
ポルシェはさすがに敷居が高い笑。ベンツよりも断然高い。がっつりスポーツカーメーカーだし最安のモデルでも700万以上から汗。ポルシェの運転席に座ることすら今まで経験ない。でもポルシェの評判はよく知るところだし
森慶太氏の著書(2004年)にも素晴らしいって書いてある笑。なわけで何故だか急に思い立って赴いた。ホントは718ケイマン試乗が希望だったけど試乗車が350馬力の718ケイマンSしかなかったので、オープンであること以外はほぼ同じの718ボクスター(300馬力)に試乗させてもらった。試乗の前に展示車の718ケイマンをチェック。外装デザインはいわゆるスポーツカーのそれでやっぱりカッコイイ。現行モデルのデザインになって一気に洗練された印象を受ける。しかし外装よりさらに好印象だったのが内装デザイン。おおよそ自分が理想と感じる内装デザインイメージからの違和感がほとんどない。非常に好印象。高級感に走り過ぎることなく、かと言って決して地味なわけでもなく品質の高さも伝わってくる。各部の細かいところまできっちりデザインが行き届いており非常に見応えのある仕上がり。メーターはポルシェ独特の三連のアナログメーター。過剰な情報で溢れることもなくシンプルで必要十分な印象。ステアリングもサイズから太さから形状までほぼ完璧笑。ドアトリムやセンターコンソールの各種操作ボタンのサイズや質感、形状も適切で素晴らしい。ボタン類は縁がクローム処理されていたりでさりげなく高級感が演出されていて非常に上手い。久々に非の打ち所のない内装デザインに唸らされた次第笑。同じドイツ車でもVWとは明らかに異なる仕上がり。さすがは高級車。ポルシェの内装デザインはいわゆる古式ゆかしい古典的な文脈に沿ったもので、プジョーやBMWがメーターやシフトレバーに積極的に採用しているような未来的なデザインは取り入れていない。ひと昔前の人間にはそういったあたりが好印象となった影響も無視できない汗。ひと通りの説明を受けたところでボクスターの試乗スタート。イグニッションをひねると(これだって今どきは希有)エンジン始動し乾いた野太いエンジン音が響く。いかにもな水平対向のエンジンサウンド。しかしこのなかなか荒々しいエンジン音にはあまり感銘を受けず汗。もっとジェントルなサウンドなりを期待していたためか。その印象は走り出してからも変わらず、むしろますます助長されたかも。アクセルは確かに踏めばあまり体感したことのない加速で進むがその挙動に滑らかさは感じられず。アクセルを緩めると即座にエンジンブレーキが掛かってスムーズに走らせられず汗。トランスミッションはツインクラッチでポルシェではPDKと呼ばれるもの。まあダイレクト感があると言われたらそうなのかもだが汗。あと乗り心地はどうだったかちょっと覚えていない汗。ポルシェはそのあたりの足周りが絶品とよく聞くが短い距離の試乗ではそれを実感することは出来ず。おそらくは普通の乗用車と比較すると足は硬い印象だったか(当然か汗)。総じてスパルタンな印象で試乗終了。エンジン音も終始荒々しい音を響かせており、まあスポーティと言えばそうなのだろうが自分にはちょっと雑味の多いサウンドの印象であまり気持ち良いとはならなかった。実際、911と比較すれば718ボクスター/ケイマンはスパルタンとのこと。これまで乗ったクルマとは次元の異なる驚きを持つことになると想像していただけにちと期待外れな結果汗。もっと乗り込んでいけばまた印象は違ってくるのかもしれないが。でも最終的には自分の期待するようなクルマではないような気もする。試乗を終えて帰りに乗ったピカソのジェントルでウルトラスムースなことといったら笑。いやウチのクルマだってディーゼルで加速すごいからとかアホなことを思ったり汗。結局はピカソが自分の性分には合ってるってことか汗。
↓これは718ケイマンS。外観は718ケイマンとほとんど同じ。運転席の頭の後ろ30cmの位置にエンジンが設置されるミッドシップレイアウト。

↓リアも上手く洗練されたデザインに。

↓文句のないステアリング。横軸に穴が空いているステアリングは初めて見た。穴空きの理由は不明。

↓各種スイッチのデザインやサイズ、配置も文句なし。

↓シンプルでハイクオリティー。カッチリイメージのドイツのポテンシャルが良い方向に展開されるとこんなに魅力的な雰囲気になるということか。ディスプレイサイズは小さめだがこれくらいで十分。ピカソと同じくらいか。

↓スペシャリティーカーを感じさせない過剰な特別感のなさが良い

↓外装に余計な装飾なし。良い。

↓こちらは718ケイマン

↓ポルシェならこの色でも違和感ないな笑。

↓こっちの内装は白のレザー。レザーインテリアにするとインパネもレザーになる。オプション費用の相場はトータル大体200万くらい汗。ベンツもたしか160万くらいだったか汗。

↓マカンターボ

↓運転席はちょうどいいタイト感

↓こちらはカイエンクーペ。なんとなくDS7っぽくもある汗。
〈追記〉
試乗後にいろいろ調べるとボクスター/ケイマンの来歴には色々と紆余曲折があった模様汗。先代に積まれたエンジンは水平対向6気筒自然吸気エンジン。これがいわゆるダウンサウジングターボ化により現行の水平対向4気筒ターボへと換装された。試乗時に感じたエンジン音が今ひとつなところや加速時の滑らかさに欠ける挙動は、自分は先代のフラットシックスの体験はないもののなんとなく違和感として強く残っており、この換装によるものと納得した次第。しかも今年の1月には4Lのフラット6自然吸気エンジンを乗せたGTSなるグレードが新設(復活?)されている。この復活の理由は技術改善により排出二酸化炭素量がフラット4ターボを下回る結果になったためとのことだが、ポルシェというメーカーがこんなに迷走しているメーカーとは思いもよらず。。汗。もっとカッチリと方針を確立して悠々と新型車を世に送り出しているメーカーかと思っていた。排出二酸化炭素量の低減は3気筒休止の機構前提という話もあり(アイドリングストップを解除すれば3気筒休止も解除されるとか。。)、上記の一連の動きはフラット4ターボへの換装による批判への対応と見られても仕方がないようにも感じる。上辺のイメージだけではわからないものだ。まあ技術改善によりポルシェ自身が官能的にも環境性能的にも最良と考えるエンジンへの回帰をついに果たした、と好意的に見ればそう言えるか。718ケイマン/ボクスターGTS4.0の価格は1000万超え。まあ元々のケイマン300馬力の価格は773万で、これがフラット6に換装されて400馬力になって1072万。300万アップと言われても安いのでは?とも思わせる内容か笑。実際ケイマンS(フラット4/2.5Lターボの350馬力、914万)からの値差を考慮すると安いのだろう。GTS4.0には是非試乗してみたいところだがなかなか試乗車はなさそう。まあこれ買う人は多分指名買いなんだろうな笑。
Posted at 2020/08/08 22:12:55 | |
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ポルシェ | 日記