
ホンダ新型フィットに試乗。いやー驚きの新型車。ホントにビックリ。結論から言うとめちゃよかった。最近のコンパクトってこんなにいいの?いや、新型だからここまで良くなったのか?とにかく驚きの連続でホントに素晴らしかった。試乗車はe:HEV HOME。グレードは5つあってややこしいが一番オーソドックスなのがHOMEとの認識。他はお好みでどうぞという感じか。事前にネットで見た限りでは内装はなんともチープな印象。どうにもホンダの内装のデザインセンスは共感しかねる。メーターなんかも斬新なのはいいけどちょっとシンプルすぎて安っぽい。と思っていたが、実車に乗り込むと意外にそこまで酷くもないというのが率直な感想。確かにデザインは今ひとつではあるけど素材は悪くない。デザインはともかくしっかりとモノとして仕上げられている印象。特にステアリングには上質な肌触りの革が採用されておりそれだけで十分に及第点。インパネも実際の素材はハードプラだが見た目がソフトな印象のシボデザインを採用しておりそんなところもなかなか上手い(※修正:助手席の前はソフトパッド)。シフトをDに入れて試乗スタート。走り出すとすぐにその乗り心地に驚かされる。なんともドッシリとした乗り味。完全にこれまでのコンパクトのレベルを超えている印象。先代のフィットには乗ったことがないので進化のほどは不明だが少なくとも自分の知る限りでは車格を考慮すると格段にレベルが高い。さらにステアフィールが素晴らしい。重さもちょうどよくてフィールも絶妙。試乗した限りでわざとらしさや違和感を感じることはなかった。あと、アクセルの設置位置も極めて良好。今まであまり気にしたことはなかったが、最初にアクセルを踏んだ時に「これはイイ」と瞬間的に感じた。ブレーキの効きも良い。ただ踏み始めにカチャカチャとした無駄な踏み代があってそれがなくなれば質感としてもさらに良くなると思う。まあ、現状でも機能的には全く問題ない。エンジンもパワフルでそれなりの坂道でも余裕の走りを見せる。エンジン音もすこぶる静か。例のシトロエンからヒントを得たという三角窓はコンパクトカーということもありサイズが小さくあまり恩恵は無い様に感じた汗。試乗後にピカソと比較すると三角窓からの視界は全く異なるものだった汗。とは言えトータルで見るとホントに驚きの新型車。国産車のコンパクトってこんなにいいのか。この新型車から飛躍的に良くなったのかは不明だが。。しかし実家にある現行ヴィッツはここまで良くはなかったハズ。ホンダは乗り心地を含めた剛性感は元々高いイメージではあるけどこの新型車でさらに進化したのかもしれない。いやホントに良かった。価格はこのHOMEハイブリッドで200万ちょい。このコスパはなかなかのものでは?最近ではロッキーがコスパで話題だが個人的には新型フィットの方が上回っている印象。サイズは小さいものの本質的な内容の部分ではコッチのほうが相当に濃い。なんというかロッキーはどうしても軽をベースとした印象が強い。テレスコも付いていないしステアフィールも今ひとつ。個人的にはクルマの存在感としての重みがあまり感じられない。まあ、開発にかける意気込みというかリソースもフィットの方が相当に高いとは思うが汗。いやいや、これはヤリスもうかうかはしてられない笑。フィットに乗るまではヤリスの方に軍配が上がるとの予想だったがこうなるともう分からない汗。今年の国産メーカー最注目のガチンコ対決になるのは間違いなさそう。
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ホンダ | 日記
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2020/02/15 21:33:35