先日の交通事故、まだ揉めている;というのも
ayumi♂親父が
10:0を主張して譲らないから。
こう書くとこちら側がごねまくっているようにも見えるが実際はちょっと違うのでご報告。
事故の簡単な説明をすると、朝の通勤時
ayumi♂を駅まで送る
ayumi♂親父が運転したクルマが交差点を直進した直後に左折専用レーンを直進してきたクルマにぶつけられた。双方ともケガはなし。クルマの被害は左側のドア下側、フェンダーに擦りキズ。
客観的にみるとこちらも動いていたということで
7:3~9:1といったところか。ところがそれを良しとしない
ayumi♂親父が
10:0を主張して一切譲らない。しばらくして相手側が
5:5を主張している旨の連絡を受けるとなおさら
10:0の意志を固めてしまった。
ayumi♂としてはどっちにしろ自分の保険を使わずに相手の出し分以内で修理してもらうことで自動車整備会社(うちと10年来の仲)と話がついてるのでいいんじゃないかとも思うんだけど・・・。
ただ、相手側の保険会社の担当者にはちょっと疑問を感じるところがあるんだよね。相手の証言のみを主張してきて少しでもこちらの過失を上げようとしているようにしか見えない。もちろんそれが向うの仕事ではあるんだけど。時間が経ってありえない事実を主張しだした相手の意見を一方的に聞いて(信じて?)早めに話をまとめようとする感じがアリアリとするし。
支払いの金額云々は別として
ayumi♂親父としては自分には過失がないはずなのに
10:0にならないこと自体に納得がいかないみたい。
実はこちらと相手側は同じ保険会社と契約していて総支払額は同じはず。
10:0でもいいんじゃないのかなぁって気もするんだけどね。
相手側の新しい主張としてはこちらが交差点内で右折のウインカーを出して速度を緩めたから右折すると思った。そこを無理やり直進してきたからぶつかったとか。
う~ん;その交差点、右折レーン(直進兼用)はあるけど右折は工事中のため進入禁止なんで出来ないんですけど。
こちらの主張は交差点の信号が赤だったので両車ともに停止した。青になったので直進したら左折専用レーンにいたはずのクルマが無理やり直進してきたのでぶつかった。それも左後方から追い越されるかたちで。
とまぁ双方の言い分が違うので相手の保険会社(自分のでもあるけど)は
第3者機関に依頼して交渉させてもらいますとの旨を連絡してきた。
第3者機関とは交通事故に限らず客観的に事実を分析してより公正な見解を示し交渉を円滑に進めさせるためのものとか。ただ存在そのものは曖昧のものが多いみたいだけどね。
ayumi♂としても乗り掛かった船(というか状況的に1番の被害者;)だし、
ayumi♂親父の過失について論理的な説明ができない保険会社側の対応にもイライラしてきたんで一緒に立ち会うことにした。
そんでもって本日朝から行ってきた。
結果は・・・・・10:0!!
ま、当たり前だけどね♪
待ち合わせ場所の事故現場に時間ちょうどに到着。
第3者機関の人間と思われる人はすでに待っていた。年齢にして60代半ばくらい、少し大柄の男性。元警察かなんかで1度リタイアしての再就職ってところかな。
一通りのあいさつを済ませた後早速聴取開始。途中、その人から相手側のあまりにもあり得ない主張を改めて聞いてムッとした
ayumi♂親父をなだめながらも冷静にこちらの主張事項を伝えていく。
○事故は交差点の外側で起きた。
○相手は左後方から追い抜きながら擦っていった。
これだけは譲れないし、無過失を主張できる頼みの綱。絶対に相手の口車には乗らないと。
少し話が進んだところで事故現場の状況を確認し近くのファミレスへ。もちろん向こうの奢り。
コーヒーでもと言うもののドリンクバーなので結局自分で取りに行くことに。その間、相手の動作を観察。こちら側の喫煙の有無を確認せずに喫煙席を選んだこと、自分の分だけコーヒー(行き慣れてるのかカプチーノなんて洒落たの;)を取って相手の分に気を使わないこと・・・なんか嫌な感じ。こちらは被害者なのに;絶対に負けないぞ!!
自分で取ってきた(笑)コーヒーを飲みながら話を進めること15分ほど。意外なほどあっさりと
10:0を認めた。もちろんその人もプロなので
5:5はあり得ないとは先方に伝えてあったが
9:1くらいには妥協してもらいたいところであったとのこと。相手側が交渉が長引くことに嫌気がさしこちらの主張通りにしていいと放棄したこと、事故現場で改めて信憑性のある証言をしたこちら側の主張を信じたこと、保険会社からのあまりにもずさんな報告(こちらの主張を全く報告してなかった)に予定が狂ったこと、なにより
ayumi♂親父の譲らないという確固たる決意が伝わったのかな。
まぁめでたしめでたし♪ということなんだが、一応念のため、
ayumi♂
「あなたは保険会社から依頼されてここに来たんですよね?この報告(10:0)はそのまま受け入れられるものですか?」
第3者機関
「相手側がもう諦めていることですし心配ありません。また、この保険会社の担当者とは長い付き合いなので私の報告を信じてくれます。大丈夫です。」
ピピピピピ・・・・・・
その時、その人の携帯電話が鳴った。
第3者機関
「失礼。あ、○○さんですか。どうもです・・・・・先週ずっと仕事がなくてここのところ3、4件立て続けに入ったもので・・・・」
ふ~ん。なるほどねぇ。
不本意ながら話がまとまって緊張の糸が切れたのかタバコを吸いながら、
第3者機関
「息子さんですよね?お名前お聞かせ願えますか?」
ayumi♂
「
ayumi(♂)といいます。」
第3者機関
「そうですか。(
ayumi♂親父に向かって)良いお子様をお持ちですね♪」
第3者機関
「私はこういう仕事を25年続けておりまして、生きてる間にあなた方とはおそらくもう会うこともないでしょうがお幸せに暮らしていってください。今日はわざわざありがとうございました。」
ayumi♂親父
「そういう哲学をお持ちですか。わかりました。今日はありがとうございました。」
ayumi♂が理解するにはまだちょっと早い大人の?挨拶をあくびをしながら聞き流しその場を去って行ったよ。
10:0なんてどうでもよかったんだけどね。
7:3だろうが
9:1だろうが同じことだし。時間の無駄だし。
ただ、相手の保険会社のいいかげんな交渉の仕方には腹が立ったし、
ayumi♂親父の自分は悪いことをしてないんだからという主張には賛同したんだよね。
気持ちは同じなれど最後までそれを貫いた
ayumi♂親父と結果をシュミレーションして効率を重視しようとした
ayumi♂。お互いの仕事ぶりにも出てるような・・・。まだまだ親父の壁は越えられないね;