このコース図は他の方のHPから拝借してきちゃいましたm(_ _)m
少し時間が経ってしまったが、先日のサーキット走行について思い出してみる。
今回は3回目ということと、ここ最近のカートでの修行の成果という意味でさらに何かを掴めればいいな♪
まずは1コーナー。4速全開でフルブレーキから進入なんだけど、こんなに落とさないと曲がれないの?ってくらい落とさないと曲がれなかった;コース幅が結構あるので慣れてくると突っ込み過ぎちゃうんだけど、限界は50~60km/hくらいか?速度の落差がありすぎてもっと速い速度で曲がれそうな錯覚を起こしたよ。それでもタイヤは鳴りっぱなし;やっぱりそこが限界だね。
タイムを意識しすぎるとオーバースピードになっちゃって、気持ちとは裏腹に外側へズルズル;結果、2コーナーへの進入ラインを大幅に修正しなくてはならない。
理想的なイメージはストレートをビュイーーーーン、1コーナーをスパッと・・・なんだけどそれは無理みたいできちんと速度を落とさなくては。
2コーナーは1コーナーの立ち上がりをミドルで脱出できればスムーズにアウトから進入できる。ayumi♂はもっと縁石を踏んで攻めなくちゃなんだけどね。
3コーナー。ここは最初に走ったとき、軽く流しただけなのにお尻が滑ってビックリ。
傾斜がついてるんだよね。慣れてきてアクセルコントロールで滑らせないようにしてもライン次第でクリップが取れないし、アクセルを開けられる位置が全然違ってくる。先の高速セクションを考えるとここの脱出速度は優先したいね。
ライン取りは最後まで悩んだが、アドバイスをもとに真ん中から進入するとリアを滑らせないでインに張り付きやすかったかな?アウトからだとインにつききれずに外側にはらんでしまったよ。傾斜がきついから難しいね。
ayumi♂は今回、この3コーナーまでを前半区間としてラインを中心に学んだ。
ここから先の後半区間を攻略できる余裕はなかったよ。
そんな中でもS字区間はかなり注意して走行した。慣れてくると、タイヤのグリップに任せて姿勢を整えずに(横Gを残したまま)飛び込んでしまったり。オーバースピード(行こうと思えばそのまま踏み切れるんだろうけど)と感じ、ビビって一番横Gがかかってるところであろうことかブレーキ!!!
当然、タコ踊り;
姿勢を戻そうと悪戦苦闘したところが2つめの右コーナー出口だったからよかったが、S字の真っ直中だったらコースアウトしてたかも;
S字は進入前に十分減速して姿勢を整えとかないとね。
あと、裏の区間はS字手前で4速に入るとか。ayumi♂はシフト操作が苦手だから3速ホールドで走ってたけど、4速に入るくらい理想通りに走れてくればもう少しタイムはアップするんだろうね。
ヘアピンから最終シケインはHEROしのいサーキットよりは恐くなかったので、結構踏んでいけたよ。まだまだ詰められるラインの修正は必要だけど、ま、最低限はできてるということで;
とまあこんな感じで素人なりにあがきながら走ってた。
タイム的に初走行にしてはよくやったとお褒めの言葉を頂き気をよくしていたが、それは今までみなさんが試行錯誤して培ってきたノウハウをアドバイスしてもらい、当日も尊敬するお二人に見守られて安心して走行できたからこそだと思う。仮にひとりで走ってたとしたら(今までの経緯も含めて)モチベーションを保つのはとても無理だし、第一サーキットに行かない。オンライン、オフライン問わずアドバイス頂いたことに感謝ですm(_ _)m
ここでラインというものについて考えてみた。
今までは遅いのでボディ的にもタイヤ的にもまだ余裕があったから、他人や他のクルマにとって理想とされるラインをなぞろうとしてた。
3コーナーがスムーズにクリアできなくてちょっと考えたとき、ラインはなぞるものではない。目一杯効率よく抜けたときに車が路面にしがみついていられたギリギリの走行跡。スキルの高いドライバーならば精神的には特に問題なくても、少なくてもクルマ的にはギリギリしがみついてるので、油断すればあっという間に振り落とされてしまう;
当然、リピートしていけばそれが確固たるものになりレコードラインとなる。
自分は初心者だからと他人や他のクルマのベストラインを無理にトレースだけしていくのではなくて、ある程度慣れてきたら頑張って気合い入れて走ってみてアンダーやオーバーを経験して、ここを通ればスムーズに抜けられる。そういう試みもしてみる。その作業のもとにラインは作られる。
ラインというものが最初にあってそこをを通れば楽に走れる(最終的にはそうだが)という誤解をしていると、まだ余力が残ってるのに(別にベストラインがあるのに)満足してしまうのかもしれない。本当のラインを通るということ、それは決して楽な状態ではない、一番苦しい状態なのかも。
次に他の方のR32、R33の乗り比べで学んだことについて。最初に断っておくけど、他の方の大事なクルマなので当然、恐くてそんなには踏んでないので;
まずはR32から。
ハンドルが重い。R33のハンドルはやり過ぎか?と思うほど軽くされていると本で読んだことがあるが、対してR32のハンドルは重く感じる。暴れたときにねじ伏せるには多少の腕力が必要かも。
回頭性についてはノーズが入っていかない(荷重の乗せ方が足りない?)、リアが粘ってくれない。R32はR33と比べて軽い車重、短いホイールベースで曲がりやすいはずなのに。
ウニャウニャ曲がるR33と比較するとR33のアクティブLSDの効果は絶大ということか。アクセルオンでお尻を滑らせるとクイックに曲がれるかも(人のクルマではできないが)。
安全を確認して、アクセルを2コーナーの立ち上がりから床まで踏んでみる。5000rpmからのル・マンタービン加速は悶絶;恐ろしくなってすぐにアクセルを抜いちゃったよ。室内にこだまする音がこれまた素晴らしい。
速いけど曲がりにくいR32。操るには相当の腕が・・・。
R32ってすご~くヤレていて古くさく見える車体もあるけど、このR32はデュフューザーにエアロ・・・そもそもの雰囲気がもの凄くオーラを感じるね♪こういうR32なら買ってもいいかな?・・・絶対に壊れなければ。
あ、乗っている人のオーラを纏うのならばayumi♂が買っても駄目か;
後ろを走ってたらマフラーから火が出てた。すごいね。
お・ま・け♪でサーキット走行なのに音楽かけてた。しかも結構大きな音で;ちょっと驚き^^;
続いてR33について。
シフトが入りやすい。新品のミッションに交換したとのことだけど、スコスコ吸い込まれるように入る。気持ちいいね♪
自分のクルマと同じ感覚で曲がったり、立ち上がろうとするとリアが滑る。タイヤの問題か?ブレーキも制動力の立ち上がりが自分のクルマと違うため戸惑ったよ。効かないのか?ていう感じがした。奥まで踏めばいいんだけどね。1コーナーは突っ込みすぎてコースアウトしそうになったよ;危なかった。
室内&室外問わず、奏でる音はやはり素晴らしい。自分のクルマと決定的に違う要素のひとつは音だと思う。
運転感覚(車格や回頭性など)はayumi♂Rと同じなので戸惑いはなかった。何よりayumi♂&ayumi♂Rをここに引きずり込む原因となった憧れのR33をドライブできたことが嬉しかったよ♪
乗り比べなので当然、他のドライバーもayumi♂Rを試乗。
R32乗りの人はアクティブLSDを含むR33の回頭性を、似たような仕様のR33乗りの人は自分のRに足りなかったタイヤのグリップ力に注目。やはり上級者は正確に自分のクルマとの比較で分析ができる。さすがだ;
後からタイムを見て気づいたのだが、お二人ともayumi♂Rでのタイムは1分10秒台くらい。当日のベストラップから考えると8割くらいの流したタイムか。
対してayumi♂もお二人のRに乗ったときはそのくらい(1分10秒台くらいのタイムで)で走れるくらいの入れ込みで・・・ってこのくらいだと自己ベストに近い。つまり他人のクルマでは無茶苦茶だよね。
結果、他人のクルマでハーフスピン;危なかった。
やっぱり他人のクルマで走るときは流さないとね。お二人とも最終シケインを見ている限り、縁石をカットせずに避けて走行していたし。
乗り比べて、ayumi♂Rの乗りやすさが改めてわかった気がした♪
と同時にお二人とも決して万全とはいえない自分のRで試行錯誤を繰り返しながらの走行、悪い条件なりに好タイムを出すのはさすがだね♪
3台のGT-Rはそれぞれブレーキ特性が違ったのでブレーキの踏み方についても考えてみた。
まずはayumi♂Rは純正ブレンボでパッドがCC-X。 初期制動が比較的強いので軽く踏む。
もう一台のR33も純正ブレンボだがパッドがAXISということで、CC-Xより奥で効く?よって強く踏む。
ayumi♂Rでの走行でブレーキを強く踏みすぎとのご指摘があったので、絶対的な制動力は別としてパッドの特性に合わせた踏み方が必要ということを学んだ。
ちなみにR32はデカイのが付いてるのを知っていたから、さすがに軽めに踏んだよ。ちょうどよかったね♪
ブレーキといえば、クーリングラップ中に突然、ペダルが床までスコッといってしまう現象が出現。何回も踏みまくったらもとに戻った。ビックリしたね^^;
とまぁ、長々とメモを思い出してきたが、他にはいつも重く巨体なR33が軽く感じたり、ヒール&トゥが街乗りでの練習の時よりスムーズにできたり、4点式のシートベルトのホールド性が甘く体がずれたり(HEROしのいサーキットよりはずれなかったが)などの発見があったよ♪
今回は新品ネオバ(といってもHEROしのいサーキットを走ったので全くの新品ではない)のパフォーマンスに終始助けられながら安心して運転できた。タイヤに頼りすぎな感はあったけど;
ここから先はタイムを削るというストイックな作業に突入することになると思う。あまりタイムに拘らず、いつまでもこの日のような新鮮な気持ちで走り続けられたらと願うよ♪