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2015年11月08日 イイね!

2015.11 リッターバイクとの別れ

2015.11 リッターバイクとの別れ リッターバイク引退宣言から半月、僕としては短かった5年半の間の相棒、お気に入りのカワサキZRX1200ダエグが引き取られて行きました。ノーマルのシート、スクリーン、タンデムグリップを段ボール箱に詰め、リアシートにくくりつけていると、寂しさがこみ上げてきました。
 家からバイク屋までの道のりが僕の最後のリッターバイクでの走行でした。それほど遠い距離ではありませんが、1区間だけ高速道路を走り、その安定した走りをじっくりと味わいました。
 決心して半月の間に気持ちの整理ができたのか、前車の11年間思い出を共にしたZRX1100との別れほどつらくはなく、バイク屋の前に止めたダエグを眺めていても思ったほど悲しい気持ちにはなりませんでしたが、「これでもう、コイツは僕のバイクではなくなるんだ」と思うと、やっぱり寂しいものでした。
 そして、この瞬間から僕の愛車は8年落ちのホンダCB400スーパーボルドール。妻のお古で、僕もたまに乗っていたバイクです。こうして、30代の時に乗っていたGPZ600R以来24年ぶりの中型バイクでのバイクライフがスタートしました。
2015年10月15日 イイね!

2015.10 リッターバイク引退発表

2015.10 リッターバイク引退発表 2週続けてバイク・ツーリングの話題で更新してきましたが、今季限りで、24年間乗り続けてきたリッターバイクを降りることを決意しました。リッターバイクからの引退です。
 僕のリッターバイク・デビューは、南は九州佐多岬から北は北海道宗谷岬まで日本縦断ツーリングをした時の愛車カワサキGPZ600RからカワサキGPZ900R(元祖ニンジャ)に乗り換えた1991年のことでした。まだ元気な盛りの30代でした。ナナハンを超えるバイク、映画「トップガン」でトム・クルーズが乗っていたバイクということで、走るのが楽しくてたまりませんでした。
 8年後の1999年にカワサキZRX1100の乗り換えました。なんて乗りやすいこと。走る・曲がる・止まるがとても素直で、80年代のバイクとは隔世の差を感じました。
 ZRX1100には11年も乗り続けました。そして、フルモデルチェンジに伴い、正常進化した今のカワサキZRX1200ダエグに乗り換えたのが2010年のことでした。
 実際のところ、リッターバイクを降りる決断をするのに相当な勇気が必要でした。1000cc前後あるいはそれ以上の排気量の大型バイクを操る喜び、魅力は計り知れないほどのものがあります。そして、それなりのライディング技術を要します。しかし、ここ数年、例えば白線で停車するのに、イメージと数㎝ずれていたり、コーナリングの際にイメージしたラインよりもわずかに外側に膨らんでいたり、あれっと思うことがたびたびあるようになりました。さらに、400ccのレンタルバイクに乗ったり、妻のCB400スーパーボルドールに乗ったりした時に妙に心地よいフィット感が感じられ、無理して大型バイクを操るよりも中型バイクの方が気持ちよく走れることに気づきました。
 リッターバイクの方が気持ちいいと思えるのは、高速道路や直線路を走っている時と、スタートやコーナー立ち上がりの胸のすく強烈な加速感、そしてバイクを降りて眺めている時の優越感だけのように思えてきました。つまり、「強烈なパワーと見栄」だけになっているのです。僕もすでに60を過ぎました。「見栄」は大事ですが、思いどおりに操れていないと感じた今が、やっぱり決断の時かなあと思いました。
 引退と言っても、リッターバイクからの引退で、バイクを降りるわけではありません。当分の間は、妻のお下がりのホンダの400でツーリングを楽しみます。そして、来年か再来年に気が向いたらまた大好きなカワサキのバイクを買おうかと思っています。お目当てはニンジャ650。ニンジャ400の海外版です。先の宗谷岬弾丸ツーリングで乗ったのがレンタルのニンジャ400でした。これがまたいいバイクだったのです。それも、リッターバイク引退決意の引き金になってしまいました。パワー不足と情けない排気音を除けば、十分すぎるくらい満足できる性能でした。それにやっぱりニンジャはかっこいい。650を選べばパワー不足も補えるでしょう。ZRX1200ダエグの110馬力のパワーがなくても、風を感じながら気持ちよく走るバイクの楽しさは中型バイクでも味わえます。
 正直言って、リッターバイクから離れることは思いっきり寂しいです。ガレージに置かれている鮮やかなキャンディグリーンのZRX1200ダエグを目にすると涙がこぼれそうになります。そしてなぜか、今後は重いハイパワーのマシンを操ることができなくなってしまうことを「怖い」とも感じてしまうのです。24年間、30代の頃からバイクと言えば「900ニンジャ、ZRX1100、1200ダエグ」と、リッター・クラスのバイクを指していたのですから。いつも、僕の横にはリッターバイクがあり、それが当たり前のバイク・ライフだったのです。
 これから先、自分で操るバイクは流行りのダウン・サイジングということになってしまいますが、気持ちよく走れるサイズのバイクです。自分が「気持ちいい」と思えるバイクでずっとずっと楽しいバイクライフを過ごしていこうと思います。
 来年の夏も、きっと今までよりもちょっと小さめのバイクで北海道の大地を走っているはずです。
2015年10月04日 イイね!

2015.10 北海道ソロツーリング・道東編

2015.10 北海道ソロツーリング・道東編 この夏一番の思い出です。あれから1か月半・・・。
<8月14日(金)>
 大学勤務になって初めてバイクで出勤した。それも荷物満載で。
 朝の東海環状道の土岐付近の風景でちょっと北海道を感じた。今日は、仕事が終わったら北海道に向かうのだ。
仕事が終わって目指したのは福井県敦賀のフェリー埠頭。岐阜各務原ICから東海北陸、名神、北陸道を走って敦賀に来ました。
 バイクの少ないこと。11時15分乗船、午前1時出航のフェリーですが、9時30分になってもバイクは僕の1台だけ。結局、乗船したのは僕のダエグを含めてたったの6台だけだった。
 船に乗ったらまずはお風呂。深夜の船上露天風呂はなかなかいいものだ。
 ツーリストSは畳2畳半くらいの小さな個室で、一応プライバシーも保たれている。最近バイクに乗り始めた小学校教師時代の友達T先生にメールをしていたら、船が動き出した。

<8月15日(土)>
 夕方になってやっとケータイの電波がつながった。たぶん津軽海峡にさしかかった辺りだ。そして、フェリーは定刻どおり夜の8時30分に苫小牧東港に着いた。北の大地に足を踏み入れた僕は、真っ暗な国道を西に向かい、9時半に予約しておいた東横イン苫小牧駅前に着いた。
 着いた時の気温は20℃。涼しいー。
 この時期の北行きフェリーはすごくすいてた。フェリーでは、船上露天風呂に入ったり、部屋で「赤い霊柩車」の再放送を見たり、めっちゃのんびり過ごした。久しぶりに映画も観た。上映してたのは「サクラサク」。ちょっとだけ涙が出た。
 明日が本当のスタートだ。天気も良さそうだ。明日はひたすら東に向かって走り、糠平湖辺りでキャンプができたらいいな。

<8月15日(日)>
 今日は苫小牧から北見まで350㎞余りも走った。
 苫小牧を出て、日本最古のサイロと雪だるまのポストを見て、ひたすら高速道路を走って十勝清水へ。そこから北に向かって然別湖。天気もよく、神秘的な風景に感動。お昼は湖畔のレストランで十勝野菜カレーを食べた。。
 ところが、僕はつくづく雨男。然別湖を後にしてものの5分もしないうちにどしゃ降り。降水確率10%以下だったはずが・なんと上川地方大雨警報発令の表示もあり、見渡す限りの原生林の三国峠は白一色になっていた。
 景色が見えないからただただ走るだけ。それでも、白樺林の中の直線の道を走ってる時だけ小雨になった。天気が良ければずっと美しい景色の中を走ることができたんだろうな。そうは思っても、天気が悪くても楽しいのが北海道だ。
 今日はキャンプができず、北見駅前の東横イン泊になった。

<8月16日(月)>
 朝から雨。北見からまずは道東で絶対に外せない美幌峠に行き、揚げいもを食べながら屈斜路湖を眺めた。
 次に向かったのが川湯から北に伸びる道道102。僕の秘密の道です。東藻琴では、屈斜路湖を東側から眺め、その後は高原道路、ワインディング、大農場地帯と北海道を凝縮したような景色。しかもそれが僕一人だけの占有道路状態なのだ。オホーツク海に抜けると、JR北浜駅へ。
 駅舎が海の見える喫茶店として話題になった駅だ。限定ヒレカツカレーと久しぶりのおいしいコーヒーが今日の昼食。
 再び南下し清里町の「海まで続く(ような)道」と斜里町の「地平線まで続く(ような)道」を地図で探した。この2つの道を見つけた喜びと景色の凄さの感動。やっぱり北海道は魅力がいっぱいだ。
 その後、知床半島北側を走って5時少し前に民宿旅館「酋長の家」に着いた。「酋長の家」は僕の道東の常宿で、去年もお世話になったお気に入りの宿だ。

<8月17日(火)>
 今日も天気予報では一日中雨。
 知床ウトロの「酋長の家」を出て、まずは知床横断道路。雨の知床峠は国後も羅臼岳も見えない。峠を越えたら嵐。強風なのに濃い霧で、前が見えない。歯をくいしばって、涙をこらえてヘアピンだらけの坂道を下り、羅臼のコンビニで温かーいジョージアを飲んだ。
 羅臼からはオホーツク海に沿って南に向かい、根室でかきフライカレーを食べた。お昼はカレー三昧だ。
 2時半に今回のツーリングの大きな目的地、納沙布岬に着いた。
 納沙布岬からは太平洋沿いに西に走り、雨と風で人っ子一人いない霧多布岬に寄って厚岸の真新しい民宿泊。北太平洋シーサイドラインと呼ばれる国道と道道を走ってきたが、景色はなーんにも見ていない。でも、霧多布から厚岸までは海岸段丘の上や湿原の中を走っていることは分かった。天気が良ければ美しい景色が広がってるんだろうなあ。
 厚岸と言えば牡蠣。晩御飯に生牡蠣が4つ。牡蠣そばにも4つ。獲れたての牡蠣のうまいこと、だけど、ちょっと多すぎ。最後は生臭くてにょろにょろして気持ち悪かった。贅沢言ってるなあ。
 雨のツーリングは大変だけど、やっぱりそれでも楽しいのが北海道だ。
 明日こそ天気になあれ。

<8月18日(水)>
 厚岸の朝は今日もどしゃ降り。でも、昼過ぎから天気は回復に向かうという天気予報を信じて宿を出た。
 相変わらす白い景色の北太平洋シーサイドラインを走っていたが、ちょっと晴れ間が出たところが大牧場。牛が僕を見てたので写真を1枚。雨が上がって視界が開けると、なんと走り全部が大絶景。ヘルメットの中で何度「すげぇ」とつぶやいたことか。
 その後、釧路湿原をぐるっと時計の反対回りで大回りして、鶴居村のおしゃれなレストランで野菜カレーを食べて、釧路市音別の叔父の家に行った。今月のはじめにおばさんが亡くなったので、手を合わせてきた。
 天気は回復し、釧路から5㎞ほど西の浦幌町でやっとキャンプができた。
 一人キャンプもなかなかワイルドでいいものだ。鍋のままインスタントラーメンを食べることにあこがれていた。もちろん、やったけど、鍋の縁が熱くてスープが飲めん。

<8月19日(木)>
 キャンプ場の朝は快晴。目覚めた時は寒くてシュラフから出られなかったが、出発する時にはすっかり暖かくなっていた。T シャツに秋用ブルゾンでちょうどいいくらいだ。
 出発してすぐ、ヘンな神社を見つけた。通称「おっぱい神社」。御神体の石はまさにおっぱい。
 今日も太平洋に沿って走った。やっぱり青空の下をバイクで走るのは気持ちがいい。
 襟裳岬に続く道は絶景の連続だ。
 襟裳はつぶ貝の産地ということで、今日のお昼はつぶカレー。貝とカレーは案外合うのもだ。
 今日はサラブレットで有名な静内のキャンプ場泊。明日の夜には帰りのフェリーに乗ることになっている。あっという間の1週間だ。

<8月20日(金)>
 静内のキャンプ場を出て海岸に沿って西に向かった。フェリーの出る苫小牧までは近いので道道74号で北に向かい、樹海ロードと呼ばれる国道に出て夕張に寄ることにした。
 ところが、途中で工事迂回に遭い山道を走ることに。そのうちに樹海の中の一車線のくねくね道になり、だんだん心配になってきた。地方の道道なんて通るクルマは皆無。周りは樹海。行くしかないと思い、怖々と走っているうちに広い道路に出た。そのうれしかったこと。しかも、そこには道道74の標識が。
 ほっとしてバイクを止めた所が小さな牧場。親子らしい3頭の馬がのんびり歩いていた。「おうまのおやこはなかよしこよし…」を絵に描いたような光景にすっかり癒された。樹海の中をさまよっている時の怖かったことが一気に消えた気がした。
 夕張市に入った所で夕張メロンを買って家に送った。僕が家に着く頃に食べ頃になっているはずだ。店の人が、夕張は市なのに1万人を切ってしまったと話していた。あとの買い物はすべて夕張でと思った。
 夕張の温泉に入ってお昼御飯を食べてと思っていたら、大きな温泉施設「夕鹿の湯」は廃業していた。仕方がないので、駅舎の食堂でお昼にした。食べたのは夕張産地長芋とベーコンのカレー。1480円は高かったけどおいしいカレーだった。
 お土産を夕張の道の駅で買って宅配で送り、フェリーの中で食べる晩御飯の助六と北海道小豆のあんパンを夕張のコンビニで買って、ほんの少しだけ夕張市に貢献してきた。微々たるものだが。
 夕張から道東道で一気に苫小牧に。港に着いた時、僕の北海道一人旅は終わった。
 フェリーに乗り、17時に出航。デッキに出て苫小牧港ターミナルが離れていくのを見ていた。
 コンビニで買った晩御飯を食べ、ピアノとコントラバスの生演奏を聴き、お風呂に入って、床に入った。台風の影響でいつもより揺れが大きい。それが巨大なゆりかごみたいで気持ちよく眠れた。…ゆりかごなんて見たことがない…。
 帰路は2日間の船旅だ。

<8月21日(土)・8月22日(日)>
 昨日の19時、定刻どおり太平洋フェリー名古屋行きは出航した。
 台風16号が小笠原諸島辺りにいるため、うねりは大きく、船は大揺れだった。ジャンプしながら進んでいるように思えるほどの揺れようでスリル満点の船旅だ。それでも、ピアノとコントラバスの生演奏を聴いたりしてのんびりした時間を過ごし、疲れた体を休めることができた。
 翌々日、つまり日曜日の10時30分、定刻どおりフェリーは名古屋港に着いた。荒れた太平洋を定刻どおりに着くとは・・・。
 高速を30分ほど走り、11時10分に家に着いた。こうして楽園の旅は終わった。
Posted at 2015/10/04 17:39:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | カワサキZRX1200ダエグ | 旅行/地域
2014年12月11日 イイね!

ちょっぴり紅葉ツーリング(岐阜県関市・武芸川~洞戸~板取)

ちょっぴり紅葉ツーリング(岐阜県関市・武芸川~洞戸~板取)先月下旬、ぶらっとダエグで走ってきました。
<11月22日:いい夫婦の日>
 「おにぎり持って、ツーリングに行こ。」
 久しぶりに妻と2台でツーリングに出かけました。秋と言えば紅葉。家から20分ほどで足助の香嵐渓に行けるのですが、首都圏ナンバーのバスを見かけるくらいの紅葉の観光地で大混雑は必至。地元住民は、香嵐渓のある豊田を脱出するのです。
 脱出先は岐阜県の洞戸にしました。地図を見て、山あいの板取川に沿って走る道はいかにも黄色や赤に染まった美しい山々を眺めながらのツーリングになるだろうと想像したからです。
 10時半頃に家を出て、豊田松平ICから一気に東海環状道の終点・関広見ICまで走りました。
 豊田松平ICからしばらく走ると、目の前にどっかと猿投山が見えます。これがまたこの季節はとても素敵で、山裾全体が濃淡さまざまな赤や黄色に染まり、まるで絨毯のようになっているのです。走り出してすぐ、やっぱり秋のツーリングっていいなあと思いました。
 東海環状道は、岐阜県の東濃から中濃地方への自然豊かな山あいを走る高速道路です。僕の遠距離通勤路でもあるのですが、朝は名神、帰りは真っ暗な東海環状道で、秋の自然の美しさを感じることはありません。いつも走っている東海環状道が、いつもの道ではないような感じがして、景色を楽しみながら快適な高速走行を楽しみました。
 僕のバイクはカワサキZRX1200ダエグ、妻のバイクはホンダCB400スーパーボルドール。ともに、ツーリングには最適・快適な魅力的なバイクです。美しい自然と快適な走りを楽しんでいるうちに関広見ICに着きました。
 インターを出て2㎞ほどの武芸川郵便局近くのコンビニで最初のピットインです。実は、二人ともコンビニのコーヒーが大好きなのです。ブレンド・コーヒーなら缶コーヒーよりも安いたったの100円で温かくておいしいコーヒーが飲めるのですから。
 店先でコーヒーを飲み、トイレをお借りし、再びR418を谷汲方面に向かいます。
 真っ青な澄んだ秋の空にローカルな国道。まさにツーリングにぴったりのシチュエーションです。のんびり武芸川の自然を感じながら走っていると、洞戸方面の案内標識が目に入りました。
 R256を北に向かうと、トンネルを抜け山の中に入っていきます。この辺りの山々は常緑樹が多いせいか、紅葉を楽しむ道ではありませんでした。それでも、空の青さと所々に見える赤や黄色は、それだけで秋を感じさせてくれます。
 お昼を過ぎた頃、道の駅「ラステンほらど」に着きました。
 建物の東側が、見晴らしのいい丘の上になっていました。眼下には洞戸の集落が、遠くには美濃の山々が見渡せ、すぐ近くはR256のS字カーブ。洞戸の集落には、2階のベランダいっぱいにつるされた柿。ここ美濃地方は柿の産地なのです。紅葉こそ少ないものの美濃の秋が十分に感じられました。
 「ここでお弁当にしよう。」
 持ってきたのはおにぎりとゆで卵とペットボトルのお茶だけ。地元のフランクか何かをおかずにしようと、持ってきたのはそれだけ。
 里の秋を眺めて食べるおにぎりか格別です。この雰囲気を味わいたいというのが、今回のツーリングの目的だったのかもしれません。目の前に広がる景色とおいしい空気がおかずになり、僕も妻も、おにぎりとゆで卵だけで十分満足してしまいました。
 おなかがいっぱいになったところで、次の目的地は板取です。地図で見る限り、R256は板取川に沿って走る秋の自然を満喫できる道です。
道の駅「ラステンほらど」を後にし、国道の坂を下ると、地図どおり板取川の脇を走るのどかな道になりました。適度なコーナーが続く道を進んで行くと、所々に小さな集落があり、いくつかのキャンプ場があり、時期になると営業するアユ料理の店があり、その背景はすべてうっすらと秋の装いに包まれた山々と真っ青な澄んだ空。
「気持ちいいね。」
「来てよかったなあ。」
「やっぱりバイクっていいね。」
 妻とインカムでそんなやりとりをしながら走っていると、「板取川温泉まで7㎞」の看板を発見しました。
「この先に温泉があるよ。行く?」
「うん、行こっ。」
 R256は、しだいに集落はなくなり、山と川だけの自然の中の道になりました。バイクだからこそ、おいしい空気を吸いながら走ります。
「あった。あれだ。」
 大きく目立つ看板に、広い駐車場。
 周りは山々に囲まれていましたが、赤や黄色が目立つほどではありません。紅葉を楽しむ場所ではないようでしたが、高くそびえるメタセコイアの木だけが鮮やかな黄色に染まっていて、それが十分に秋を感じさせてくれました。
 板取川温泉のお湯はややぬるめで、猫舌ならぬ猫肌の僕にとってはちょうどいい湯加減でした。しかも、ヌルッヌル。ヌルヌルを通り越して、ヌメヌメに近いくらいのお湯。気持ちがいいなんてものではないくらいの温泉で、温度も高くないからいつまでも入っていたくなるような温泉でした。露天風呂にも入ってみました。美しい山と青い空を見ながらの温泉はまた格別でした。ただ、お湯の温度に慣れてくると、なんだかぬる過ぎるような気がしてきて、再び内湯に戻って、のんびりとお湯に浸かりました。
 お湯から上がると、ちょうど妻も同じくらいに出てきました。僕はフルーツ牛乳、妻はコーヒー牛乳を一気に飲み干し、
「ふぁあ~、いい気持ち。」
 妻は、お湯はそんなにぬるくは感じなかったと言ってたので、きっと、ちょうどいい湯加減だったのだと思います。隠れた名湯を見つけたような気がしました
 帰りは、今来た道をそのまま戻ります。板取から洞戸への道は、秋のツーリングの気持ちよさを反芻するような快な心地で走りました。まだ3時前というのに、なんとなく夕方のような雰囲気が感じられました。山に囲まれたこの地は、日照時間が短いせいか、もうすぐここら辺り全体が日陰になってしまうのです。洞戸を抜けて、R418に入り、武芸川を通ります。のどかなローカル国道は、僕のお気に入りの道の一つに加わりそうです。
 関広見ICからは、ひたすら高速道路を走り続けます。土岐JCTまでは片側一車線で制限速度が70㎞/hの高速道路なので、北海道の国道を走るのとだいたい同じくらいです。しかも、気温が16℃前後だったので、まさに9月の北海道ツーリングとほぼ同じ。北海道の地平線まで続く大平原と、岐阜美濃の山々に包まれた景色の違いは大きなものですが、空気を感じながら、季節を感じながらバイクを操ることがものすごく楽しいということは同じです。
 五斗蒔PAで小休止しただけで、あとはずっと高速走行を楽しみながら自宅のある豊田に向かいました。
 行楽地はどこも大渋滞です。僕は、ごく普通にある自然の風景が好きです。今回の武芸川~洞戸~板取の関市郊外のコースは、まさに普通に美しい秋を感じる素敵なツーリング・コースでした。
2014年06月24日 イイね!

新緑のサクラと飛騨せせらぎ街道・ひるがの高原ツーリング(岐阜)

新緑のサクラと飛騨せせらぎ街道・ひるがの高原ツーリング(岐阜)先月初旬のことです。
 GWの終わり頃、妻と二人で今シーズン初の宿泊ツーリングに出かけました。
 Ⅰ日目。豊田松平ICから東海環状道を富加関ICまで走り、そこから県道58号で平成を通ってR41下呂金山に抜け、まずは岩屋ダムをめざしました。
 久しぶりの高速走行でしたが、暖かくなり、新緑も美しく、快適な走行になりました。冬の間にほとんどバイクに乗らなかった妻も、インカムで「超気持ちいい」と言ってきたくらいですから、バイク・ツーリングに最適な季節を迎えたということです。
 富加関からの県道も所々に花が咲き乱れ、周りの木々と合わせ、初夏に近づいていることを感じる道でした。
 交通量の少ない県道ですが、途中の道の駅「平成」だけは混んでいたので、近くのコンビニでトイレ休憩とアイスクリーム休憩を済ませました。
 金山からR256を走り、途中で岩屋ダム湖畔につながる県道に入りました。ダム湖の金山湖に沿って走る道は、大小コーナーの連続で、しかも湖の美しい景色を見ながらのライディングで、気分はどんどんハイになっていきます。
 ダム湖畔のパーキングで2度目の休憩です。ちょうどお昼になっていたので、新緑に囲まれた金山湖の美しさをおかずに、妻の用意したおにぎりでお昼ご飯にしました。
 この日の後半は、金山湖から馬瀬を通ってせせらぎ街道へ、そして荘川からR156を南下して郡上市高鷲のひるがの高原へというルートです。
 お昼を食べた金山湖から馬瀬までも、湖畔ルートが続きます。道の駅「馬瀬」で休憩をとり、そのまま北に向かいました。R256は、ダム湖畔のワインディングからのどかな山間のローカルな道へ、そして、白樺に囲まれた高原道路へと姿を変えていきます。
 そして、いよいよ待望のせせらぎ街道です。飛騨ツーリングには欠かせない道で、ツーリング・ライダーたちがいっぱいいる道です。最近ではめずらしくなったピースサインも、この道では交わすことができます。ライダー同士のピースサイン、僕は大好きです。
 吉田川に沿った峠道は、十和田のおいらせを感じさせてくれます。ゆったりと登る西ウレ峠。それを過ぎて北側の坂道にさしかかると、勾配は少しだけ急になります。急と言っても、快適な坂道で、妻にとってもお気に入りの街道なのです。この辺りから白樺に混じって桜の木も見られます。豊田ではとっくに葉桜になっているのですが、飛騨路のGWは見頃の終わり頃で、花びらが風に舞うようにして散っていました。
 せせらぎ街道を十分満喫し、最後の峠を下りた辺りのパーキングでひと休み。
 腰を下ろして缶コーヒーを飲んでいると、
「ミラーに映るサクラがすっごくきれい。」
と、妻。
 妻はカメラをミラーに向けてシャッターを押していました。
「それなら僕も。」
 こうして、二人とも、サクラを写さずにミラーばかりを写していました。出来上がりは、花びらの色が薄くて枯れ木のようになっていました。うまくいかないものです。
 せせらぎ街道を走り切り、R158に入りましたが、のんびりしすぎたせいか、時間が遅れ気味。中部縦貫自動車道・高山西ICから高速に乗り、荘川ICで再びR158に合流しました。この辺りのサクラは、休憩した場所のサクラよりずっときれいに咲いていました。
 荘川牧戸の交差点でR156に入り、それこそ時期外れの花見気分になれるくらいのサクラを見ながらひるがの高原に向かいました。
 この日の宿は、ひるがのの「牧歌の里」から奥に入った郡上高原の「郡上高原ホテル」です。ホテルの敷地内の林で行われていた「ちびっこアドベンチャー」なる催しで、ずいぶん賑わっていました。
 夜は温泉、そしておいしい山菜に舌鼓。オプションの山菜天ぷらまで注文してしまい、「極楽極楽」みたいな気分でした。
 2日目。朝から雨。雨がふっても楽しいのがツーリング。そんなノー天気な気分で、レインスーツに身を包み、荷物のパッキング。
 走り出したところで、雨よりも霧で大変な思いをしました。ミラー・シールドは、霧が出ると何も見えなくなるのです。狭い山道を下りながら、インカムで、
「なんにも見えん。」
と言うと、妻から、
「私も。」
の返事。
「前からなんか来たから気をつけて。」
「何が来たの。」
「わからん。でかいワゴン。」
「うん、わかった。」
 そんなやりとりをしながら、ゆっくりゆっくり坂を下りて行きました。
 麓の「牧歌の里」の前まで来たところで、
「どうする?やめる?」
と告げると、
「土砂降りで、カッパを着て歩くの、やだ。」
と、妻。
 霧は薄くなってきたものの、雨脚は激しくなり、この日一番の目的地の「牧歌の里」をパスすることにしました。
 R156に出ると、どうしても外せない場所があります。
「分水嶺、寄ってくよ。」
「うん、いいよ。」
 ここひるがのに湧き出た水は、日本海へ流れる水と太平洋に流れる水とに分かれるのです。その別れ際の水たまりが水芭蕉の群生地になっているのです。雨の中、分水嶺の池に美しく咲き乱れるを水芭蕉の花を見ながらしばらくの間、散策しました。
 あとは、ひたすら雨の国道を走り続けるだけ。雨が降っていても、清流長良川に沿って走るR156は気持ちのいい道です。
 郡上美並の日本のへそ公園のレストランで昼食・・・と思ったら休業中。美並が日本の人口重心の中心なのだそうです。R156を少し南に走った所にあった昔ながらの喫茶店で昼食をすませ、またまたひたすら雨の国道を走り続け、関ICに向かいました。
 関ICからは東海環状道で豊田松平ICまで一気に走り、4時前の早い帰宅になりました。
 雨が降って、ただ走っているだけの2日目でしたが、それでもやっぱり、バイク・ツーリングはおもしろいものなのです。

プロフィール

「去年の秋の思い出(11月)のNinja http://cvw.jp/b/1689654/41017471/
何シテル?   01/23 18:30
hiro2088です。よろしくお願いします。 夏になると、妻と2人で北海道ツーリング。今まで、たくさんのピースサインに励まされ、北は北海道宗谷岬から、南は九州...
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2012/11/20 10:53:30

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