
VW ID.4に試乗。VWがEVモデルとして販売しているIDシリーズの中で初めて日本に導入されたモデル。調べるとIDは3から6までラインナップしている模様。そのうちの小さい方から2つ目ということか。でも実車を見ると結構大きい、というか長い。全長4585、全高1640でピカソよりちょっとずつ小さいかほとんど同じくらい。並べてみても似たようなサイズ感。同じ白なのでなんとなく似ても見える汗。ドアを開けようとするといきなり見たことのないドアノブデザイン。昔のフラップ式に見せて内側にスイッチがあり電磁式で開く仕組み。これが見た目もスッキリしていてなかなか良い。と言うか電磁式のドアノブって初めて見たかも。しかも内側のドアノブも同じく電磁式。この新型モデルは随所にこういった電気系のスイッチなりを採用していて、もちろん乗っても電気なのでなんと言うのかいかにも電気づくしの印象(語彙力笑)。中途半端に電気系スイッチを使われると昔の人間としては機械式じゃないことへの不安感(壊れたらどうする?)に苛まれるのだが、IDみたいに動力も電気でその他もほとんど、となるともはや諦めというか笑、そういうものとして身も心も浸るか、といった心持ちになる。そのことに対して特にイヤな気持ちにもならない。どっぷり電気式自動車を味わうといった感じか。走らせると、やはり純正の電気自動車はe-Powerのようななんちゃってとははっきりと違う乗り物、と強く感じさせられる。なんといってもエンジン音がないことの別世界感がスゴイ。さらにはそのシームレスなパワーの出力が別の乗り物感をさらに強める。トヨタのハイブリッド車の発進時は電気モーターだが、IDにはあの「ヒーン」という耳障りな音もない。とにかく乗っていて雑味を感じない、極めてシンプルでクリーンな印象。電気自動車に乗るのは初めてではないが、何度乗っても別世界のイメージを抱かせる。で、もしかしたらだが、このモデルのクオリティの高さもその印象を強めている可能性が高そう。乗っていて電気自動車にありがちなキワモノ感はもうほぼない。リーフなんかに最初に乗った時は新しい時代への、といった何かしらの枕詞がつくイメージが強かったが、ことこのIDに至ってはメーカーの本気度が高いという頭もあるせいか、極めて普通の乗用車の感覚。それでいて乗用車としてのクオリティも高い。高いクオリティだからこそキワモノの印象を持たせ得ないということなのかもしれない。このあたり電気自動車に先んじたメーカーならではといったところか。さすがと思わせる。
↓ボンネットの両サイドは隆起したデザイン。

↓今流行りのスタイリッシュなSUVのかたちか。でもピカソとサイズがそう変わらないなら、ピカソもスタイリッシュSUV系?(違う)

↓フラップ式と見せて見えてる部分は可動しない。手を差し込んで中にあるスイッチを手前に引くとドアが開く。

↓極めてシンプルなメーター。まあ、エンジンもないので回転数もない。必要なのは速度と走行可能距離くらい。

↓シフトはメーターの右の部分。向こうに捻ってD/B、手前に捻ってR。Bモード(回生モード)も運転しやすい。

↓このドアノブも電磁式

↓特に奇をてらった内装デザインではないが、VWと考えたら結構頑張ってるかも、今気付いた汗。

↓このへんはもうちょっと頑張ってもよかったのでは?笑

↓シートカラーはこれのみ

↓ピカソと。長さ高さはちょっとピカソが大きくて幅はピカソがちょっと小さい。

↓フロントデザインは、、どうでしょ?笑。なんかこんな顔のアニメキャラがいたような。

↓モデル名のロゴは白。白ボディに白ロゴもなかなかカッコいい。

↓上位グレードにのみ付いてるガラスルーフ

Posted at 2022/12/04 00:00:08 | |
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