木製サイドブレーキグリップ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
ステアリングをウッドコンビに交換したものの、ウッド部分がステアリング以外に存在しないのでどう見ても浮いてしまう。
ならばウッドを増やそうということで、サイドブレーキをウッド化することに。
まずはシャフト部分のサイズを測るためにサイドブレーキの樹脂部分を外します。
切断という手もありますが、失敗したときにリカバーできないと困るので
ドライヤーでグリップ部分を温めては前方向に引っ張り、温めては引っ張りを繰り返してやっとこさ外れました。
素手でやったせいで手の皮が剥けました・・・
シャフトの大まかなサイズは18.5mm~18.9mmですが完全な円柱ではないので、最終的には手作業での微調整が必要になります。
2
端材コーナーを巡って、僅かに杢の入ったクスノキのブロックを調達。
本当は綺麗な瘤杢がしっかり入ったものを・・と思っていましたが、瘤杢って端材でもかなり高いんですね。
先日交換したステアリングがいかに金のかかった作りなのかを思い知りました。
3
木材を一回り大きめのサイズに切り出し、
中心に18.5mmのドリルで穴を空けて・・・と思ったら大失敗。
木の密度が低い部分を使ったせいか、ドリルが貫通する手前でミシッと割れて終了・・・
4
この際、杢目は諦めてとにかく密度が高そうな部分を使って再挑戦。
なんとか割れることなく貫通できました。
当初はシャフト部分の18.5mmのドリルが貫通する一歩手前で中止し、反対側からボタン部分14mmのドリル穴で迎える一体成型で作る予定でしたが、まずは割らずに貫通させることが第一と考え
サイドブレーキのシャフト部分とボタン部分を2パーツに分けて、接着する方法に変更しました
5
太めのドライバーに粗目の紙やすりを貼り付け、ひたすら現物合わせしながら穴を拡大していきます。
奥まで入る大きさまで広がったら2つのパーツをボンドで接着して、形成に取りかかります。
6
接着後、ベルトサンダー・リューター・紙やすりを駆使して削り出したものがコチラ
思っていたより上手くいきました。
8割ぐらいはベルトサンダーで形成しています。
電動工具は偉大です。
7
油性ウレタンニス(チーク・クリア)を塗っては削り、塗っては削りを7回ほど繰り返し、コンパウンドで仕上げて完成。
サンディングシーラーを下塗りしていましたが、木材がニスを吸い込まないぶん木目が際立たず
最終的にプラスチックのような仕上がりになってしまったので
一度全部削り落とし、ニスの直塗りでやり直しています。
8
サイドブレーキブーツを取り付け、シャフト部分にボンドを塗り、グリップを奥までしっかりねじ込んで完成。
ステアリングのウッド部分と比べると少しオレンジ色が強い気がするので、ニス塗りの段階でオールナット色を混ぜてもよかったかもしれません。
ニス塗り工程でかなり時間を取ったので
作業開始から合計1か月ほどかかりましたが、仕上がりには満足です。
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