• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

MA104のブログ一覧

2009年07月18日 イイね!

ニュルブルクリンク④ 将来ニュルを走る人のために

ニュルブルクリンク④ 将来ニュルを走る人のためにもうすぐ事故から2か月、保険会社とのやりとりも全て終了し、あとは次の車を考えるのみとなりました(笑)

僕ほどバカな人、すなわちニュルに初めて走りに行って事故ってしまう人はあまりいないと思いますが、一方で、事故らないために気持ちよさを満喫できない可能性があります。その微妙な域に行くために、心の保険になればいいと思い、最後にまとめを書いておきます。

【車両保険】
どこもかしこもニュルで保険は出ないと書いてありますが、僕の場合は出ました。今回の条件は、
自分の車で、一人で、ビジター解放時間で、4周チケットを買って走りました。そして事故は自爆で、他の車は巻き込んでいません。競争・速度計測・時間計測は実施していません。
保険会社が支払ったのはその時の車両の時価(これは車両価格査定の専門家が車をみて判断します)と、事故後の車両の時価(これは入札制度により、全国の業者からの最高値となります)との差額です。
今回の場合、車両の時価は22500Euro、税金を引くと19000Euro、業者の最高値が10500Euro、なので差額8500Euroが出ました。
その後、最高値をつけた業者に直接連絡を取り、売却手続きをします。そして予定通り10500Euroを受け取り、取引終了です。
ちなみにドイツで車両を購入した場合、引かれた税金分も支払われますが、今回僕は日本で車を購入する予定のため、これは忘れる必要があります。ただ、19000Euroは約260万円で、買取価格としては非常に良い価格と考えています。

【対物保険】
前回も書きましたが、使ったお金は次の通りです。
①ニュルの壁代(24m破損)
②ニュルのセキュリティの人件費
③車両移動・保管費用
④レンタカー費用
⑤ホテル宿泊費

このうち支払われたのは①、②と③のうち車両移動費用です。
保管費用・レンタカー費用・ホテル宿泊費については、事故が発生した場所が、予想できない場所ではなく、自分の希望した場所であるため、支払われないと思われます(ドイツ語のため確信が持てません)。
ただ、対物の中でも大きな部分は支払われたので、これ以上追及しませんでした。

支払はすべて自分がいったん支払って、保険会社から返ってくるという形でしたが、ドイツ人に言わせると、請求書を保険会社に送って直接やらせろ、と言っていました。この意見は、ドイツ人の国民性を反映しているだけで、実際は僕のやったように自分で支払って、その後保険会社が補填するというのが正しい気がします。請求書の宛名は僕なので、それを保険会社に転送するのはちょっと良く分かりません。



結局僕がこれからニュルを走る人に残せる大事なことは、世間一般に言われる“保険対象外”というのがいつも当てはまるわけではないということです。
僕は自分でもサーキットは対象外だと思っていたし、周りのドイツ人も絶対出ないと言っていました。でも本当のことは誰も知らなかった。

正直ドイツ人の言い切り意見が信用できなくなって残念ですが(笑)、保険の内容はちゃんと確認して今後の運転を続けようと思います。


ということでこれから次期車検討を始めます!
Posted at 2009/07/18 13:58:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | 320Si | 日記
2009年06月21日 イイね!

ニュルブルクリンク③ さらば320si・・・

ニュルブルクリンク③ さらば320si・・・いろいろな方から昨日のブログに暖かいお言葉を頂き、感謝しています。必ず返信しますので、もう少し時間を下さい。

ドイツを共に走った320siと離れてもう1か月近く経ちますが、最初は事故のショックで悲しくなくて、そのあとはばたばたで悲しくなくて、やっといろいろ落ち着いてあの車がないことに、そしてそのなくなった原因が自分であることにとてもやるせなさを感じているところです。



事故のあと、車を保管してくれる会社、車を査定してくれる会社、保険会社、車を買い取ってくれる会社との交渉が始まりました。すべてドイツ語で。会社の同僚の助けや、住んでいるところの大家さんの協力もあり、疲れ切りながらも3週間で作業はほぼ終わりました。今後もし僕と同じような境遇に立たされる人が出てきたときに参考になればいいと思い、ここに書いておきたいと思います。


まず世の中の大きな思い込み、“ニュルブルクリンクでの事故に保険は適用されない”というのは間違いです。ウィキペディアにでさえ、そう書かれていますので、よほど多くの人が適用されなかったんだと思いますが、僕はドイツの普通の自動車保険で、出ました。


もしかすると僕はラッキーなのかもしれません。が、事故のすぐ後で会った作業の人達全員が大丈夫だ、と言っていたので僕だけ特別というわけではなさそうです。車両保険は適用されました。
保険適用の条件は、以下の通りです。
①レース及びレースの練習でないこと
②時間計測を実施し、それを短縮する目的で走っていないこと
③グループで走行し、競走の要素がないこと

僕の場合、Touristenfahtで、一人で走っていたことを確認されました。証明とはTouristenfahrtのチケットとその購入時間の証拠、また事故レポートにニュルのセキュリティが記入した内容(警察の代わりに、詳細な状況レポートを現場で書いてくれます)によります。これにより、僕の車両保険が出る事になりました。


次にいくら出るか、です。
保険会社が委託する査定会社の査定員が現地に出向き、車の事故前の価格A・事故後の価格B・修理見積もりCを実施します。事故前の価格についてはインターネットなどでの検索結果、事故後の価格は買い取り業者の入札価格の最高額、修理費用は部品価格・塗装価格・作業価格による見積もりです。
保険会社から出るのはA-BとCとの比較で、少ない方のようです。ただし、Cは実際の作業を誰が実施するかに依存するので、実際の価格が安い場合には返却、しかし高い場合には追加は出ません。そこは個人で判断させられます。
さらに車の売却は自分で行います。入札した会社と直接交渉し、現地に出向いて現金と車・書類を交換しました。結局僕の車は保険の自己負担を無視すると、19000Euroに代わりました。この価格は320siの市場価格に対しては妥当ですが、査定員の価格からは3500Euro少なくなっています。これはドイツの付加価値税分を省いているからで、実際この国で車を購入した場合、または修理した場合には、追加の費用が払われるようです。

対物・その他に関しては、まだ詳しいレポートを受け取っていませんので、受け取り次第、状況を書こうと思っています。

今のところ対物・その他に対して僕が支払ったのは、
①ニュルの壁代(24m破損)
②ニュルのセキュリティの人件費
③車両移動・保管費用
④レンタカー費用
⑤ホテル宿泊費
です。

これがそれぞれどうなるかも書いておきたいと思っています。
Posted at 2009/06/21 07:23:53 | コメント(7) | トラックバック(0) | 320Si | 日記
2009年06月20日 イイね!

ニュルブルクリンク② Green Hellとは・・・

ニュルブルクリンク② Green Hellとは・・・午後19時過ぎ。この季節21時ぐらいまで太陽の出ているドイツでは、まだまだ暖かく、明るい時間です。

4周目は最初の直線からゆっくり走り始めました。すぐに後ろから来た2台のクーパーSに抜かれ、蛍光の緑にカラーリングされたM3CLSに抜かれ、でも最終周なのでコースに集中して走り出しました。

自分で運転するジェットコースターみたいだなー、なんて思いながら、起伏により時々フワッとするような感覚を味わい、下りから上りに変わるカーブではいつもより大きなGを感じたりしていました。


天気は予報通り晴れで、コース横の森がきれいでした。コース上に書かれているいろいろな人の名前、車の名前、メーカーのエンブレム、意味不明なマーク(笑)、ニュルブルクリンクをよく目に焼き付けておこうと思っていました。自分の車でニュルを走って、その思い出を持って、日本でその車を駆る。ドイツの車の思い出はすべて320siに詰まっているので、そんなことを考えながら走っていました。


そして事態は急変します。


コースの終盤、バンクコーナーの少し手前。上りのカーブから下りの右カーブへ続くところ。ポールの番号としては158番ポール、なので恐らく15.8km地点なのではないでしょうか?

右へステアリングを切るのが遅れ、急ハンドルを切ってしまいました。そしてブレーキも。下りでそういう動作をするとフロントに荷重がかかりすぎ、リアが抜ける…そんな当たり前のことを、やってしまいました。
滑り始めたリアを感じ、とっさに取った行動がブレーキの踏み増し、というなんともお寒い自分の運転技術なのですが、さらにカウンターステアなんてもちろん当てられず、そのままコースの壁に激突しました。フロント、そしてリアと両方ぶつかり、コースの横のガードレールを24m破損。ウォッシャータンクが壊れて水がラジエーターにかかり、煙が出ていました。自爆だったのも、今から思えば良かったのかもしれません。


ニュルブルクリンクでクラッシュ?


それは調子に乗って飛ばしすぎて、ヘタクソがやることだと思ってました。自分のことは棚に上げて。まさか自分がそこで事故を起こすとは。人生とはいとも簡単に好調から不調に変わるものだと、つくづく感じました。

セキュリティに電話をして、車を引き上げてもらい、近くの修理工場へ。僕は行き場なく、ニュルブルクリンク横の豪華なDrintホテルに滞在しました。そして眠れない1夜を過ごし、次の日にはレンタカーで自宅に帰ってきました。


幸い僕には全く怪我はなく、むち打ちのような症状もありませんでした。これは320siが残してくれた健康なんだなーなんて思いながら、ドイツで最も厳しい3週間が始まりました。
Posted at 2009/06/20 13:47:35 | コメント(7) | トラックバック(0) | 320Si | 日記
2009年06月20日 イイね!

ニュルブルクリンク① 駆け抜ける歓び

ニュルブルクリンク① 駆け抜ける歓び5月28日。僕の住む地域は雨でしたが、夕方から晴れるという予報を見てニュルブルクリンクに電話したところ、“今日は天気良くなるよ”とのこと。
仕事を14時で切り上げて、17時ごろ着くようにニュルブルクリンクに向かいました。


距離にしてちょうど300㎞。2時間半ほどかかって到着。去年来たにもかかわらず、まず最初にどこに行けばいいのか迷ってしまったのですが(汗)、おなじみのメインゲートに到着。

この日は17時15分~19時30分がTouristenfahren,いわゆる一般解放時間でした。

4周用のチケットは75Euro。案外高いです(笑)。駐車場に車を停めてチケット購入、それから車に乗りこんで、駐車場の入り口のようなゲートで、さっき購入したチケット(カード)を、SUICAのようにかざしてコースに入ります。


暫くスピードを出せないように異常に狭くコースが仕切られていて、200mほど走ったところからいよいよスタート!!

一周目。
BILSTEINの宣伝が大きく出ている歩道橋をくぐり、恐る恐る加速。想像していた、そしてGT4で仮想体験していたノルドシュライフェとは比べ物にならほど起伏が激しく、先が見えないコースでした。恐らくGT4とほぼ同じところからスタートしたと思われ、基本的になカーブなどは、イメージ通りでした。
微妙な違いは、ゲームでやっていた時よりも距離が短く感じたことでしょうか。最初にある急なカーブ(これで分かる人はわかるはず)までに長い全力疾走できる直線があるのですが、高低差が激しくて道が荒れていて、しかも距離が短いので、とてもアクセルを踏み切ることはできません。しかもかなり早めにブレーキしないとコースアウトしそうになります(笑)
このあとGT4で何度となくクラッシュしたカーブの前にちゃんと減速して、走っているとなんと制限速度が登場。70とか50とか書いてあり、そのあと無制限のマークが。これはようするに100キロ制限の道路だということにそこで気づき、右へ左へ、上へ下へ走り、バンクを超えて停まっているポルシェを横目に夢中で走っていたら、最後の直線に到着。そこでも制限速度登場で、GT4のように200キロなんて到底出せませんでした。

2週目、3週目。
コースの難しさを体験して、でももう少しここは速く走れる、っていうところを思い切って踏むように走りました。320siはカーブで生き生きしていました。鼻先が軽くてエンジンの高回転ではいい音を出して加速。ブレーキはやっぱりもっと効いてもいいかもしれない気がしましたが、ものすごく気持ち良く走れました。やっぱりBMWは曲がらないと。直線が速いことってそれはそれで気持ちいいですが、なんか単調。曲がるのが楽しい車はやっぱり運転そのものが楽しくなりますね。

ノーマルのサスでここまで走れるのか、と感動しました。

そしてハンドリングが良い、と言われている所以を身を持って感じました。


別にレースしてる訳でもなく、タイムを計っている訳でもないですが、体には気持ちのいい汗をかき、320siの機械としての良さ、みたいなのを感じている時間でした☆


3週目と4周目の間に、妻が作ってくれたおにぎりを食べ、駐車場にいたアルファ乗り(フィンランドから来たって…)の人と車談義をして、いよいよ最後の周に向いました。


そう言えばノルドシュライフェは“Green Hell”って呼ばれているそうですが、そんなことは気にもせず…。


コースにはどんな事が書いてあるかな、とかコースの周りの景色も見ておこう、とかそんなことを考えていました。


ゲートは開き、4周目スタート。
Posted at 2009/06/20 05:37:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 320Si | 日記
2009年05月01日 イイね!

2009年4月の走行情報(320si)

2009年4月の走行情報(320si)走行距離 1872.2km
平均速度  64.6km/h
平均燃費 9.0km/l


ミュンヘン旅行の簡単な旅程を次回のために書いておきます(笑)。

1日目 朝出発して昼過ぎに到着。パスポート更新のため総領事館へ。
2日目 朝から街へ。ゆっくりして夕方ドイツ博物館へ。
3日目 320siオフ@BMW Welt。昼食は日本食レストラン藤屋。そのあとHighlight Towersで再び2台のsiで撮影。その後街でケーキ購入。
4日目 BMW FIZへ。昼前からノイシュバンシュタイン城へ。
5日目 朝からオーストリア/ザルツブルクへ。
6日目 初の雨で、朝ゆっくり帰宅。


今年中にもう一度ミュンヘンに行って、今度はドイツ博物館分館と航空博物館を見たいと思ってます(個人的には)。
あとはお約束でもう少し多くの320siが集まれればな~と。


やっぱりミュンヘン好きだなー。
Posted at 2009/05/01 23:11:30 | コメント(2) | トラックバック(0) | 320Si | 日記

プロフィール

「こんどはマカンのピラー劣化対策シールを中国から買ってみました!」
何シテル?   08/19 22:07
7年乗った997.2のカレラから991.1のカレラに乗り替えました。 シビックタイプRをオーダーしていましたが、まさかの納車が2025年以降との連絡に失望...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

まさ04さんのBMW 3シリーズ ツーリング 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/23 07:03:21
KAMONレザー ナスカン ねじ式 幅16mm 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/29 09:22:22
ポルシェ(純正) スポーツエグゾーストシステム 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/25 18:24:08

愛車一覧

ポルシェ 911 ポルシェ 911
991.1 NAの911左ハンドルPDKです。 プラチナシルバーという少しシャンパンゴー ...
BMW 3シリーズ ツーリング BMW 3シリーズ ツーリング
妻と息子の強い希望でBMW G21 330i を購入しました! 8年ぶりにBMWとの生活 ...
ポルシェ マカン ポルシェ マカン
念願のSUVを入手しました。 人生初のV6エンジンです!1つ生きている間にやっておきたい ...
ミニ MINI Clubman ミニ MINI Clubman
2019年式F55、クーパーSの5ドアから時代をさかのぼって乗り換えました。2012年式 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation