
ODESSAY。冒険!探索!捜査?
2001Space Odessay :近代SFの金字塔。アーサー。C。クラークの原作。1968年(不正確)。無音航行。宇宙では音は伝わらない。美しき青きドナウドが流れる。ツアラトウヅトラが現れる。精子を模したとも伝えられるディスカバリー号。スペースポッドで船体をはなれるボーマン。HALが反乱を起す(?)。緊急突入用爆発導入法を実施。息を深く吸い込み一気にドアを破壊(爆発)。船体内部に突入。無重力の中およぐボーマン。入り口横の捜査パネルに取り付く。レバーを引く。扉が閉まり、空気が流入される。 成功。
HALの反乱の原因は2010宇宙の旅で描かれた。完璧と思われたHALの人工知能に加えられた極秘命令がHALを混乱に陥れ、優先順位を変化させた結果、目的のために人命を犠牲にしてもよいという判断が芽生えたようだった。息子のようなHALの改造を嘆くチャンドラー博士。レオノフにディスカバリーを接続し加速。木星を離れる。帰還!
SPACE ODESSAY が 静のSF なら 動のSFの原点は 時計仕掛けのオレンジか?
今朝も空は美しい青。大きな雲のかたまりがぷかぷか浮かんでいる。豪華客船か?ほとんど動いていない。工業地帯では東電の煙突から白煙。ほぼ垂直。君津あたりは東京湾方向へ棚引いていつ(いつものことだ)。東京湾対岸(神奈川沿岸)にもおなじようなぷかぷかした雲。東京湾にはほとんど上昇気流はないだろう。天候はくずれない(おそらく)。7月(July)。もう夏か?梅雨明け宣言はなされたのか?よく知らない。Blue SKY Blue!
空の様子は巨大な円環構造を想起させる。宇宙の大規模構造(グレートウオール、泡宇宙)、円環都市(首都圏)、etcetcetc。今の様子は宇宙の晴れ上がりか?ビッグバン後の初期宇宙。インフレーション終了後の混沌の中からフォトンが原子核からの束縛を離れる。系が大きく広がる。温度がさがってゆく。そして宇宙の大本の暑くアクティブなかたまりは徐々に密度をさげてゆき、ついにフォトンが解き放たれる。視界が開放される。晴れ上がり。
スターバックスにはおおくの言葉が文化として存在するらしい。あまり有名ではないがわたしの琴線に触れた一節は
”顧客のインテリジェンスを尊重せよ!”
したがって、ちょっとスタバの女の子にインテリジェンスを尊重してもらった。
(1)カフェインの構造は? 私理系じゃないからわかりません。翌日メモを見せられた。”C8H10N3O2”。組成式(化学式)を調べたようだ。ペプチド結合について簡単にレクチャー。環を巻く化学を説明。鍵は3D構造。ホストゲストケミストリーが面白い。コーヒー豆の生育時に蓄積されるカフェイン。生物進化の初期で主要な生育因子などとして働き始めたカフェインはその単純な構造に対する各種のレセプターや酵素(活性中心、アルステリック部位)、膜酵素系のイオンチャンネルなどに共通して作用する。覚醒作用の鍵は脳のレセプターとの相似性(3D)。 3D構造が鍵だなと答えたおく。
(2)デカフェはスタバでいつでも注文できるオリジナルブレンド? 低温水耕抽出。長時間かけた古層抽出。コーヒー豆を砕かないでゆっくり浸透する水で極性成分を抜く方法。スタバの公式データによればかれらの方法で抜けるカフェインは98%。恐らく破砕した豆からの水耕抽出物とのGC比較(場合によってGCMS)。確立された方法。研究的には無極性成分もヘキダンなどで抜いて全成分を3種類くらいの伽ぴラリーカラムに打ち込み比較。抽出条件を詰めてゆく、、、。
わからないだろうこと前提でデカフェで抜けるカフェイン以外の成分はなにがありますかと聞いてみる。彼女はいちおう調べてみるがそんなデータはスタバJAPANの本社にだってきっとない。
インテリジェンスが満たされる。なんか面白い。別に正確な答えを求めていない。仕事じゃないんだから。なんとなくむかし齧ったバイオケミストリーの構図を思い出す。復習終了。
ばい どんがら
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雨の土曜日 | 趣味
Posted at
2013/07/02 09:28:43