爆弾低気圧という言葉

天気予報どおりとは言え

北日本を中心に荒れた天気になっています


ところで

この荒れた天気の様子を伝えるニュースで

「爆弾低気圧」が原因という解説を見聞きしたりします

一般の方は「爆弾低気圧」という言葉から何を連想されるのかな？


私事で恐縮ですが

定年退職する前の気象情報などを作成していた頃

↓のように徹底指導を受けてきました

「爆弾低気圧や台風並みに発達した低気圧という言葉は使わずに急速に発達する（した）低気圧と

表すように!!」


でも 情報を発信し...それを受けたマスコミはお構いなしに言葉を変えて使い放題

「何なんだよ～これ・・・」


その当時

複雑な思いが湧いていまして

「お役所（本庁）の意図とする気持ちは 国民に上手く伝わっているの？」

そんな疑問を抱きながら

気象情報の作成やら解説を行ってきました

退職したいまのワタシにはそんなことは関係無くなりましたが

長年の習性と言いましょうか

ニュースを見聞きすると

「おいおい・・・」と呟いてしまう自分に

ある意味驚いたりします


こういうことって

様々なお仕事に関わっていらっしゃると

感じることは少なくないのでしょうね・・・多分

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気象庁HPより
低気圧に関する用語

昨日（24日）15時の地上天気図（気象庁HP抜粋）


今日（25日）15時の地上天気図（気象庁HP抜粋）


地上天気図を見比べると 低気圧の発達ぶりが分かります

数値予報では数日前からこれに近い状況を表していて

TVなどでお天気お姉さんやお兄さんが解説し注意・警戒を呼び掛けているんですね

実際のところ

呼びかけたところで当該地域では厳しい気象現象に遭うことは避けられず

それなりの覚悟を強いられますよね

被害が最小限に収まることを願い

綴った次第です