小説読んで胸が熱くなった・・・

今日は多くを語らないでおきます

↓の小説　「君たちに明日はない」のシリーズで３作目




作者の垣根涼介氏はクルマとバイクがお好きな方です

物語はリストラ請負いを仕事にする主人公の様々な人間模様を描いています

３作にあたるこの本は　４話で構成され

３話の「みんなの力」は　Dラーで働く整備士がリストラの対象

その対象者の一人　腕が立ち心からクルマを愛する「宅間」という整備士が主役です

「宅間」が若い頃の愛車FD３S　その１３BにT７８タービンをかませ　パワーアップ

「宅間」の幼馴染の友人は８０スープラ　２JエンジンにTD０６タービンで　パワーアップ

その友人が首都高速で事故死してからチューニングショップと縁を切ったという経緯があり

パワーアップを依頼しに慕って来る顧客に↓こういって説いています

「エンジンブローになったとき、あなたはその速度域でクルマをコントロールできますか？
周囲のクルマを事故に巻き込まないと自信をもって言えますか？」

辛い経験もしている「宅間」の言葉には重みが感じられます


その「宅間」が主人公「村上」との面談でかわすセリフが実にイイ!!　

読んでいてジーンときました　(TωT)

こういう整備士が多く育つことを願いたいのですが

いまの企業や社会は　育てるどころか　失くそうとしている・・・

そんな気がしました


PCでないと細かい文字は分かりづらいでしょうね　　ご勘弁ください

↓　ジーンときたセリフが載っているページの一部



↓　こういうお客もいるんですねぇ・・・


結局　多く語っちゃいました～＿|￣|○))