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@河童の愛車 [三菱 ランサーエボリューションX]

整備手帳

作業日:2015年5月4日

carrozzeria パワーアンプGM-D7400取り付け②

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 6時間以内
1
アンプ取り付け&スピーカーケーブル配線の続き。
ドア内張を外したら、一度スピーカーユニットを外す。スピーカーはKENWOODのXS1700というセパレートユニット(フロント)とRS171というフルレンジ(リア)。
 バッフルも外さないとツイーターへの結線を通せないのでコレも外す。
2
今回一番面倒くさかったのがドアから車両へのスピーカーケーブル通し。
 フロントは、ドア側のゴム製グロメット部に切り込みを入れて開口。一旦グロメットをドア側ボディー側ともに外し、ボディー側の二つのコネクタを外して蛇腹のグロメットを真っ直ぐな状態にしてから、配線通しを使ってケーブルを引き込む。ドアを外すと作業は格段に楽になるが、反面再組み付けの際のチリ合わせが面倒なので、今回はドアは外さず作業。

 フロントはセパレートになってるので、スピーカーケーブルを加工しておく。接続部は腐食防止に金メッキタイプを使用しておく。

 ボディー側に通したケーブルは、サイドシルの純正の配線に沿う状態でBピラー下辺りまで引き込んでくる。
3
リアは、画像の通りグロメットチューブがS字状態になってるので、先ずボディー側Bピラー裏にある白い樹脂カバー(爪で三方留めされてる四角いカバー)を外し、グロメット付け根のコネクタを外す。
 コネクタを外すしたら、グロメット部分をコネクタごと引き出すと丸ごと抜き取れる。S字状態を解消させて蛇腹部分をなるべく真っ直ぐにし、配線通しを使ってケーブルを通す。

 ドアから車内に引き込んだケーブルはサイドシルを沿って引き込んだフロントのケーブルと共に、カーペット下を配線通しを使って通して、運転席下に左右とも集合させておく。
4
ヘッドユニットの楽ナビのスピーカーの線と純正のスピーカーケーブルと接続しているのギボシを全て外し、画像のハイ/ローコンバータAT-HLC440をヘッドユニット側のスピーカー線に接続する。コンバーターの配線はギボシ処理が施工されていないので、ギボシの雄雌に注意して先端をギボシ処理。近場でアースを取りつつ、楽ナビのスピーカー出力とコンバータを接続する。

 このデバイスは、ヘッドユニット側にRCA外部アンプ出力端子があるなら不要なモノ。また、GM-D7400にもハイロー自動判別式のコンバータ機能があるが、この自動判別というのが曲者で、ヘッドユニットとの相性次第ではキチンと作動しない場合がある。これは、ヘッドユニットから出力される信号が、ハイレベルなモノか通常のローレベルなものかの判別が、信号がアンプに届くまで定かで無いというのが要因なのだが、このコンバータをアンプとの間に噛ませておくと、ハイレベルをローレベルに確実に落としてからアンプに信号入力出来る様になる。
5
アンプにスピーカーケーブルとアース線と12V信号線(コントロールケーブル)とアースと電源ケーブルを接続。アース・コントロール・電源の各ケーブルは、オーディオテクニカの8AWG電源キットを使用。

 アンプとハイ/ローコンバーターはRCAピンケーブルで接続。

 全ての接続が済んだら、バッテリーに電源線を接続する。内装内張剥がしの際に外していた全てのコネクター類を再接続し(これをやっとかないとキーレスエントリーシステムやセキュリティーにエラーが出て、ETACSに履歴が残ってしまう)、充分結線を確認した上で、バッテリーの-端子を一度接続し音を出してみる。

 仮接続状態では、予想通りゲイン調整必須の爆音が出てきた。ゲイン調整は後回しにして、先ず4chのスピーカーとフロントツイーターのの結線が完全に出来てるか、車体の各種機能が正常に動作しているか、他の電装品に作動しなくなったモノは無いかも確認。

 全て問題無ければ、一旦バッテリーのマイナスを外し、外しておいた内装の内張をグローブボックス以外全て戻しながら、今回新たに引き回したケーブル類の取り回しを整えていく。
6
内装を全て元に戻したなら、改めてバッテリーのマイナスを接続しシステム起動。

 アンプ側の設定は、先ず赤の点線で四角く囲んだスイッチを、ch数設定は4ch、ハイパスフィルター(HPF)ローパスフィルター(LPF)は共にOFFに設定し、ゲイン値は暫定的に標準位置にしてあるかを確認。

 この状態で音出し、試しにゲイン値を弄ってみたが、爆音状態は殆ど変わらず。どうやら、主たる爆音の要因は、間に噛ませたコンバータ側にあるらしい。
7
コンバータには4ch全て独立してゲイン調節ダイヤルが装備されている。キチンとサイズが合うドライバーを使用して、ゲイン値を弄ってみたところ、此方のゲイン値を適正値まで絞る事で爆音状態が解消される事が解った。

 しかし、どの辺りの音量レベルを基準にすれば良いかが皆目見当が付かずに悩む。アンプのゲイン調整の様に複数chを一括調整出来れば良いのだが、各chが独立して調整出来る事が逆にアダになった感じ。

 尚、調整にはレンジが広くて録音レベルが高く音質がなるべく良い物を用意する。
8
コンバータの説明書には「基本的に最大値で入力し、音が歪む場合や大きすぎる場合は適度に絞って下さい」って書いてたのだが、現実はアンプもコンバータもゲイン値は殆ど最小値付近になった。私が取った方法は簡単なもので

1:アンプのゲインをMIN(6V)位置から少しだけ上げる
2:コンバータのゲインは最小(この時点では音が殆ど出ない)
3:ヘッドユニットのイコライザや音響効果などを全て切ってFLATにする。
4:スピーカー出力をフロントのみにしておく。
5:サブウーハーもオフ
6:ヘッドユニットのボリュームを28(MAX値は40)に上げる。本来は32付近で調整するのだろうが、楽ナビの出力が50Wでコンバータの定格入力が20Wである為、あくまで定格だから大丈夫とは思うがマージン取ってMAXの3割減で取る事にした。
7:コンバータのゲインをフロント左右どちらか片方から少しずつ、自分が車内で聞く際に聞くに堪えられる大きさより若干低いくらいの音が出るまで上げていく。広域に歪みが出たら上げ過ぎ。
8:上げてない方のチャンネルのゲインを上げていく。ボーカルがセンター定位するところを探しながら左右を合わせ込む。
9:ウーハーをONにして、ウーハーのクロスオーバーとゲインと位相を調整。
10:フロント同様にスピーカー出力をリアのみにしてゲイン調整。リアはオマケのchなので、フロントと同じ調整位置になるようゲインボリュームを調節。

以上のようにして調整した。最終的な微調整はアンプ側のゲイン値で調整出来るので(この為にMIN位置から少し上げておいた)コンバータをコンソール裏に隠してしまえる。

 キチンと調整するならピンクノイズ等の定周波ノイズを使って高域の歪みを探る方法なんかが定番だが、電圧測定の機材が必要だったり定周波の出し方ミスるとツイーターが焼損したりする等敷居は高めなので、簡易的な方法で済ませたんだが、問題無く音楽を楽しめているからいいんじゃなかろうか。

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