
ベンツGLA、CLAに試乗。元々は最近よく試乗しているコンパクトSUVがそういやベンツにもあったなと思いラインナップを調査。ベンツのモデル体系ってほとんど理解できていない汗。AとかBとかならまだわかるがGLなんとかになると途端にわからず笑。なのでSUV系もそのモデルが何かわからず調べてみるとどうやら目的のモデルはGLA。で、しかも最近新型が出たばかりっぽい。価格は500万超え汗。高っ!と思いながら他のモデルも見てみるとCLAがGLAより安いことが判明汗。へー、こんな高そうなクーペスタイルのモデルのほうが安いのか〜(←既に金銭感覚がマヒ汗)と思いこちらの試乗を予約。でも結局GLAにも乗せてもらうことになった笑。結論から言うとGLAよりCLAのほうが乗った感触は良かった。試乗車のエンジンはどちらも2Lディーゼル。でもアクセルに対するレスポンスが穏やかなのはCLA。GLAはコンパクトで取り回しはしやすい印象だったがなんとなくヤンチャなイメージ。足も硬めでアクセルにも過敏に反応。トルクが太いのでパワー感に不足はないが車が重いので実際には後から乗ったCLAのほうが軽快な印象。こちらのほうが乗り心地も良くてよく知らないなりにもさすがはベンツと思わせる内容だった。ベンツはドイツ車の中でもそのイメージからちょっと苦手意識があって汗あまり試乗の経験自体がない。でも今日乗ってみて、もしかしたらドイツ勢の中で一番しっくりくるメーカーなのかもしれないなと感じた次第。なんというか乗った印象として人間味が濃いイメージ。その対極にいるのはBMW。スペックはすごいんだろうけどただ機械としてスゴイというイメージ。対してベンツはなんとなく人に寄り添ってくれるような感覚があった。乗り心地の良さもそれを感じさせた理由として大きい。ベンツも他メーカーと同様にあくまでスポーティを謳っているのだろうけど単に硬いだけではないと思わせる足回り。それでいて高速道路を試乗をさせてもらったときには驚異的な足回りの安定性を見せてもらった。ビタっと道路に張り付くような感覚はちょっと経験したことのないものだった。いや、もしかしたら他のドイツ勢も高速を走らせたら同じレベルなのかもしれないが、一般道で見せる乗り心地の良さとのバランスがとても高いレベルで実現されている印象。外装デザインもなかなかのもの。特に試乗車のシューティングブレーク(ワゴン)のリアデザインは他のドイツメーカーでは緊張感あるプレスラインでカッチリしたデザインが主流となってきている中、独特の色気を感じさせる仕上がりとなっている。気になったのはやはり内装のデザインセンス。基本的にAクラスと同じ系統のデザインでGLAもほぼ同じ。Aクラスあたりはまだカジュアルに乗るユーザーが多いだろうからまだ納得できる範疇ではあるがCLAも同じ系統のデザインなのはちょっとどうなのか?GLA、CLAはA、Bクラスと同じプラットホームにFFというところで同じカテゴリーに属するとのこと。まあそれが内装デザインも同じ系統とする理由になるかはよくわからないが汗。CLAなんかはもっとシックなデザインのほうがいいと思うのだが。。ベンツもBMWでいうところのMスポーツと同じくAMG仕様というスポーツテイストの内装オプション仕様が在庫の大半を占めているとのこと。あぁベンツよ、お前もか汗。このオプション有無でリセールに違いが出てくるところも同じ。いや、AMG仕様のデザインに納得できればいいのだが、赤ステッチやアンビエントライトなど個人的にはあまり品が良いとは思えない内容汗。さらに良くない話としてオプションによってようやく付く機能が非常に多い。頼んでないのに作ってくれた見積もり汗を見るとなんとオプションだけで120万!その中には要らないものもありそうではあったが、詳しく見ると今どき普通は標準装備されているクルコンなんかもオプション扱いとなっている。また、試乗中に安全性に対しては他メーカーに優位とえらく熱弁されたが汗、その安全装備のほとんどがオプション扱いとはこれ如何に?汗。放っておいても皆が買ってくれることをいいことになんとなくこのメーカーだけ時代に取り残されてるような印象を受けた。クルマの良さとしての印象は他のドイツ勢と比べて親近感を感じるものだったが実際に購入となると(メーカーのイメージも含めて)一番遠くにいるという印象。乗ればいいクルマなだけになんとなく勿体ない。
↓シューティングブレークのリア。丸くのっぺりしたデザインは嫌いじゃない。

↓エアコンルーバーのデザインからしてアバンギャルド過ぎる汗。ドイツっぽくないとも言えるか汗。一枚ガラス板のメーターはちょっと手抜き過ぎでは?
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メルセデス | 日記
Posted at
2020/07/25 23:41:07