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Yamazakzakのブログ一覧

2016年04月24日 イイね!

各社(PSA/BMW/VW)認証オイルとACEA C2/C3規格の比較

過去記事にもありますが、国内で入手できるB71 2290規格のオイルはとても数が少ないです。

良いオイルを選ぶ指針として、他社の認証は使えないかなーとぼんやり考えていたところ、良い比較システムがありましたので、
個人的に気になる規格を画像を交えて紹介していきたいと思います。


比較項目は

Soot Thickening/すす堆積?
Wear/摩滅
Piston Deposits/ピストン汚れ堆積
Oxidative Thickening/酸化
Fuel Economy/省燃費性
Aftertreatment Compatibility/触媒?適合性
Sludge/スラッジ
(いい訳があれば教えて下さい)

以上です。


まず、軸となるACEA C2とC3(2012)の比較。


省燃費性以外は変わりません。



DS3純正指定のQUARTZ INEO ECSに付いているB71 2290 とC2の比較。

基本的に同じ方向性ですが、B71 2290のほうが厳し目の基準


プリンスエンジン共同開発であるBMW/MINIの Longlife-04(以下LL04)とC3の比較。

これも基本的に同じで、LL04がやや厳し目。


B71 2290とLL04の比較。

省燃費性以外はほぼほぼ近似値。



ここで、個人的に驚いた、VW504とLL04、B71 2290の比較。

VW504が省燃費性以外他をほぼカバーしています。


最後にHTHSとSAPSの値。

VW504はP/Sの規定値が無いようです。

(Min Tってなんだろう...)

個人的な印象ですが、(省燃費性を少し犠牲にして)DS3に使用する化学合成油は、VW504+C3が付いているものなら全く問題ない、BMW LL04認証でも問題ない、といったところでしょうか。

(もちろん純正指定縛りが安心なのは間違いありません。指定外オイルの使用を推奨しているわけではありませんので、その辺はご留意くださいませ。)


※追記
DS3の説明書にはこの通りに記述があります。


指定オイルが手に入らない場合はA3-96以上を短く使えとあります。


ACEAシーケンスの年代別比較表では
(出典:https://www.lubrizol.com/EngineOilAdditives/ACEA/default.html

A3-96は現在のA1/B1-12に相当しているようです。

B71 2290とA1/B1-12の比較は


短く使用する分にはOKということですが、日本のシビアコンディションを考えると
触媒への影響はうーん...というカンジですかね。




比較システムはこちら↓ ウチの環境ではInternetExplorerでしか安定して動きませんでしたので、項目が表示されない場合はIEへコピペしてアクセスしてください。
Lubrizol Relative Performance Comparison Tool
Passenger Car Specifications
https://online.lubrizol.com/relperftool/pc.html
Posted at 2016/04/24 17:10:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年04月02日 イイね!

WAKO’S RECS施工

WAKO’S RECS施工そろそろ距離数的に折り返し地点、永く乗るためにここらで対策をしておこうと、色々思案しています。

皆様御存知。ひとまず直噴ターボエンジンのカーボン対策を行ってみました。




インテークバルブのカーボン堆積は、定期的に高回転と長距離運転である程度は対策できるというものの、
高速:街乗りの比率がほぼ5:5なことと、ほぼ同型エンジンの他車のブログ等を読み漁った結果、私の中では
(程度の差はあるものの)溜まるもんは溜まる
という認識です。

そこでWAKO'S RECSの施工をしようと近所の取扱店をあたってみたところ、


1)アタッチメントが無く負圧を取るラインのカプラ形状に対応できず(2店舗)

2)「可能かどうか調べて折り返しますね~」→連絡なし

3)そもそも電話がつながらない

4)恐らく可能。しかし料金はマシマシ

5)確認するので系列の工場に来てね。ちなみに埼玉な(当方千葉)

....等としみじみしない結果。


ここはひとつ、問い合わせの反応が速くきちんとした整備工場を持っていて、料金も手頃だった「ロータス東葛」さんへお願いしてみようと思い、所用とガッチャンコし柏市まで行ってきました。

到着しエンジンルームを確認して頂いたところ、やはりカプラ形状がネックで通常の方法では不可能なようでした。

「一通り確認させてください」と工場長さんがエアクリ一式を外したりリフトで上げて下から覗いたりと大変なお手間をお掛けし。。。


半ば諦めかけていたところ、「なんとか出来ましたよ!」

(・∀・)!
↓その様子はこちら↓


下から届く負圧ラインにどうにか接続でき、薬剤をどんどん吸い上げています。

これでも遅い方なのだとか。確認時間除く作業自体は40分ない程度でしたかね。

この施工スタイルは恐らく初なのでは?(笑)


仕上げのレーシング作業はよくある白煙モクモクにはならずヤカンの蒸気程度でした。
余分な薬剤が燃えて発生するものなので、量が出なくてもまったく正常だそうです。
(国産車でも爆煙・無煙とかなり幅があるそうです)


施工中、自分の車を下から眺めながら社長さんと雑談していて輸入車の入庫率を伺ったところ、
「ドイツ系はかなり多い。プジョー/アルファはたまに。シトロエンは初ではないか」
「ずいぶん前に日本撤退した(某欧州車)の整備に難儀している」
フォードも撤退してしまいますね→
「アメリカメーカーはかなり社外パーツも充実しているのでそんなに心配ないのでは」
等々。
みんなフランス車もっと乗ろうぜ(゚∀゚)


その後、薬剤の燃える臭いがほぼ消えるまでレーシングし完了。

実感した効果は

1)明らかにブリッピングの感覚が変化しキメやすくなりました。

2)高速ギアでの加速が良く(復活?)なりました。

3)700rpm以下のアイドリングで発生していた脈打ち振動が低減しました。


アクセルレスポンスの改善が顕著ですね。


ある程度諸々の対策はしていたものの、やはり溜まっていたのでしょうか。
結果的に施工して良かったと思います。
帰り道でV-Powerを給油、フューエルワンを投入して今日の整備は完了です。

あと少ししたらオイル交換予定。今年も走るぜー(・∀・)


最後に、諦めずに試行錯誤していただいたロータス東葛さん、ありがとうございました。
Posted at 2016/04/02 21:40:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2015年10月02日 イイね!

初DIYオイル&フィルタ交換 まとめ

初DIYオイル&フィルタ交換 まとめかねてから準備していたDIYオイル交換・オイルフィルタ交換に挑戦しました。

簡単ですが映像にまとめましたので参考にしてください。



準備したもの::


SUNOCO Svelt 5W-30(4L缶)※足らない場合も含め予備として2缶用意しました

MANN FILTER HU 711/51 x (純正交換タイプ オイルフィルタ)

オイルチェンジャー

トルクレンチ

27mmソケット

30cmエクステンションバー

ソケットアダプタ(差込角9.5mm凹→12.7mm凸)※

1000mlカップ※

自作ペットボトルじょうご※

養生テープ※

フェンダーカバー※

ペーパータオル※

軍手・ゴム手袋※

※は必要に応じて用意

1)
レベルゲージを抜き去り、オイルチェンジャーのノズルを挿入し、数十回ポンピングし待ちます。


2)
ジュルジュルと空気を含む吸い込みを始めたら、一度エンジンを回し(5秒程度)、
フィルタに残っているオイルをパンに戻します。警告が出ますが無視。
循環しているオイルを落とすためさらに5分程度待ちました。


3)
再度ポンピングして残っているオイルを吸い取ります。
これで約4L抜けました。
ノズルを抜き、レベルゲージを戻します。


4)
外気ダクトを2つ取り外し
(クリップ1つだけ外せばあとは全てツメとカメラレンズの様な差し込み/回転で固定されるやつで留まってます)


5)
オイルフィルタ・キャップの取り外し
周辺のホース類等をペーパータオルで養生し、27mmソケットレンチを使用して回します。
狭いですが、レンチをはめてしまえばOKですので慎重かつ大胆に回していきます。



6)
Oリングとフィルタの交換
古いフィルタはそのままキャップから引けば外れます。
Oリングはドライバ等を使うか頑張って指で外します。
オイルを新品Oリングに塗り、ねじれの無いようにキャップに装着します。
新しいフィルタをキャップに装着します。そのまま押しこめばカクっとクリック感がします。
(MANN製のような上下が紙製だとクリック感が希薄です。)


7)
キャップを取り付けます。
ある程度まで手で締め込みます。
指定締付トルク【25.5Nm】をトルクレンチにセットし、慎重に締め込みます。
カキン!と1回音がして完了。
適宜オイルで汚れた場所をクリーナーで清掃します。


8)
オイルの注入。
ペットボトルを切って作ったじょうごをセット。やや不安定だったので養生テープで固定しました。
4L、念のため1000ml計量カップを使って入れました。
キャップをしめて完了。



9)
ふたたびエンジンをまわしフィルタにオイルを浸透させます。
循環させるためにアイドリングしたまま、空き缶に廃油を入れて処理します。
※廃油はGS等で引き取ってくれるそうです。(例外あり) また、回収業者が買い取ってくれることもあるそうです。
(10/4追記:いつものGSに持って行ったらすんなり引き取ってもらえました。今後もお願いする予定です)


10)
エンジンを切り、取り外した2つのダクトを取り付けます。
少し休憩し(15分程度?)レベルゲージをチェックし、足らなければ少しオイルを足します。
(今回は4Lジャストでゲージ真ん中だったので、そのままです)




完了!

オイルチェンジャーのゴム製の出入り口やピストン取り付け部、タンク内部は廃油で汚れています。
タンク内部は仕方なしですが、ゴム部は心配でしたのでマジックリンで洗いました。
タンクもある程度洗剤で濯いで、全部元箱に入れて保管です。



思った以上に簡単に交換できました。DIY楽しい!
これから色々オイルを試していきたいと思います。


あぁ~新油走行は気持ち良い。
Posted at 2015/10/02 16:55:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月26日 イイね!

適合オイルについての備忘録(B71 2290)2016/12更新

とある筋から資料を入手する夢を見たので、忘れないように記しておきたいと思います。

※2018/3追記
現在ではB71 2312が適合規格に変更された模様です。



御存知の通り、DS3はもちろん現行PSA車は(少なくとも日本導入車は)

日本では数少ない
「PSA Peugeot Citroen B71 2290」規格


のオイルが指定されています。

純正指定の

TOTAL QUARTZ INEO ECS 5W-30

以外ではあまり目にすることがありませんが、適合するオイル一覧(2年前の情報+αですが)を以下に記します。
---------------------

2016/12更新分

POWERCLUSTER
BiLENZA Racing 0W-30
BiLENZA 0W-30
BiLENZA 5W-30

BiLENZA PRO 5W-30

---------------------

TOTAL ACTIVA INEO ECS 5W-30

YACCO CIPELLA LUBE P 5W30

ARAL HIGH TRONIC J SAE 5W-30

Apollo C2 SAE 5W/30

IGOL PROFIVE RUBIS

BIZOL Technology 5W-30 C2

EUROL FLUENCE FE 5W-30

DYNAMAX PREMIUM ULTRA C2 5W30


UNIL OPAL OPALJET MILLENIUM3 5W30


Gulf FORMULA PCX 5W30

MOTUL 8100 ECO CLEAN 5W30

MOTUL EXPERT JF 5W30

TradeTEC LOW SAPS FULLY SYNTHETIC - C2 5W-30 LS

CASTROL MAGNATEC PROFESSIONAL C2 5W30

OMV MAXIMA PG 5W-30

OSS MOTOR OIL SYNTHETIC  5W-30 C2 OSS051



FUCHS TITAN GT1 PRO C2 5W30


LOTOS SYNTHETIC C2+C3 SAE 5W-30

KUWAIT Q8 FORMULA ELITE C2 5W30

KENNOL ECOLOGY C2 5W30楽天(終売)

Millers XF LONGLIFE C2 5W30

MOBIL SUPER 3000 Formula P 5W-30

MOBIL SUPER 3000 Formula C1 5W-30

MOBIL 1 ESP Formula 5W-30 →楽天

MITAN ALPINE PSA 5W-30

MPM MOTOR OIL Premium Synthetic C2  Citroen
Peugeot

MOL Dynamic Star PC 5W-30 synthetic motor oil

Midland ECONOVA 5W-30


Valvoline SynPower Xtreme ENV C2 5W-30

SHELL HELIX ULTRA AP-L 5W30

LUKOIL GENESIS PS SAE 5W30


LIQUI MOLY TOP TEC 4300 5W-30→楽天


WOLF OFFICIALTEC 5W30 C2


リンクがPDFや見つからないものは省きました。
日本未導入のものをかなり含んでいます。

ご参考までに。


(15/9/27  追記修正)
(16/3/30  追記/楽天リンク追加)
(16/12/15 BiLENZAシリーズ追加)
Posted at 2015/09/26 20:52:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2015年09月18日 イイね!

通称コロスケオイルチェンジャーのレビュー

通称コロスケオイルチェンジャーのレビュー保証も切れることだしオイル交換ぐらい自分でやろう、つーこって上抜きオイルチェンジャーを買ってみました。

Smart tool/Garage.com LUBE-OIL EXTRACTOR UG-188A とあります。


紹介するまでもない、超有名な製品ですよね。
Meltecが販売しているOC-060と同じような気がします。

楽天の琉球村というお店で購入しました。(現在は取り扱い終了)

少し気になる点がありましたので書いておきたいと思います。


取説です。

「タンクの横のラインが1L」という書き込みが散見されますが、取説には書いてありません。

1Lの計量カップで水を入れて確認してみたところ、


このような感じになりました。
所有の車の規定量を把握してる場合はまったく問題無いですが、
横ラインは排出量を目測することにはほぼ役立ちませんので注意が必要です。、


ちなみに容量6Lで販売されていますが、

こぼれないように安全に使うと6L全量は入りません。

5.5Lくらいが目一杯でしょうか。

DS3は4.25Lが規定量なので全く問題ありませんが、オイル量が5~6Lの車種に使用するには2回に分けて吸引したほうが安全かと思います。

あと少し走行したらオイル交換サイクルですので、交換の際はまたレビューしてみたいと思います。
Posted at 2015/09/18 14:25:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「2022/1/22実施 大メンテナンス記録(90078km) http://cvw.jp/b/1692694/47975099/
何シテル?   09/18 23:42
メンテナンスや気に入った物は積極的に記していきたいと思います。旅行と居酒屋巡りが生きがいです。 シトロエンに手を振ります。人見知り気味ですがオフ等の際は宜しく...
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