ノーベル賞…雑感

昨夜は吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞したことを知って

年甲斐もなく「やった～!!」と思わずガッツポーズをしちゃいました

いまでは日常に欠かせない存在になったリチウムイオン電池

吉野彰氏はその開発をされてきたんですね

ご苦労もいろいろあったとか・・・


これまでに国内外のノーベル賞を受賞した方々は

受賞が目的で行動をしてきたのではないと思っています

謎の解明・人類への貢献などの目的を持ち

たゆまぬ研究・試行錯誤など地道な努力の結果が実を結んだ・・・

そう思うんです


一部の評論では

将来日本人の受賞者が減少云々と指摘されたりしますが

受賞自体を目的とするのは...「？」って感じます

他方で

速攻性の儲けに結びつかない地味な基礎研究を蔑ろにして

人間性を育まない詰め込み教育で生まれた研究者では受賞が困難

という論評を昔読んだことがあります

この点は...まさに納得...いま揉めてる隣国を連想



様々な分野の謎を解明・人類への貢献に繋がる研究や行動に

経済面を含めた理解と支援の環境・体制を充実させ

成果がすぐに得られずとも温かく見守り

苦難の末に得られた成果が人類を幸福へと導き

その功績を称え新たな研究者を育てていく

そういった本来のノーベル賞の在り方を

吉野彰氏の受賞の報道で再認識した次第です