2013年09月13日
きょうもげんきなどんがらどす
フラスコの中の環境を 有機合成屋はたんねんに制御する。禁水環境を整えないと怒らない反応は その技術の高さを 州立という数値で評価して見せる。おいらの友人の有機合成屋は グリニアできたら一人前 とよく言っていた。
有機合成ではたくさんの藩王を習うが 基本的にCだけの結合をつくる反応は多くないし どれもむつかしい。だから 適当な鎖を作りたければ できるだけそれに近い天然元から出発し 合成経路を冠がええ実験する。CーC結合に対する方法が難しいので カルボニルなんかを経由してできた合成物を強力に還元して部分パーツとしての炭化水素を作ったりすることも考慮する。反応経路の複雑さと 合成の容易さとは必ずしも一致しはしない。
ようはフラスコの中をいかに優れた状況に制御できる技を持つかが勝負なのだ。よく、学生が新しい藩王をテストするために原料を合成すると ちょっとしかできない。ちょっとだと テストする量にはたらないので、あほなやつは何ロットもする。かしこいやつはしゅうりつのこうじょうをねらう。しかし どちらがさきに答えにたどり着くかといえば 前者のほうなのだ。彼は実験が下手なのだが ノートを詳細につけていれば 何儒ロットにも及んだ減量も 一つのロットとなる。
そして 実験が行われる。
こう考えていたころ 酵素と出会う。常温の化学反応ではとてもできないような構造を 立体性をも考慮して作る化学触媒。生物のシステムの偉大さを実感する瞬間だ。
むかし のちに優秀な合成屋となる男は 私の研究室に来て言った
”カタラーゼってある?”
”あるけど なにすんの?”
”いや 俺の反応うまくいかないんだけど 平衡系だから過酸化水素選択的に抜いて行ったら 進むんじゃないかと思って?”
”pHはいくらぐらい?”
”へえ?”
”水溶液系じゃないの?”
”そら 禁水環境化だから、、、”
”じゃどうやって酵素とかすの?普通の水だと安定性悪いし pH制御しないと活性も最適化でいないし、、、、”
”そうなんだ 酵素って有機溶媒にとけないんだ、、、なるほど”
”いちおう 酵素誘導体化して有機側鎖の長いのつけて有機溶媒に文選させてけんきゅうしているひとはいるけど まだ 合成屋さんが使えるような 反応速度でも価格でもないよ!”
”いろいろ教えてくれて ありがと。別の方法考えるよ。”
I君がんばっとるかな? 釣りに行って落雷くらって大丈夫かと思った時期もあったが その後結婚したから きっと幸せだろう。
どおおおおおおんがら
Posted at 2013/09/13 15:35:02 | |
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