2014年05月14日
平家物語では
おごれるものも久しからず春の夜の夢の如し
とかいう。
どんな権力もどんな政治も常ではなく いつかかならず滅びるのだが それまでにかかる時間はひとびとには多くの問題を残す。ローマ帝国は年々続いたか知らんけどきっと数百年も続き 暴君ネロやカリギュラを生み出した。
モンテスキューによれば 絶対権力は絶対に腐敗する そうで 確かに歴史はそれを証明しているような気がする。
原理主義者には多くの場合極端に走りがちで 敵と味方に 管理するものと管理されるものに 命令するものと奴隷に甘んじるものに 大別しやすく そのさらに極端で過激な連中は手段を選ばなくなり 社会に問題を起こす。
メデイアがグローバルになって いま 少女を大量に拉致し キリスト教徒をイスラム教徒に改宗したとかいって さらにはこどもを売りとばすとかぬかして メディアにでる。われわれからみれば想像を絶する光景だが 彼らにはメディア戦略の一環なのだろう。
話せばわかるなんてのはうそだと 養老猛先生は言っていた。
しかし 上記のような思想の恐るべき若者たちの革命家たちの一本気な気持ちは やりきれないそれは どうしたらいいのか おいらには皆目見当がつかない。ただ 祈るだけだ。
むかし 記者の質問に答えてマンデラさんが言っていた。
記者:あなたが一番に望むことは何ですか?
(PEACE)
と紙に書いた後破って
(FREEDOM)
平和より自由を望むのかと誤解したらいかんよ。まず 自由 そして 平和なのだね。
日本人は気質として あるかないか をはっきりしてほしい国民性だそうだ。だから 神の末裔である天皇陛下がいつも元気でご夫婦なかよく なかむつまじくすごしておられるそのお姿に 国民は安心するのだ。
しかし テクノロジの進展が西洋型のシステムを取り入れようとしている。そこには わかものにチャンスを 年寄りに 不安定を誘発する。多くの若者は 古い体質たる永久就職的な大会社や けっして滅びることのない公務員に安定を求めるのでその競争は学校教育という形で し烈さを増してゆく。
他方 敗れたものはなんとか自分の居場所を求めて さまざまな職業に挑戦するが 信念を持っていても まっすぐすすむだけでは いつか 破たんする。道は開かれているのだが どこかに発散しているわけじゃない。地球が丸いように。そしていつか自分と社会とのつながりに周囲の人とひととのふれあいに 決着点をみつけられたら それがそのひとの生き方になる。だれもがこうなれるわけではないのだけれど そのまま 衝撃的な事件に発展し ひとびとは狂喜し そして 困ったことになる。問題は自分で考えねばならないのだ。誰も教えてはくれない。しかし ときにひとは 若気の過ちに気づく つまづく。みちはあちらこちらで閉ざされている。あるいはそう感じられる。それをとっぱするために 犯罪を起こしてはならないし 暴力に訴えてもならないのだが じゃあ どうすればいいかといえば 答えは自分の中にしかない。それが 愛だったり それが 美だったり それが 正義だったりしてもいいけど それをひとに強要してはいけない。
さまざまな社会問題がメディアで報道され ライブ感たっぷりな 世の中になっている。すこしづつ 護送船団は 天皇の前に忠実だった人々にも ちゃんすがひろがっている。多様性がまし 複雑性が増えているのだ。
さまざまなメデイアは若者に選択の自由を与えるとともに その行動の責任をも同時に要求しているのだが 一方向的な 革命戦士にあこがれてそれを目指すのを仕事の原動力とするのはいいけど まず 周囲に迷惑をかけないことが大事かなと 迷惑をかけまくってきたわたしが 書くと 説得力がないね?
そして きっと 私が望むものは
まず 笑い
そして 愛 なのかもしれない
(はずかしいわ)
どほんがら ぽわ
Posted at 2014/05/14 08:08:11 | |
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