
自分は、金銭的にも時間的にもそうそう頻繁にサーキットに行けるわけではない。
よって、1回1回の走行に意味を持たせないとなかなか上達しないと思う。
つまり、
テーマを持って走ること、反省をすることが重要であろう。
以下、素人なりに何かをつかもうとあがいた
メモである。
クルマの知識が低く、スポーツドライビングの正しい仕方、クルマの挙動の原因などよくわからないことを自分のレベルで考えているため、変な表現が多いが気にしない気にしない;
だって、
メモだもん。
今回は初めてのサーキット走行であり、雨もかなり降っていたことも考慮して、
「無事に帰ってくること」
がテーマだろう。
走行日
平成18年7月19日(水) 8:00~
場所
福島県二本松市 エビスサーキット 「北コース」
天気
雨のち曇り
気温
18℃
路面状況
午前 ヘビーウェット→ウェット
午後 セミウェット→ドライ
行きの高速道路はドシャ降り;
特に時間的に追われていたわけではなかったが、交通量も少なく、Kのいる危険性も少ないと思い、速度はそこそこ出てしまう。レーンチェンジするたびに、背筋に冷たいものを感じるくらいグリップ感がしない。それでも、柔らかめの減衰が功を奏してか走行に支障は無く、軽快に他車をかわしていく。
と、そのとき突然、前のトラックがウインカーもなしに自分の前へ!!!
びっくりしてブレーキ!!!そこにわだちで出来た水たまりが!!!!!!
ズルッ;グラグラ・・・;;ハンドルが暴れる。間一髪で体勢を直す。危ねー;
やっぱ雨は怖いねー;
7時30分、予定通り現地に到着。
結構な台数が来てるね。聞くところによると、お仲間さんがこちらに来る途中に、残念なことになってしまったとか。体が無事であったことがせめてもの救い。
ここで、
エビスサーキット「北コース」について触れると、全長1000mくらいのミニコース。ドリフトの練習用という風に考えている人が多いみたい。確かに、
GT-Rには狭すぎたね。2速メインで、3速に入っても一瞬。一番きついヘアピンは1速も使いたいところ。
ただ、初心者の自分にはコーナーの数も少なく(当然攻略ポイントも少ない)、平均車速もそんなに高くないこのコースが、もしかしたらピッタシだったのかも。
雨も降ってたしね。
結構ぶつけやすいと事前に聞いていたので、集中力を維持して慎重に走れたし、何かあってもすぐにピットに戻れるという安心感があったしね。1周3~4kmもあるコースなんて、止まってても誰も気付いてくれなかったりして;
ドライバーズミーティングはアットホームな感じで進んでいく。初めてなんで、フラッグの意味を覚えなきゃ;
第1ヒート グリップ初心者クラス(20分間)
ちょっとヘルメットがぶかぶかな感じがする;さらに、お腹の位置にベルトがくるのは危険なのでちょっと下げたところ、締め付け感が弱くなった。後で調整だね。
周りに注意してコースイン。一緒に走る車両は5台。自分の
R33と
R34GT-R、
AE86に
180に確か
シルビアも。
みーんな初心者なので、どうしていいかわからない。自分もどのラインがいいかもわからないので、とりあえず2速5000rpmを目安に流す。それ以上は踏み込まない。雨もひどかったし;路面は川があるようなヘビーウェット。
ラインは水たまりを避けつつ、アウトインアウトもどきで。
1周回ってホッとしたのもつかの間、いきなりレッドフラッグ!!
??なんだっけ???とりあえず、ハザードをたいて徐行。1コーナーで
シルビアがこっちを向いている;ちょっとビビル;;
仕切りなおして、再スタート。相変わらず、ひとり慣熟走行をしてると、
R34GT-Rが物凄い勢いで背後に!!すぐに譲る;
その周回の途中、勢いよく自分を抜いていったはずの
R34が・・・;
レッドフラッグ2度目;かなりビビル;;;
何がなんだかわかんないうちにそのまま終了。周回数2周
(少なっ!!)一応タイヤをチェック。全然、あったかくない。というか冷たい;空気圧は前後とも2.3くらい。
第2ヒート グリップ初心者クラス(20分間)
今回はラインどりを教えてもらうため、「
近所のそば屋の若旦那」ことO君を助手席に乗せて走行。なんか安心するよね、独りじゃなくて。
縁石を使うことや、複合コーナー、高速コーナーのラインどりを教えてもらった。
自分的にとりあえずはさまになった感じ♪
O君は
GT-Rの加速に感動していたみたい。でもね、実はまだ、ベタ踏みは控えてるんだよーん。路面もウェットだしね。
少し、走り慣れてきたところで終了。
タイヤはやっぱり冷たい;空気圧は2.3のまま。もっと熱い走りを!!
お昼休憩。
東北サファリパークを堪能する♪
ライオンやクマなど猛獣がたっくさん。でも、平日ということもあってか客が皆無;
昔は流行ったのかね??
第3ヒート グリップ初心者、上級者混走(15分間)
路面は、午後になって雨が上がったこともありセミウェットくらいまで回復。
ドリフト上級者達が暖めてくれたおかげだね♪
上級者はさすがに速い。同じ4WDということで、
インプレッサWRXを参考にしようと思ってたんだけど、速すぎて全くついていけない;
サーキットに慣れている人らしく、速度域が全く違う。タイヤも交換していたところを見ると、Sタイヤか??ついて行くのは無理だね;
ただ、登り坂はこっちに分があったみたい。譲っても、こっちが踏んでる限りなかなか抜いてくれない
(ちゃんと譲れって;)
少し、自分に失望して終了。
タイヤは少し温もりが♪空気圧も少し上がって2.5♪まだまだだけどね。
第4ヒート グリップ初心者、上級者混走(15分間)
グリップ走行車両が勢ぞろいしたこのヒート。路面も待望のドライに!!
が、Sタイヤを履く車両の凄さをまざまざと見せつけられた;後ろから見てて、路面に張り付いたように旋回していくのね;こっちはドライにも関わらず、ズルズルと滑っていく。
欲も出てきたか、S字の切り返しでは無理しすぎで直ドリ状態に;カウンターを当てたら、逆向きに直ドリ状態に;何故か自分は意外と冷静で、アクセルワークでグリップの回復をコントロールしようとしていた。無事に復活!!
今思えば、立ち上がりで向きが変わっていないうちにラフな踏み方をして、お尻滑って、4WDになって、変な挙動になって、びっくりして、アクセル緩めて、2WDにもどって、また滑って・・・無理はいけないね;
でも、この
GT-Rっていうクルマ、他のクルマに比べてホントに安定してるね。4WDであること、ホイールベースが長いこともあるだろうけど、スピンまではまずしないな、と。踏んでないだけ??
このヒートは、ドライコンディションだったこともあり、結構飛ばした♪
サーキット走行の楽しさを味わえたよ。同時にタイヤの限界?も感じた。ウニャってよれるみたいね。剛性がないっていうか。早くミゾを減らして交換しよっと。
タイヤはさすがに熱くなってた♪空気圧は2.7。
まだ踏める、と心の中では思ったけど、ぶつける訳にはいかないのでグッと我慢;
ここは自分との闘いかな?帰り道も遠いし、次回のお楽しみということで♪
ぶつけてた車両、多かったしね;
おまけのヒート
自分はもう後片付け終了してたのでパス。疲れたもん;
様子を見てたら、
AE86にSタイヤを履かせてたので、お願いして助手席に乗り込む。
横Gに耐えるため、アシストグリップを握る左手に力が入る。これがSタイヤか。グッと踏ん張るっていうか、物凄いグリップだね。自分には買えないけど;
O君の話ではウェットでも食いつきは段違いだったらしい。
総括
「初めてのサーキット走行で無事に帰る」という当初の目標は達成。
走りに関しては、自分の場合、アクセルもブレーキも踏んでない時間があることがまずいみたい。基本はどっちか(パーシャルも含めて)は踏んでないと;
言い訳をすると、ブレーキをどこで踏めばいいかわからず、様子を伺うかのように惰性でコーナーに進入してた。S字区間なんて、かなりの距離を惰性走行で;そりゃ、遅いわな;
ブレーキポイントを詰める作業(それまでアクセルを踏むということ)は、今後の課題かな。速度は別として、狙ったラインをなぞることはまあまあ出来るようになったかな?もちろん、速度が上がってきたときにも外さないように出来なくてはいけないが。
タイヤに関して、他の人に自分が
ヨコハマ DNA GPを履いていることを話すと、
「そんなのじゃ、駄目だよ;」
との意見多数。タイヤのせいにしたくはないが、もう少しいいタイヤも試してみたいなとは思う。お金がないけど;
クルマに関しては、ノープロブレム♪レスポンスがいいので、特に高回転をキープしなくても加速してくれる。これは乗りやすい。さすがに、ヘアピンを2速で立ち上がって、ベタ踏み!!・・・しばし無反応みたいなのはあるが、これは1速で回れば、もう少し回転を維持して回ればきっと良かったと思う。
ayumi♂のレベルだと、1速になかなか入れられないけど;
NAみたいなフィーリング、ターボラグがないのが自慢の
Jチューンだが、そのため、ウェットでも挙動が安定していた。ターボがかかると同時にいきなり加速→制御不能;みたいなのがないよね。
GT-R独特のシステムであるアテーサET-Sの生かし方はよくわからなかったが、きっと
ayumi♂に内緒で助けてくれていたんだと思う。だって、何度かあった危ない場面でもギリギリ助かったもの。
以上、サーキット初体験での
メモでした。
長いメモだ;
いつか自分自身でこの
メモを読み返したとき、このとき感じた疑問に答えられるくらい上達していればと願う。
余談
帰りの高速は雨も上がって路面も乾いていた。早く帰りたいこともあり、速度も上がっていく。が、ウェットだった行きより速度が上がってくると、グリップ感がまったくない。フワフワしすぎ;これはマジで怖すぎ;例えるならつま先立ちで走っているみたい;いや、速度を落とせばいいんだろうけどなかなか・・・;
高速でこの減衰力は軟らかすぎるか??あと、タイヤの内圧が上がってグリップしない??
おっかなびっくり帰ったとさ。