
おっすどんがらどす
昨日から ポルシェつくりで 疲れたので 今日は短めのブログです。
冒頭の写真は ポルシェのがらと 正露丸 と 小さなノギス です。
それぞれなんにつかうかというと
(1)ポルシェのがら ぷらもでる あたり前田のクラッカー
(2)腹出して寝たので おなか ぴーぴー。 こんなときは 大昔ながらの 正露丸 糖衣じゃないところがみそね。
(3)胸ポケットにはいる ノギス
これは ちょっと思い出話。
おいらが電子顕微鏡の仕事をしてたとき 胸に忍ばせていたもの。
おいらのところに TEM(透過型電子顕微鏡) とってちょ ってひとが うすい 板をもってきたら その場で 厚みを測る。
だいたい 0.2-0.25mmくらいの厚みなら そのまま ミクロトーム(TEMのサンプル(超薄切片 厚さ 0.5-1.0μm程度))で切り出せる。
これより 薄い場合は 電顕用のエポキシ樹脂(不純物がほとんどない、TEMに写らない)で包埋してから ミクロトームで切る(強度的にもたない)。
TEMでは ちょっと特殊な電子線で露光される大きなネガ(ちょうど写真のL版くらいの大きさ)で写真を撮る。普通の感度のやつと高感度のものを使い分ける。
おいらの対象は ポリマーアロイ(合成樹脂にこれでもかっというほど添加剤をぶち込んだやつ タルクとか ゴムとか ファイバ とか)が対象。
だいたい 2000-10000倍くらいの写真を撮って 1倍から4倍程度に引き伸ばして 印画紙にやきつける。 だから 普通は まあ8000倍から 40000倍くらいの写真を撮るのが日常だった。
しかああし せっかく なので どこまで 取れるかを挑戦するのが どんがらだ。
TEMの最高倍率は 45万倍 これを4倍にすると180万倍。さらにピンさえ会えば4倍以上に引き伸ばせるので まあ ざっと 400万倍の写真に挑戦した。
問題は ドリフト(車のどりふとじゃないよ)
高倍率にするために電子線を集中させると ポリマ試料そのものが ちぢんだり のびたりして 静的な対象から動的な対象に変わってしまう。
これをかいひするために 電子線の集中度を少し下げて 長時間 電子線をあてて ドリフト をおさえる。
そういうふうに 固定化した 試料を まあ10秒くらいの 露光時間で写真に撮るわけです。
ふうう ちょっと せんもんてきすぎたので わけわかめ、、、
なんと いっても 無職の無能者 の思い出話。
お付き合いありがとうございました。
ぺこ
Posted at 2016/12/26 08:33:53 | |
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