2013年11月10日
ミニの洗車と高速道路通勤
「ミニは水に弱い。」よく言われることです。これは単なる風潮ではなく、おそらく旧ミニも含め、50年代~60年代の古いクルマ全般に言えることだと思います。ほとんどの部品が金属でできているため、どうしても錆が出てしまい、そこから腐食してしまうのです。空気中の酸素に触れるのは仕方がないとして、できれば水を浴びせないようにするのが普段の対処法ということになるでしょう。
僕は、できるだけ雨の日には乗らないようにしていますが、クルマですから走っていて雨に降られることもあります。それに、ワイパーがショボいので、雨の日は水はじき剤の「レインX」をウィンドウに塗って対応しています。また、夜間の雨対策として、ヘッドライトも明るいライト(レイブリッグのマルチリフレクター)に換えてあります。これで、とりあえず雨の日の夜も不自由なく走ることはできています。
洗車する時も、泥だらけになった時以外は、できるだけ水を使わずにクルマをきれいにしています。
まずは、「拭くピカ」でルーフから順に拭いていきます。ルーフからというのは、屋根だけ白色だからです。「拭くピカ」が汚れる前に白い部分を拭いた方がいいかなと思って屋根から順に拭いています。小さな車体ですから、隅々まで拭いても30分ほどですし、「拭くピカ」も一枚で十分足ります。次に「拭くピカ・ホイール用」でホイールを拭きます。前タイヤのホイールはかなり汚れますから、後ろのホイールを先に拭きます。純正ホイールはあまり複雑な形状ではないので、案外拭きやすいです。ホイールを拭いたら、タイヤにシュッと吹きかければきれいになるスプレーをかけて、タイヤが泡だらけになっている間にガラスを吹きます。ガラス用のシートは、ミニの全部の窓ガラスを吹いてもあまり汚れないので、そのままダッシュボードも拭いてしまいます。これで完成ですが、拭きムラが気になります。特に白い屋根は拭いた跡が残ります。そこで、糸モップでから拭きをして仕上げます。水も使わないし、車体も小さいので、1時間もあればミニはすっかりきれいになります。メッキ部分も結構ピカピカになります。
遠距離通勤の僕は、1時間目の授業のない日に時々勇気を出して通勤にミニを使うことがあります。自宅のある豊田から勤務地の岐阜まで片道80㎞のうち4分の3が東名~名神~東海北陸の高速道路です。通常は時速90㎞くらいで走行車線を走り、遅いクルマに追いつくと、タイミングを図って追い越し車線に出ます。メーター読みの110㎞くらいで走って追い抜き、速いクルマに追いつかれる前に走行車線に戻ります。おそらくメーター読みの110㎞は、誤差を差し引けば法定速度の100㎞くらいでしょう。アクセルの踏みしろにはまだ余裕があるのでもっとスピードは出るはずですが、こうした遅すぎない程度ののんびり走行が、ミニでは案外快適なのです。
ブログ一覧 |
ローバーミニ | 趣味
Posted at
2013/11/10 00:56:32
今、あなたにおすすめ