
今回試乗させていただいたのは
BMWの
M5というクルマ。
5L V10のエンジンを搭載して
500psという超ハイパワーを
後輪のみの駆動で制御する。
エンジン形式や最大馬力だけみるととてつもないモンスターマシンに見えるね。事実、
ayumi♂もそう思ってた。しかしながら乗ってみるとその印象がガラっと変わったんだよね。
助手席のオーナーさんの説明でインパネ周りやハンドルに付いてるスイッチ類の操作法を覚えようとするもあまりに多すぎてとても無理;ハンドルだけとってみてもパドルシフトは付いてるわ、ボタンはたくさん付いてるわで混乱必死;
ひとつだけ覚えたのはウインカー位置が左に付いてること。しかも一段階操作で3回のみ点灯する。戻し忘れ防止ってことかな。親切だよね♪
感心したのは発進時の最初の2秒間は後ろに下がらないこと。どういう仕組みかはわからないけど車重が
2t近くもあるだけにうっかり坂道で後退なんてことも防げる。便利だし安全だよね。
大きめの車格に戸惑いながらも恐る恐る路上に出てみる。俄か知識で覚えてきた
Mボタンを探す。
オーナーさん
「そこにありますよ♪通常は
400psに上限が設定されてますがそれを押すことで
500psが開放されます」
ハンドル右側に付いてる
Mというボタンをポチっと押して準備完了。いよいよ
M5をスポーツ走行で楽しんでみる。
許可をもらいゼロ発進からアクセルを床まで踏みつける。大きすぎない、しかしはっきりと他とは異質な重低音が心地よいね。音を聞きたいから窓は全開にしていたけどそれでも大きすぎることはない。そこら辺はさすが純正かな。今度外から聞いてみたいね。
音こそ大きくないもののその加速力は悶絶;エンジンは一気に噴け上がり、それに連動して車速も跳ね上がる。フロントウインドウに投影されたスピードメーターは視線移動なしで確認できていいね。
このクルマ、エンジンや駆動系の抵抗を全くイメージさせないほどロスレスでスムーズに走る。まるで空でも飛んでるみたいな感じ。別にフワフワというわけではなく、グリップ感はお釣りのくるくらい安心感として残ってる。つまりは
2t近くもある車重を感じさせないんだよね。だから待ち乗りでもきっと楽ちん♪だと思うよ。
5Lの分厚いトルクのなせる業なのかな。
で、動力性能は確かに凄まじいんだけどその実感がないことがもっと凄い。なんていうか、車外と車内の空気感が全く違うんだよね。相当なスピードで走行してる割には剛性のあるボディ、落ち着いてしっかりした内装で中は静か。3段階ある足の設定の一番コンフォートにすれば振動もほとんど無し。ざわめく周囲をよそにくつろぎモードで片手運転でふわわk巡航。まさに最強セダン♪セレブだね♪
クルマ好き以外は買わないとは思うけど、クルマ好き以外にも乗りこなせる懐の深さがたっぷりあると感じた。
雑誌のインプレだったか、高級スポーツカーはその見た目と違いいたって乗りやすいとかいうような記事を読んだことがある。
M5がどういう位置づけかは別として、少なくとも動力性能は超一流。その記事と違わずやはり乗りやすかったね。
と同時にオーナーさんが
Jingでチューンした
33Rを手放さない理由もわかった気がしたよ。
貴重な経験をさせていただいてどうもありがとうございました♪また乗せてくださいね。
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Mの衝撃
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Posted at
2008/10/01 14:31:26