがその数日遅れていたら…。
ぞっとすることになっていたわけです。そんな幸運なセドリック。
やはり長生きしてもらわねばならないでしょう。
錆処理は我が家に板金工具が無いため、とりあえず錆取り後POR処理しておき、水漏れは、バンパー部取付部穴からのゴム部品欠品によるもので新規製作し解決しております。
テールランプ類も一部割れなどがあったので、予備部品がありましたので交換。しかしながらこれがまた一筋縄でいかず…。
交換側のボルトが突然破断したり、シールドサイトが色違いだったり…。
結局、移植などで対処しニコイチして現状回復させました。
バンパーは、カラードから無塗装のいわゆる「グランツバンパー」にダウングレード。
ってなわけで、リア周りはこのようになりました。
バンパーを外そうとしたらボルトが破断??
いや~ぁ。これには流石に苦労しました。ボルトを緩めたらその都度「ボキッ」。頭から折れる折れる。都合4箇所この部位と悪戦苦闘することになりました。
色んな工具を購入してきては挑戦するんですが、それでも外すことが出来ず、
終いには工具も駄目にしてしまう有様。
結局、破断したボルトをドリルで貫通させ隙間が出来たところで救出するという荒業に。
ひどい箇所はナット側も損傷し、タップを切ったら開口部が大きくなる有様。
7mmが10mmになってしまった箇所も出来てしまいました。
自分の技術力の無さにつくづく哀れさを感じてしまうのでした。
日産(純正) センターキャップ カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2017/04/24 16:17:18 |
![]() |
跳ね上げワイパーアームに交換 カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2016/01/02 01:55:37 |
![]() |
セドリック公道復帰!(編集版Ⅰ) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2015/03/31 10:05:25 |
![]() |
![]() |
レックスさん (スバル レックス) 当時、家族のセカンドカーとして乗っていたレックスコンビ。 赤の「SPECIAL」という廉 ... |
![]() |
ブル様 (日産 ブルーバード) ガキの頃、直線基調の910に憧れ、「いつしかこのクルマのハンドルを握っちゃる!」と思い描 ... |
![]() |
サンバーさん (スバル サンバートラック) 以前からサンバー欲しいなあ欲しいなあと思うこと数年。 願いが叶ったのか、ひょんなところか ... |
![]() |
セドリック逃走車 (日産 セドリックセダン) みん友であり、友人でもある方からお譲り頂いた(?)セドリック営業車。 当初廃車するか売 ... |