ノーマルフーガ　0-100km/hってどうよ

某ゾンビ巨大掲示板に「お前のﾊﾞｲｸはどのｸﾗｽの四輪と同じ加速？」と云うスレがある。
「加速スレ」と云う奴だ。静止から時速100km/hまで何秒かかるかを映像にして順位付けしている。

下記サイトでまとめられている。（業物バンザイ！！）
http://user.wazamono.jp/kasokusure/







ここにアップされているフーガ(Y50)の情報がある。

http://user.wazamono.jp/kasokusure/movie/154.wmv

FUGA Y50 350GT
5.77sec　（動画154）

並み居る大型車クラスの強敵の中、遅れを甘んじている。

くそ～！！　俺が仇をうってやる！！

うちのフーガくんのVQ35DEはどうなんだ。自分の感覚では5秒は切りそうな気がする。。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず 」とは孫子の謀攻篇の言葉である。
まずは己を知ろう。

フーガY50　VQ35DEのエンジンの性能は。

総排気量 3.498L
最高出力〈ネット〉 206kW (280PS) /6,200rpm
最大トルク〈ネット〉 363N·m (37.0kg·m) /4,800rpm

あはは。ダメダメだ～！！

http://history.nissan.co.jp/FUGA/Y50/0508/CONCEPT/main1.html

フーガY50前期のトランスミッションはジヤトコ製JR507E型マニュアルモード付きフルレンジ電子制御5速AT（5M-ATx）である。

6700回転(レブリミット低い!!)までの回転数と速度をグラフにすると、各ギヤでの最高速が出る。
2速で100km/hは出ることが分かる。

日産が公表しているフーガVQ35DEのエンジン性能曲線を解析する。400rpmから6500rpmまでしか載ってなかったり、トルクのピークが4600rpmで何となく変であるが、これしかないのでしょうがない。曲線から数値を読み出してみる。レブリミットが6700回転なので、無い部分をあーやって、こーやって作ってみた。

そんでもってトランスミッションの総減速比とタイヤの半径から駆動力が計算できる。
走行性能曲線を作ってみる。ただし、トランスミッションからタイヤまでの機械損失は無視している。
1速から3速までは線が交わっていないのがわかる。
タイヤから路面への駆動力が高ければ高いほど加速は良くなる。どの速度域でも駆動力が最大になるようにシフトチェンジして行けば良い。

というかアクセルべた踏みでいいんじゃね？勝手にレブリミット直前にシフトアップしてくれる。何かつまらないぞ。

ちなみにボアストローク81.4mmのVQ35DEは、平均ピストンスピード20m/secまで上げらるという経験則から、7300回転まで大丈夫である。
そこで7300回転まで曲線を延長したものを作ってみた。

お金をかけてECUの書き換えをしても、たいして効果がないことがわかる。

夜中になんとなく計算して表をつくったので、正確かどうかは全く責任をもちません。間違っていたら教えてください。

公道の一般道では100km/hは出せませんし、高速道路で0-100km/hなんて危険です。

結果
フーガくん(Y50前期)で0-100km/hをやったところで速い車ではないので面白くないと予想される。

　
それだけ。おしまい。