痛風おやじのブログ一覧

完全な自動運転化には及ばないものの

様々な装置が安全運転を補助する役割を担っています

衝突・追突被害軽減ブレーキや車線維持支援装置など普及してきました

これらの装置に使用されているセンサーと電子デバイス＆プログラミング

この信頼性が問われているような事故をネット情報でチラホラ見かけます

国交省のHP内には「自動車のリコール・不具合情報」があって

http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/index.html

↑を見ると　相当数の不具合情報が検索できます

マスコミ報道では　自動車及び関連メーカーからの正式会見発表がないと

取り扱われることがないですね

民間のメディアにとって　大事なスポンサーですから神経質になるのは想像できますが・・・


で　↑のHPで　これまでの不具合情報を読むと

クルマがドライバーの意思に反する動作をしたと相当数あるのには驚きました

電子機器は人間の過ちをそのまま反映することもあり

ドライバーの勘違いが全くないとは言い切れませんが

仮に　書かれているような動作が起きた場合に自分ならどうするか考えてみました

・・・一時的でもパニックに陥ってしまう


ドライバーの安全運転を支援し負担軽減と言われるものが

倍返しになって降りかかることへの危機管理意識が技術者サイドにあるのか？

いささか不安になってきます

唐突ですが　以前勤務していたこともあり

元名古屋空港での１９９４年に起きた中華航空機墜落事故を思い出しました


衝突・追突被害軽減ブレーキが誤作動したら

高速道路を法定速度で巡行し　後続には大型バスや大型貨物がいた場合はどうなるの？


車線維持支援装置が誤作動したら

インター出口で降りようとして　ウィンカー出しても直進しようとする場合はどうなるの？


エンジン制御が誤作動したら

ブレーキを踏んでも逆に加速してペダルを誤ってると勘違いした場合はどうなるの？

――――――

スポーティなクルマはレスポンスが身上ですが

いまは全て　クルマ>ドライバーといった関係なんでしょうか

この関係を否定する気は毛頭ありませんが　

ドライバーが運転を甘く考えてしまう

そんな危険性が潜んでいるように思えてなりません

交通安全とは

クルマや道路の進歩で得られるものではなく

人の意識が退化しないように努めることも必要なんじゃーないでしょうか