
おはようございます どんがらです
冒頭の写真はぐぐるさんでチェルノブイリの画像を検索した結果です。ひとつひとつではとても目をそらさざる終えないような 障害を持った子供たちの画像などが過激すぎるので 俯瞰したものにしました。
日本では2011の地震でおきた福島原発の問題が今なお深くひとびとに問題を提起していますが 雁屋哲さんのおいしんぼ問題の微妙さを考慮したとしても チェルノブイリの現実の恐ろしさは われわれの現実をあたかもまぼろしとするかのような 気分にさせます。
わたしのこどものころから 広島や長崎に落とされたウラン爆弾 プルトニウム爆弾の威力や影響さらにその後の被爆者に対する悲惨な状況は いろんなイラストやキャッチーな週刊誌などにやまのように出ていたものです。
うちの親父が実際どう思っていたのかはよく知りませんが 昭和20年8月6日に呉にいて 新型爆弾の閃光を遠く広島の方向に見 それと時間を置いて
あつっ
と感じたとわたしに言っていました。
放射能を大量に浴びたらどうなるかは 2007年ごろ?東海村の事故で 不意に臨界濃度を超えた濃縮ウランを 十分な知識のない作業員の方が被爆し そして 死んでいった状況で その外科手術を担当した医師の話として聞きました。放射線をあびることは確かに恐ろしいことですが さらに恐ろしいのは 放射線源となる高濃縮ウランの微粉末を口や鼻から吸い込むことにあるのです。体の中に入ったこれら放射線源はそこから体の内部から各細胞や組織を攻撃し続け 内部から崩壊せしめるそうです。手術した外科医の人は どこかを切除し縫合していると 大丈夫だった血管が突然噴出し そこを縫合しようとするとべつのところから血がふきだすというような状況との戦いを10時間以上続けた結果 患者は お亡くなりになったようです。
核分裂のエネルギーのすごさは それを数式にしたアインシュタイン E=mc^2 にこめられていますが 質量欠損によって得られるエネルギーは光速の2乗というとてつもないおおきなかず 30000x30000km^2/s/sをかけたほどのもので 化学反応で得られるエネルギー(たとえば燃焼による火力発電)のそれの 原料単位重量あたりなら 優に 何千万倍(もっとおおきいか?)にもなるのでしょう。
神のエネルギーをひとが扱おうとした結果 生じた弊害。だからといって 短絡的にこれを禁止すればよいというものではないことも事実でしょう。そういう意味でアメリカ社会はすごいと思います。スリーマイル島の事故とその影響を含んでなお 20%近くの発電をなお原子力に依存しているのですから。
かつて三輪彰浩さんがなんで科学なんか進めるんだ やめてしまえ といっていたのを思い出しますが 科学の発展があるいみひとびとから奴隷労働を開放してきたという人類の歴史と その大衆が人びとがおおくのお金を富を芸術に向けることができるからこそ かれ(彼女)の存在があるというのもひとつの側面でしょう。
そして 先日TVでウイグル自治区と中国政府の対応について木村太郎さんが行っていたことを思います。木村さんによれば 中国政府は歴史のながれのなかでウイグルのひとびとを支配し そして核兵器が開発されたころ そこで多くの核爆弾の実験をしたのだそうです。現在でもウイグルでは悲惨なこの実験の後遺症に悩む人が何万人もいるのだといっておられました。こんな背景で中国政府は力で押し込み続けてもウイグルの人たちは戦いをやめないのは当然でしょう。
なんとも やりきれないものです
そして こんな暴挙や 苦しみに さいなまれていない 現在の日本にいて 自分がなんと運がいいのだと あらためて 思いますね。
なぜ ひとはあらそうのか?
本能だけど。。。
でも 正当なやり方で 暴力を用いずに かといって無分別にならず 無能を隠して言葉で攻め立てたりせず 集団リンチのようなマスコミの暴力を用いず ひとりでたたかうつもりでもけっしてひとりでではなく仲間とともに戦いを挑むものこそ きっと尊いのでしょう。
マンデラさんの魂に 栄光を
ガンジー先生に 鎮魂を
そして 福島で死んだ あの福島原発の吉田所長の魂に英霊を、、、、
どほんがら まじめにかいてしまってすいません おれってまじめ???
Posted at 2014/05/25 07:40:25 | |
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