昨日のブログの続きです
せっかくお店に行って展示車を観れば
外観だけでは物足りずあちこち観たくなります
そもそも S660は走りを楽しむコンセプトで設計製作されてます
サスペンションを支える側のスポット溶接の具合とか
エンジンの配置は重量バランスや排熱対策を考えてレイアウトされています
横向きにマフラーが装着されている空間は収納スペースにあてればと思いましたが
オプション設定の可変リアウィング装着スペースにあてられているとか・・・
なるほどとうなづくことが一杯ありました
タイヤにはヨコハマのアドバン「ネオバ」が奢られています
フロントとリアでサイズが違い しかも方向性パターンです
・・・タイヤローテーションが出来ない訳です
この動力性能で強大なドライグリップのアドバン「ネオバ」が必要なの?
なんて書くと 「コノヤロー ケチ着けやがって!!」
爺のワタシですので 許してやって下さい
そんな思いでカシャカシャと撮っているものだから
「クルマ関係の方ですかぁ」と担当のHさんから言われました
「ど素人です・・・」
「ほんとですかぁ?」
その後 乗ってきたインテグラをお見せして ホンダ店との経緯を話したりしました
「そうだったんですか・・・」
Hさんはワタシの息子よりちょっと年上の営業のチーフ
値引きやら裏事情的な雑談をしながら
気になるところをお尋ねしました
1つめは ハードトップの概要
→ソフトトップはコツを掴めば、女性でも一人で簡単に装着できることが前の担当者の実演で
分かりましたし、前後の向きを間違えやすいので注意して欲しいとのことでした。
その後にハードトップの話しが出たので尋ねたところ、「無限MUGEN」からはハードトップが
用意されていますが 今年の夏発売で約23,5000円とパンフに表記されていました。
・・・すげぇ高い!!
2つめは 荷物の収納スペースはどこ?
→基本的に「無い」と感じました。手っ取り早く助手席の足元やシートの上になるでしょうね。
フロントはソフトトップの収容ボックスにあてられ、工具や応急パンク修理キットで一杯です。
シートの後ろにわずかな空間がありますが、薄くて小さなカバンぐらいですね。
奥様や彼女と遠くに旅行することは・・・不可能だと判断しました。
ここで 応急パンク修理キットってことはスペアタイヤは無い訳ですよ
ならば パンクしても走行できるランフラットタイヤを純正装着させれば良かったのに
コスト的に変わらないと思うけど・・・
ふと コペンとサイズの比較をしてみたくなりました (グレーの背景がコペンです)
S660は 全高が低い分 カッコ良さを際立たせています
S660って本当に走りに徹していることを実感できました
ホンダで史上最年少となる開発責任者の椋本陵さんは26歳!!
購買層は中高年が多いというお話しですから 開発も年配者とばかり思っていたので驚きです
―――――
「660ccの動力性能と車重量を考えたら アルトターボRSは魅力だなぁ」
軽自動車の規制枠がなくなるのかなと思ったけど 存続してますからね
Q:「車重800kg台はハンデになりませんか?」
A:「オープンでミッドシップですから 操舵性と剛性を保つのに これが限界重量だと思います」
「ハンドリングで勝負すれば負けない自信はあります」
「回転数が高められているMTの方が走ると思いますが パドルシフトのCVTも人気あります」
「実はMTの展示車は少なくて うちのお店はたまたまMTになったんですよ」
Q:「試乗の予定は?」
A:「おそらく今月の半ばになるでしょう 予約殺到した場合にどうしようか悩んでいます」
Q:「1000cc仕様は出ないの?」
A:「・・・・・・1000cc 2000ccモデルの情報があるようです」
末端までは箝口令があるのか 教えられていないのか 具体的な情報は得られませんでした
帰りがけにインテのつばさを見て
Hさん:「isモデルで 5万キロ未満の走行距離 ノーマルを維持した内外装 ウィングやホイール
は問題ないですし程度はイイですから そこそこの買い取り価格になるでしょう
このレベルの中古車を見つけるのは難しいと思いますが よく見つけられましたね
ある意味ではタマ数の多いType Rよりも希少な存在ですよ」
営業のチーフだけあって Hさんはお口がお上手です!!
彼は家で N ONEに乗っているんだそうで
N BOXを含め軽自動車の話になりました
Hさん:「ナンバープレートが中央に配置できるレイアウトって難しいですよ」
「N ONEやS660は中央に配置している点で評価できると個人的に思っています」
ワタシはそういう事情があるなんて知りませんでした
なるほど・・・
「S660を拝見するだけで お時間を無駄に費やさせてゴメンね」
Hさん:「いえいえ いろんなお話しができて楽しかったです 〇店も同系列ですから向こうで点検
されて当店に遊びで来られても構いませんし 気楽に遊びに来てください」
イイねー 流石やり手の営業マンです
「ありがとう!!」 とお礼を述べてお店を後にしました
S660を観に来たお客さんは 中高年層ばかり・・・
