YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 275/50R20 113Q XL  

22年11月22日現在)

写真左が今回のiceGUARD SUV G075
右が今まで履いたContinetal Viking Contact6
双方とも275/50/20

■乾燥路・高速安定性
スタッドレスとしての乾燥路性能は、可もなく不可もなく。
高速道路でのドライ直線、節度ある追い越し速度、節度ある車線変更程度の挙動、山岳高速のカーブ等ほぼ不安は有りません。
但しスタッドレス全般に言える、余計な挙動を起こさない為の幅広い危険予測と+αの注意は必要。

しかし、ここは速度レンジが「T」でトレッドの剛性が高いContinetal Viking contact6の方が安心感が高い。

■氷雪路
disco3愛用時にYOKOHAMAジオランダーITシリーズを2度、今回と同じiceGUARD SUV G075 を装着してきました。
その時の体感は、氷雪路での安心感はピカイチ。
恐らく今回も裏切られる事はないでしょう。
アタシは高価なブリヂストン　ブリザック信者にはなれません。

Continetalに関しても、アタシの経験範囲内では全く問題有りませんでしたが、ヤバいアイスバーンなんかは、やはりYOKOHAMAの氷雪性能が更なる安心感をもたらしてくれそうです。

■数値上で見る性能比較(タイヤ負荷荷重・速度性能)
・iceGUARD SUV G075 275/50/20
　113Q XL(*1)
　　耐荷重性能　1,150[kg/本]@290[Pa]
　　(*1)エクストラロード規格•••タイヤの最大空圧が高めに強化されており、より高い空気圧によりより高い耐荷重性能を発揮します。
　　速度レンジ　 Q(=max160[km/h])

・Viking Contact6 275/50/20
　109T
　　耐荷重性能　1,030[kg/本]@300[Pa](*2)
　　(*2)エクストラロードでは有りませんが、非常に高い最大空気圧(タイヤ本体の刻印から引用)
　　速度レンジ　 T(=max190[km/h])

耐荷重、タイヤ全体としての剛性はYOKOHAMAが優位
速度レンジ、トレッドの剛性はContinetalが優位
但し双方ともdiscoでの使用範囲内で有れば必要十分な数値。

■総評
氷雪路だけの評価で有れば間違えなく★×5と評価したいところですが、ドライ性能ではContinetal vaikingと比較すると、そこは★×-1としました。勿論iceGUARD SUV G075 のドライ性能が著しく劣る訳ではありません。

【23年2月2日　追記】
氷雪路での走行では期待通りの安心感をもたらしてくれました。
実験的に氷上路で約40km/hからの急制動を掛けてみましたが、ABSが発動するもそれは短時間で解消し、しっかりと止まってくれます。
タイヤの氷上性能も優秀なのでしょうが、それに加えてdiscoの走行制動性能、2.5tの重量と275サイズという広めなタイヤ幅も寄与しているのかもしれません。