
こんばんわ、どんがらどす。1章から2章への変換と同じように、2章の終了宣言をしたとたんに3章が始まります。2章の最終話までの長いお休みが必然。自動的に新章がはじまるのも必然。偶然は以下
今日、TVをつけるとモトGP第六戦カタルーニャ戦が放送されていた。3年位前から福ちゃん(福田君 チュートリアル)が解説に加わっている。かれはバイク通。家の中に難題も美しいバイクを飾っている。チュートリアルの頭脳。酒を飲みすぎて肝臓を痛め入院したこともあった。今日見た感じではだいぶ回復したようだが、入院時の激やせぶりからは随分回復しているようだ。いいことだ。がんばれ!
ところで、カターニャ戦。モトGPクラスは
1位 ロレンソ(前年チャンピオン) ヤマハ ファクトリーレーシング
2位 ペドロサ レプソル ホンダ
3位 マク? レプソル ホンダ
4位 ロッシ ???(今のチームがどこなのか知らない (やまは?どか?ほんだ?そのた?)
最終ラップ、 5週前からラストプッシュに成功したロレンソは余裕の一位(2位以下に1秒以上は話している模様)。2位ペドロサを3位マク?が迫る。マク?はラスト2周で勝負を仕掛けることにしていた。そしてラスト2周、プッシュするマク?はスライドを使いながら右コーナーを駆け込む。速い、ナチュラルな感覚が不安定なマシンの挙動を押さえ旋回速度に昇華させていく。気づいたときにはペドロサのイン側にタイヤが差し込んでいる。このままでは接触。ぎりぎりのバランスを維持しているマシンをわずかに変化させるためマク?はマシンをさらにイン側に誘導しようとした。瞬間、フロントタイヤ右側のグリップがさらに強く失われその後のハイグリップ化、、、ハイサイドへの系譜、、、しかしやつはこけない。解説席から ”あたったか?あたったぁ?”と叫びが入る。引きの映像ではペドロサのリアに接触したようにも見える。数秒後、国際映像班が抜群のどアップ映像を再生する。明らかに接触してはいない。マク?の単独行動。ぶつかりそうになったのでそれを回避しようとした行動が起した摂動を広がる前に自ら立て直しただけ、、、。しかしこれでアタックは終了。ペドロサは気づいているのかどうかよくわからないが、マク?のプッシュもチャンスはもうない。レース終了後のインタビューで ペドロサはロレンソを追えなかった理由を長々と語る(やはりやつは気づいてはいない)。マク?は勝負を仕掛けたところからを解説する。しかし結果的にプッシュに失敗したので(機会損失)、タイミングは悪かったのだろうと自分に問いかけていた。
現在のモトGPクラスではタイヤの左右のコンパウンドを変えているらしい。カタルーニュ(スペイン)のようなッコースでは右側のコンパウンドが硬く、左側がやわらかい ようだ。センター付近は?50度の路面温度に対応させてあるのか???形状は、、、。まあいいか。
モト2クラスでは中野君が走っている。今季最悪の5番グリッドからのスタート。レース序盤こそトップを狙う勢いだが、3周もすると失速。マシンがうまくセッティングできていないらしい。50度の路面温度に対応させきれていないようだ。
今日は暑い。蒸し暑い。日本の気候 ”梅雨” しかたがない。
若いころ見た鈴鹿2&4を思い出す。88年3月(多少不正確)。卒業(卒院?)と入社の谷間。鈴鹿に朝早くから駆け込む。親父の形見の ”OLYMPUS OM-1” に 長玉(Sigma300mm) と 一脚を持って、72枚撮りASA400のフジのフィルムを10本持って 鈴鹿になだれ込んだ。朝の練習走行。ほとんど客はまだいない。一部のプロのカメラマンと趣味のカメラマン(私も含め?)が朝もやの中疾走するマシンにシャッターを切る。本番でのロケーションを確かめる。今日は暑くなりそうだ。
きれいなキャンギャルが時たま通る(ダイブ時間がたったか?)。思わず手を上げる。気づいたきれいな子たちはにっこり微笑む。長玉を構え、ピントを合わせ、シャッターを切る。どアップ獲得。写真を撮ったら手を上げて合図するのがルール。最後にもう一回だけにっこり微笑んだ女の子は次の場所へとそそくさと移動する。一期一会。
レースがはじまった。80ccのバイクレースからだったか?速くないマシンをライダーたちは積極的に加速させる。カウルに目いっぱい伏せてストレートを加速する。恐らくレースにあわせてボクサーなみの減量をしたやつも要るだろう。みんな必死だ。
つぎはカートのレースだったか?YAMAHAのモトクロッサーのエンジンを載せた超軽量マシンを鈴鹿のストレートで180km/h付近まで引っ張る。一コーナーは勝負。このころの鈴鹿の一コーナーについては以前に書いたので省略。 限界までブレーキングを押さえ他車との位置取りを行う連中には、曲がりきれないやつが出てくる。砂塵が高々と舞う。オーバーランしたマシンはサンドウオールで止まる。大丈夫のようだ。しばらくするとつぎの先頭集団が一コーナーにせまる。全然ばらけていない。状況は1っしゅうめととなんら変わらない。必然的にふたたび砂塵が舞う。やはり車はサンドウオールに、、、。やつに怪我はなさそうだ。結局、5周のレースで砂の退避地帯に5本のラインが描かれた。あの地上すれすれのマシンを180km/hから減速しながら位置取りし曲がりきれないと思ったらサンドウオールへ、、、。怖いだろうがわかいドライバーにはへでもないのだろう。鈴鹿にでてきているだけでたいした腕だろう。こんなことは慣れっこのはず。怪我しなかったことだけが重要。マシンは直せる。人は直せないときもある、、、。
2&4は名前のとおり 2輪と4輪のレースの混合。JAF全日本の初戦。一番上のクラスは 2輪なら500cc2サイクルレーサー(RS、NSR(HONDA)、TZ。YZR(YAMAHA)、RGγ(SUZUKI)、KZ?(KAWASAKI))、4輪ならF2(3L フォーミュラ)。
このときの2輪にはWGP(世界グランプリから5人くらいレーサーがエントリーしていたが、走ったのはマッケンジーだけ(レースを間違っているか?)。ニール・マッケンジー。WGPではいぶし銀?トップではないが、2番手グループの有。
レースはマッケンジーのぶっ契り。レース後のインタビューでマッケンジーは言う。!”つまらないレースだった。追ってくるやつもいなくて退屈だった。”、、、。このころまだ日本人はほとんどWGPへ行っていない。堺的に有名な片山敬済選手以外日本人は世界で誰も知られていない。
500はあまり面白くなくなってきていた。出動台数が減り始めていた。石川岩男は世界へ行って、練習走行でこけて後続車に引かれて死んだ。南無。
250はHOT! 日本人だけで構成されるが、ワークスも多数マシンを持ち込んで真剣勝負。HONDAは勝つために3人のライダーと3台のフォクトリーレーサーを持ち込む。スポンサーは味の素。AJINOMOTO HONDA だ。レースは3台のNSRのもの。やる前からほとんど決まっている。チャンピオン小林(1)にベテラン?(2)と若手(38)の勝負。同じカラーリングの3台のマシンが入れ替わり立ち代りシケインに入ってくる。その後次々と後続のマシン郡がおとづれる。シケインのブレーキングはパッシングポイント。先行者を見ながら、130Rを限界プッシュ。先行者との位置取りが勝負。下りのブレーキングをコナシ、先行者のインに入っていればほぼ勝ち。先行者は後続車の音しか判断材料がない。背後にあった音がイン側に移っているだけで、限界の倒しこみはできない。強引にやるとぶつかるだけ。一旦やりすごし、チャンスがあれば左右のシケインでかぶせたり差し込んだりするが、だめならスリップにつく。1コーナーで勝負するのもいいし。シケインで次の周に逆の立場で差し込んでもいいし、数週見て、相手と自分の得意な部分とそうでない部分を判定するのに使ってもよい。
最終ラップ。最後の勝負に3台の味の素がシケインへ飛び込んでくる。なだれ込んできたが、小林(1)は明らかに有利な位置。躊躇なく右へダイブ。2と38がなだれ込んでくる。インの2に若き38がかぶせる。最後の勝負。切り替えしてなお並走。ぶつかっているかもしれない。
どうやら、2位は2のものだったようだ。わかき38は3位。38はまだベテラン勢を脅かせない。これからだ。 そお言えば、一台シケインでぶっとんできたマシンがあったな。カメラを構えていたどんがらには、どうやってあんな風に宙を舞いながら美しいトリコロールカラーのYAMAHAが舞ってくるのかわからない?トリコロールカラーはキングケニーの色。YAMAHAの伝統的な赤。
4輪のレースは単純。星野一義がぶっちぎる。反則で最後尾スタートとなった鈴木アグリが追い上げる。5周目、星野と元さん以外をパスしてきたアグリは、元さんのテールに張り付く。黒澤元治。いくつのときもこの親父は速い。がんばる。しかし売り出し中のアグリを押さえ込むことはできない。2周以内にアグリは元サンをパスする。どこでどうやって抜いたか知らない。日本一速い男はもうはるか前。アグリでも追えない。
元さんが表彰台に立った。すごい親父だ!
いまでも2&4ってやってるのかな?一度に2輪と4輪が見れるので、結構お勧めなんだが、、、。
新しい年の勢力図も浮き彫りになるしね、、、。
ということで、どんがらは風呂に入ります。
どれではよい一日を、、、。
ばい どんがら
Posted at 2013/06/17 03:20:30 | |
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