スバル レイバックに試乗。レヴォーグのSUV(クロスオーバー)版という位置付け。ハタ目からはそれほど車高が高くは見えないが、運転するとしっかりと高い。ああ、ちゃんと違うんだな、と納得。内装は最近のスバルはだいぶマシになってきた(上から汗)。昔はどうにもダサかったが、今も素晴らしく良いわけではないけどまあ及第点か。マツダなんかはいかにもやってる感溢れるデザインを提出してくるが、スバルからはあまりそういった気概は感じられず。いや頑張ってるのかもだが、あまりそれが伝わってこないのが残念なところ汗。インパネはボルボ風の真ん中にドーンとタッチパネルが鎮座するタイプ。まあ好き嫌いは分かれそう。今気付いたが、ステアリングのデザインは昔のスバルは見るに耐えなかったが、今回そう思わなかったということはそれなりのデザインだったということか、めでたい。エンジンは1.8Lターボのマイルドハイブリッド。普通に走って不満ナシ。ウインカーはクリックで車線変更の3回ウインカーの機能ナシで音も安っぽい。こういうところ、なんとかならないものか。特にマツダの推しでもなんでもないが、マツダはこういうところはキッチリやってくる。トヨタやホンダみたいな誰もが選ぶフツウの車を目指すというのなら別に構わないが、スバルにはこのへんのメーカーのモデルとはまだ差別化できるポテンシャルを感じるから、なんとも勿体無い気持ちになる。アイサイトでも良いのかもだが、そういった品質面でも頑張って欲しいところ。確実によくはなってきているので、さらなる奮闘を期待したい。
スバル新型アウトバックに試乗。前回試乗した時の過去エントリーを見返すと良さげな印象の内容。確かにゆったり穏やかで上品な乗り味だったことを思い出す。今回の新型は7年振りにフルモデルチェンジされた6代目。もうそんなになるんですな。1989年に誕生してから定期的にモデルチェンジを経てキッチリ育てられてきたモデルとの印象。アウトバックと言えばいかにも北米のイメージ。なかなかのボディサイズだがいわゆる本家のSUVとは違って今流行りのクロスオーバーSUVのカタチ。とは言え国産メーカーから雨後の筍のごとく出てくる巷のクロスオーバーとはまた違ったスタイル。SUV寄りではなくてワゴン寄り。どちらかと言うと海外メーカーによく見る形か。VWのパサートオールトラックとかボルボのクロスカントリーモデルといったところの。そう言う意味ではいかにも輸入車っぽい出自。なんとなく今の流行りからはちょっとハズしたおシャレを気取れる選択肢としてはいいところにいるモデルなのかも笑。で、実物を見るとやっぱりデカい汗。試乗車がレヴォーグの隣に並んでいたので見比べるとはっきりと一回り大きい。これまでのスバル車はゴテゴテ感がいかにもなガンダムテイストを醸し出していたが汗、今回はスッキリとしていて悪くない。ただ屋根についてるルーフレールが仰々しい汗。ワゴン寄りクロスオーバーに対してはゴツ過ぎるのでは?VWにもボルボにもこんなゴツいのは付いてない(いや別に輸入車に倣えというわけじゃないが汗)。しかもデザインもちとダサい汗。でも外観のイマイチポイントはこれくらいかな。乗り込んで試乗スタート。アクセルを踏むといきなりの飛び出し汗。どなたかも書いていたがターボならではの急激な出力の立ち上がりが気になった。慣れてくればアクセル踏量の調節でなんとかなるが、やはり先代までのラインナップにあったNAエンジンが無くなったのが惜しい。昨今の排ガス規制で大排気量のNAエンジンは無くなっていく流れではあるが(ジープだって最近はターボ)、あの大らかな乗り味を味わえないのは残念ではある。前回のエントリーに書いた軽いステアリングフィールは十分な反力が加わって扱いやすいものになっていた。また乗り心地と背の低いワゴンタイプならではのロールの少ない挙動のバランスはさすがといったところ。手応えのあるステアフィールと相まってなんとも運転しやすい仕上がり。内装デザインは巨大なディスプレイもうまく溶け込んでるしだいぶ良くなった印象。まあ、操作スイッチが並んだステアリングはゴテゴテしていてスタイリッシュとは言えないが汗。このあたりもスッキリすればだいぶ良くなりそう。シートにもだいぶ手が掛かっているようで、運転中のやり過ぎないホールド感は好印象。トータルとしては悪くない位置につけた新型モデルとの印象。営業によると子供が手を離れてミニバンからの乗り換えも多いとのこと。確かにそこから流れてくる車好きの受け皿としては国産メーカーではスバルかマツダあたりになるんでしょうな。ただ個人的にはもうちょっとプレミアム感が欲しいところ。だいぶ頑張ってはいるんだろうけど、なんというかディーラーの雰囲気や営業の接客も含めたところの。そこまで手が入ってくればメーカーのイメージもだいぶ変わってくる。そういう部分では今はマツダにちょっと遅れをとっている印象。頑張って欲しい。





新型レヴォーグに試乗。今年のカーオブザイヤー受賞車。ぶっちぎりの一位だったらしいですね。一人だけがヤリスに10点を入れたようで意味がわからないとボヤいていた営業マン(※訂正:念のため確認すると一人どころかたくさんいました汗。ってか選考員って60人もいるんですな、多過ぎ汗)そんなにいいのかと思って乗ったレヴォーグだがまあ短い試乗ではよくわからず。とりあえずタイヤがふた転がりした瞬間にビビッとくるような衝撃はなかった汗。エンジン音がうるさいかと最初は感じたがドライブモードのパワーユニットをS#に変更してエンジンを回さなければ気にならず。試乗車は最上位グレードのSTI Sport-EX。ドライブモードを「コンフォート」や「スポーツ」に変更できるほか、パワーユニットやサスペンション等のモードを個々に選択できる「インディビジュアル」もあり。これで自分好みの乗り味を作ることができる。しかしこれができてしまうとレヴォーグSTIの個性って何なのかがよくわからなくなってくる。そもそもどのモードがSTIのベースなんだろう?なんでも選べますというより「これがSTIです!」というものを見せて欲しいところ。なんでもできますではなかなかそのモデルに対する魅力というか愛着も湧きにくいのでは?デザインは内装が特に洗練された印象。ただまあ、スバルのデザインセンスは自分には合わないんだろうな汗。質感は向上したように思うがもうちょっと大人っぽい落ち着いた雰囲気の方が自分の中の妄想のスバルのイメージに合うんだが。。汗。今のスバルの雰囲気はどちらかと言えばホンダに近いイメージ。いわゆるガンダム方向のベクトル。これをマツダ方向に向ければもっとシックで大人の余裕が感じられる雰囲気になると思うのだが。。ユーティリティにはだいぶ力を入れている印象。ピカソにあって他車ではなかなか出会わない機能としてバック時にドアミラーが下方を向く機能があるのだが(めちゃ便利!)レヴォーグには付いていた。フォレスターにも付いている模様。こういう微に入り細に入った機能を付けられるのはユーザー視線を大事にしている証拠だろう。トータルとしてスバル渾身の新型車という印象。機能性も含めて色々と盛り込んだ非常に濃い内容となっている。ただ、濃いのはいいのだがそれをもうちょっとスマートに、もっと言えば余裕すら感じられる落ち着いた雰囲気のレベルに仕上げてもらえたら受け皿の広いモデルに育つようにも思う。











スバルXVに試乗。結論から言うとなんとも残念な印象。カテゴリーは今や人気のクロスオーバーSUV。翳りが見えてきたとはいえまだまだ人気のカテゴリー。XVはそのど真ん中をいくような手頃なサイズでSUVよりは背が低くてコンパクトな雰囲気。なんとも取り回しが良さそう。試乗車はハイブリッドのAdvance。スバルのそれはマイルドハイブリッドと2Lの組み合わせ。1モーターで基本的にEV走行はしない。けど全くしないわけではなくてソロソロ発進するとEV走行可能笑。営業はEV走行は完全に無理と思っていた模様。まあそんなレベルのハイブリッド。残念なのはやはりCVTか。せっかくの水平対向エンジンが活かされている気がしない。なんともダルい印象。ハイブリッドもわざわざ水平対向エンジンにモーター付けたのにホントは別にやりたくなかった感がヒシヒシと伝わってくる。じゃあやめときゃいいのに汗。せっかくの特徴ある素材のエンジンがこれなら別になんでもいいような感じすらする。あとは内装がチープ。特にMAZDA3を見たあとではツライ汗。スペックが異なるとは言え1.5Sとはほぼ同じ価格帯。ハイブリッド専用のブルー内装が成功してるとは思えないしツートンのシートカラーもなんだか微妙。メーターデザインも今となっては時代遅れの雰囲気。メーターに限らずデザインについては総じて時代遅れの印象が強い。ただシートの調整幅は余裕があって好印象。あとスバルに限らないけどこのハメコミ式ナビはいつまで続けるのか。マツダは標準の固定ディスプレイでApple Carplayなどにも対応している。ナビメーカーとの絡みもあるんだろうが国産メーカーもハメコミ式からはそろそろ卒業してもらいたいところ。それにしてもハイブリッドのありがたみもなくCVTで走らせるクルマのどこに選ぶ価値を見出せば良いのか?重ね重ねの残念感。ブランドのイメージ方針もなんだか微妙にズレている印象。スバルのこの路線って成功しているのか?いや北米では受けるのだろうな。でもここ日本ではもっとプレミアム路線を狙った方がいい気がする。いわゆるマツダの路線。同じテイストだと真似しいになるのでそこは考えなきゃだが汗。スバルというブランド名やボクサーエンジンから想起されるイメージは他と違うもっと深みのある印象を創造するに十分なポテンシャルを持っているとの認識だ。一時期ブランドの顔とも言うべきフロントデザインをコロコロ変えていたがそれもようやく落ち着いて悪くないところに着地した印象。アウトバックなんかは結構いいセンいってるんだからまずはデザインセンスの向上を図って下位モデルにも手を抜かずに統一路線でなんとか頑張ってもらいたい。
スバルアウトバックに試乗。近頃マイブーム(いや世間的にもブームだけど汗)のSUV系。レガシィはすでにセダンのB4だけとなりアウトバックもすでに販売していないかと思いきやまだ販売中。レガシィツーリングワゴンは大きすぎるからレヴォーグに生まれ変わったのにアウトバックはまだ日本で販売しているという不思議。北米ではフォレスターとともにスバルを牽引している人気モデル。間もなく5年ぶりのモデルチェンジを控えており先月のニューヨークモーターショーで初公開されている。確かになかなかの堂々たるサイズ。隣にレヴォーグが停まっていたがレヴォーグがなんともコンパクトに見えた汗。ピカソと比較するのもナンだが幅はほぼ同じで車長はアウトバックが20cmほど長い。しかしホイールベースはピカソの方が長い。アウトバックの長いボンネットには2.5Lの水平対向NAエンジンが収まっている。荷室の奥行きは十分に長いが床が高く荷室の高さ方向は低い印象。クルマのサイズに対してなんとも贅沢な車内空間。運転席に乗り込むと車幅があるのでゆったりな空間。車内の雰囲気は悪くない。スバルの内装デザインはイマイチなイメージが強いがようやく違和感なく過ごせるデザインに落ち着いた印象。2つあるグレードのうち試乗車は上の方のLimited。しかし下のグレードとの違いは大きくはシート素材やアルミホイール、電動リアゲートくらいで価格差は26万ほど。個人的には下のグレードで十分な印象。電動シートも付いてるし笑。アクセルを踏み込んで試乗開始。自然吸気の大排気量エンジンらしい穏やかな立ち上がりが好印象。エンジン音はほとんど聞こえない。試乗の途中でちょっと踏み込んでみたがそれでようやく聞こえてくるレベル。車体剛性はガッチリしておりその恩恵としての乗り味はしっとりとしていてなんとも大人っぽい。Limitedにはスタブレックス・ライドという専用のダンパーが装着されておりその効果も大きいとの営業談。唯一ステアリングが軽いのが残念。もっと重みがあるほうがこのクルマのキャラクターには合っているのでは?パワーも十分だしブレーキのフィーリングもグッと効いて安心感あり。総じて好印象。なんとも良心を感じるクルマ。キッチリと真面目に作られたことが伝わってくる。印象としてはマツダ車のイメージに近い。下のグレードの価格は330万。車としての内容は濃く価格相応の印象。330万といえばプジョー新型308の1.5LディーゼルGT Line笑。個人的には他にはないことを理由に308だが、こうやってキッチリ真面目に作り込まれたクルマにも相応の価値が感じられて悪くない。
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自作ドアスタビライザー カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/07/28 23:46:18 |
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自作ドアスタビライザー(最終版) カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2025/07/25 01:19:02 |
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マツダ ベリーサ ピカソから小さめの車に乗り換え。 2013年発売の限定車ミスティックレザーセレクション、 ... |
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シトロエン グランドC4ピカソ ついにフランス車。 DUNE BEIGE(ディーゼル) |
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スバル トラヴィック スバル トラヴィックに乗っています。 |
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