
こんばんわ どんがらどす
どうということはありませんが 気分一新のため 新章突入
はるか遠くインドのヤマ越えてやってきたのがこうぼくん。彼は基本なんでも受け付ける。冬の寒いさなかに 息もつけない山の中で ひたすらぷくぷくやっている。ときどき混ぜられたら息を吸う。その時には熱が出るが 冷たい蔵の中では すぐに熱は拡散してしまう。そして ふたたびゆっくりゆっくり息ができない中で静かに代謝を続ける。
彼にはいろんな友達がいる。農林11号くんも友達の一人だ。彼は 寒い研究所の中で生まれた。ミュータントなのだが 呼吸するとき 赤い色素を作る。赤い色素は 長い共役二重結合系とカルボニルとの共役により バンド幅を知事められた結果として 赤でないすべての色を吸収し 補色としてあかいいろに見えるようになる。発色は 発光ではなく 吸光の場合もある。減法原色なのだ。この発酵によって生成する発酵物質は 磯ペン店を単位といていくつものつながりにより達成されるようだ。別名カロテイノイド。カロチノイドの生成により 補体として 糖が消費され 系は還元され フラボノイドも副製する。 結果すっきりした赤い日本酒は ワインのようだと評されたのだ。
東のちでは 別の家系のこうぼくん は大豆をくさらせ おみそになったり おしょうゆにしたりもする。かれはあるいみ万能のものたちの集合体。彼らと呼ぶほうが良いのかもしれない。きほん 性を持たないと解釈されていても ときにそれは打破され man and fe,ale が存在するという。群生する中で何百万というコロニーのなかで どいつが男でどいつが女かはわからないが その総体を その発展形態を 男と女を仮定することで 説明しやすくなることもあるのだそうだ。コロニーは基本集落なのだが なぜその大きさになるのか なぜそこで巨大化がどまるのか なぜ休止状態に入るのか ひとびとはいろいろな側面から研究を行ったが その神秘の姿は 神の創造物であるとしか 理解できないほど 複雑細緻なのだ。しかし カレラは神に挑む。それが このものたちの指名 生きている証 存在の理由なのだから。
料理には3つの基本的な調理法があるという。
(1)焼く
(2)蒸す
(3)腐らせる
(3)はなんかやばそうだが ちょっと腐ってるほうがうまいと感じる人もいるようだ。どの程度腐っているのがうまいかは 人によって異なるので このあたりの料理は なかなかむつかしい。なんちゃらじょろきゅあとかいう ニシンの腐った缶詰は その地方の人々には思考の食べ物なのだそうだが 日本人には たんなる 恐ろしいほど腐った 捨てるべきものにしか見えない。なぜ そんなもの輸入しとるんだ?
あるひとは 牛肉はちょっと腐ったほうがうまいという。じゃあ 豚肉はどうなんだといえば あれはよく焼いて食わないと腹壊すとかいう。ぶたさんのほうがうしさんより 不潔でおおくの黴菌がいるように感じるかもしれないが かれらは基本きれい好きなのだが、、、。
私の知り合いの食品コンサルタントは ぶたは締めてから3日目がうまいという。実際 人を集めて豚を一党さばいて 3日後に 持ってきた。桃の部分を渡される。屋外でマキの上にコンロを作って巨大な網を乗せる。そこに ナイフで削いだ ぶたさんのふとももをつぎつぎに落としてゆく。いくらけずってもぜんぜんなくならない。思いから集めにそいでゆくが一向に軽くならない。都合80人もの人間を集めたが 豚一頭くえない。しかし こいつはうまい。ロケーションの影響も強大だが すこしくさりはじめたぶたさんには イノシンさんが豊富なのだろう。イノシン酸こそ第六の味の成分だと あじのもとのひとは言う。そして イノシン酸を抽出し 少しばかりグルタメンさんを加える。こいつが売れた。世界中で売れまくった。それは 味の素という名の製品。うま味調味料そのものなのだ。
ひとはなぜイノシン酸をうまいとおもうのか? いろんな視点で議論ができそうだが 狩猟生活に入った人類について考えてみる。ひとびとは狩りをする。巨大な獲物が捕らえられるのはまれだが そのときには歓喜となる。皆で分け与えてもあまりまくるので 保存する方法を考えはじめる。海水をかけるだけでも保存期間は伸びる。燻製にしたりすると冬場までも持つ。香草にくるめば いい香りのうまい肉にもなる。そうやって 工夫して保存する肉。しかし これらはゆっくりだが確実に腐敗してゆく。万一 無菌室にー30度で保存していても 生肉は腐ってゆくという。それはプロトンのせいなのだ。生物の様々な反応を補助する酵素郡のなかでプロトン移動をともなう反応は多い。活性なプロトンは系を進行させ そして ATPを急激にたいしゃさせてしまう。イノシン酸で止まるとうまくなるが、尿酸まで行くと痛風の原因となるし 尿素まで行くとおしっこのにおいがする。このバランスが新しい味を演出し そしていろいろなひとびとにいろいろな味を刺し締めることとなる。
一般的に 尿酸と尿素はひとが容易に入手でき したいかどうかは別にしても 摂取することはできるのだが イノシン酸自体を単独に自然界から得るのは難しい。しかし 確かにこいつはいるのだ。生物進化の歴史の中で捕食種は餌を喰うときやつの腐った部分も食うことになる。そう 内臓代謝物のことだ。それをうまいと思えないとたくさんは食えない。でも これらを喰うと腹を壊す。代謝できるかどうかとうまいかどうかの差は微妙なのだ。腹を壊したら じっと回復を待つのもよいがいっぱい運動して代謝系を持ち上げ 免疫系を活発化して 解毒するという方法もある。不健康な人は後者の選択をとれない。そんなことをしたら ひっくり返ってしまう。前者を選択するスポーツmann は強い内臓をも持ち合わせるので複合技で運動により解毒する体力があるのだ。
かくして 春が東の地 で こうぼくんは いろんなところで いろいろ活動している。その代謝系は細胞内ではひとも同じ。だから 代謝マップに記されている代謝経路は彼らの研究から導かれたものなんだ。だから 細胞の反応はひとも酵母も もちろん その間のすべての生物も皆同じ。
みんな みんな いきているんだ ともだちなーんーーーだーーーーーあ
どんがら
Posted at 2013/09/14 23:53:42 | |
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