痛風おやじのブログ一覧

日々の生活で天気予報は身近な情報

ご近所でも職場でも挨拶の中で 「今日は〇〇〇ですね」

コミュニケーションにも天気は一役買っています


昔は天気予報といえば新聞・テレビ・ラジオが主でしたが

いまはスマホ類が加わり 従来のメディアでも多種多様な情報が提供されてます


ところで

登山や釣りなどになりますと 不意の悪天は危険にさらされ

漁師さんなら 海や天気が荒れるかどうかは一大関心事

天気図を見て予報することはもちろん

ラジオの気象通報からご自身で天気図をお書きになられる方も少なくないようです


・・・「ラジオの気象通報？」

NHKのラジオ第２放送で流されています

以前は３回/日でしたが

高度情報化社会になってから必要性が薄らいで

いまでは１回/日

ラジオから

「石垣島では、北東の風、風力4、天気は曇りで、気圧は1016ヘクトパスカル、気温は21度・・・」

かような内容が流れ それを書き留めたり 直接天気図に記入したりして仕上げていく訳です


この基になる気象観測データは国内・国外から気象庁へ集められ

その一部が原稿になっています


現在はスーパーコンピュータが観測データの収集・編集・管理と自動解析を行い

気象衛星やウィンドプロファイラ等から得る膨大なデータを加えて数値予報モデルで計算処理され

整備されたデーターネットワークでどの端末からでもディスプレイ上に必要な画像を表示できます

なので 気象台で天気図を書く作業はほとんど無くなってしまいましたが

大昔は職員が手作業で天気図を書いておりました

ただし↑の気象通報とは全く異なるものでして

全世界が取り決めた通報式に沿って観測データは全て数字化され

極東アジアの領域分を翻訳しながら天気図上にプロットし

そこから各種前線の位置や低気圧（台風）・高気圧の位置を割り出し

等圧線も矛盾が無いように判断しながら迅速に書き上げていました


高層観測や高層天気図も同様です


ここまで お読みになられて

「なんだ自慢話かよ・・・ツマラン」とお感じになられたことと思います



本音は天気図云々と言うよりも

クルマの評論の在り方を考えさせられたからです

天気図や気象情報を例に取り上げても

プロダクトする立場と利用される側とで本来認識が異なることは当然でして

事情を知って頂くことで 認識の差は埋められ

有効利用や内容の改善に繋がるものと考える次第です


新車の試乗記事は溢れています

↓「うん うん」と頷きながら記事を読んでいきましたが・・・ まとめの部分で？

【トヨタ カムリ 試乗】そもそもセダン復権の必要はあるんだっけ？…岩貞るみこ

せめてご自身でリサーチするなり 事情を調べるなりして

具体的な事柄を述べて頂かないと・・・

一般ユーザーの目線的な試乗の評論なら

みんカラの方が圧倒的に参考になると思うのですが・・・


偏屈おやじの戯言でございます