Y31セドリック公道復帰への道程（あふたー編～その15-1～）

先ずはホイールハウスから。ここは車体側までの損傷は無く、塗装面を削っただけでしたので、研磨して塗装面を平滑化。

リアの凹みも裏側からハンマーで叩き出したらおおよその形が戻りましたが、一部塗装が剥げてしまったので、紙やすりで平滑化しました。

今回最大の難所がココ。右前ドアの凹みです。どこでぶつけたのか損傷が激しく、叩き出しだけでは戻ることが出来ませんでした。

当初、そのうち新しいドアと換えるつもりでしたので、錆取りと平滑化までして塗装してしまおうと考えたのですが、あまりにもみっともなく、そして不思議なことに納屋にパテが転がっていたので、ココは鈑金の勉強に持って来いとパテによる鈑金を開始っつ！！

凹みが深い部分では当初3mm以上もあり、叩き出しで元に戻しても2mm程度までしか戻しきれず、ポンチで思い切り叩いて凹んでしまったかのような円周状の凹みは軽量パテで埋め込み。
画像は硬化後成形したもの。

その後軽量パテで埋めたものから更に厚付けパテで研磨部分を覆い、硬化を待ちます。

乾燥後、整形したもの。
なんか形状が非常にイビツな形…。

仕上げに薄付けパテで研磨中に出てきてしまった「クレーター処理」（2液性の練り物なので、練っている途中で気泡が入り、そのまま硬化してしまい、研磨した際に表面に現れてしまった空洞現象。）を行い平滑化させます。

さあ、いよいよ塗装準備。

余計なところに塗料が飛ばないよう厳重にマスキングしていきます。

マスキングが終えたときの姿。

な、なんか凄い…。