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2022年04月30日 イイね!

ドライブのBGMはLittle River Band - Reminiscing♪

ドライブのBGMはLittle River Band - Reminiscing♪ aba-buチャンネルにようこそ♪
誰もがご存じの洋楽名曲、
TVやラジオにも流れない隠れた洋楽名曲を
aba-buフィルターを介してご紹介します♪
興味が湧いた方は関連リンクへGo♪
各曲をナンバリングします。
お気に召した方はYoutubemusic等でリスト化すれば
ドライブに最適なセットリストの出来上がり♪

70’s 80’sR&B AOR ROCK POPS
JAZZ HOUSE COUNTRY等順次ご紹介します♪

AOR4回目は
④Little River Band - Reminiscing (1978)
アルバム「スリーパー・キャッチャー」邦題(夢追い人)より。

リトル・リバー・バンドは
1975年オーストラリア・メルボルンで
結成されたロック・バンド。
美しいコーラスが特徴的なバンド♪

結成当初バンドメンバー
・グレアム・ゴブル(ギター・ヴォーカル)
・ビーブ・バートルズ(ギター・ヴォーカル)
・グレン・シャーロック(ピアノ・ヴォーカル)
・リック・フォルモサ(ギター、ヴォーカル)
・ロジャー・マクラクラン(ベース)
・デレク・ペッリッチ(ドラムス)
バンドはメンバーが入れ替わりながら
今日まで活動を続けている。

リトル・リバー・バンドでヴォーカルを担当し(1982-1986)
その後ソロ活動でブレイクした、
オーストラリアの国民的歌手といえばジョン・ファーナム。
代表曲に反戦を歌った
「ユー・アー・ザ・ボイス」(1986)がある。




「リミニッシング」邦題(追憶の甘い日々)

歌詞意訳

金曜の夜遅く
歩いて君を家まで送り
家の門に着いたとき
今夜のことを
僕は今迄夢にまで見ていたことだと思ったんだ

なんて君に言えばいいんだろう
僕はずっと君と一緒にいたいんだ
本当だよ
僕らの人生ついて
これから僕が話すことを
君にも分かってもらいたいんだ

そんな風に物語は始まった
君と手をつないでいると
グレン・ミラー楽団の曲が
前より素敵に聴こえてくる
僕らは「アンコール」の
歓声をあげるんだ

そして、コール・ポーターの曲がかかると
(ナイト・アンド・デイ)
僕らは部屋の中を踊りまわるんだ
でも曲はすぐに終わってしまう
そして、帰り道 僕は君に約束した
もう決して君を一人にしないって

急いで、遅れないで、
もう待ちきれないよ
そして、僕は自分に言い聞かせた
僕たちが年をとっても
夜空でダンスを踊ろう
一緒に公園で散歩をしよう
そしてあの頃の思い出に浸ろう

あれから月日は流れた今でも、
僕らがお気に入りのあの曲を聴くたびに
いつもあの懐かしい記憶が甦ってくる
しばらく一緒に思い出に浸ろうよ


「古いモノクロ映画や、グレン・ミラーと
コール・ポーターの音楽が大好きで、
ロマンチックな歌を書こうと思ったんだ。
そして、30分くらいで、あっという間にできたんだ」
(作詞・作曲 グレアム・ゴブル)

この曲はジョン・レノンが好きな曲で
フランク・シナトラが1970年代の名曲に挙げた曲です。
全米3位を記録した。

グレン・ミラーは米国のオーケストラのリーダー
代表曲「ムーンライト・セレナーデ」(1939)
コール・ポーターは米国の作曲家 
代表曲「ナイト&デイ」(1932)
JAZZスタンダードの名曲中の名曲ですね♪

曲中の恋人達の年齢が
グレン・ミラーやコール・ポーターを聴いていた
1939年頃に25歳と仮定すると
39年経過した1978年の時点で64歳だ。

グレン・ミラーやコール・ポーターを聴くたびに
「決して君を一人にしない」と誓った
あの頃が蘇ってくるんですって!!

美しい歌詞ですね!!
それに
美しいメロディ♪
美しいコーラス♪

ホントに名曲ですね♪

次回は潮風かおるAORど真ん中♪
Larry Lee - Don't Talk です♪
2022年04月23日 イイね!

ドライブのBGMはPlayer - Baby Come Back♪

ドライブのBGMはPlayer - Baby Come Back♪aba-buチャンネルにようこそ♪
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AOR3回目は
③Player - Baby Come Back(1977)
アルバム「プレイヤー」より。

プレイヤーは1976年ロサンゼルスで結成されたロックバンド。
初期バンド・メンバー 
・英国出身 ピーター・ベケット (ギター・ヴォーカル)
・テキサス州出身 J.C.クローリー(キーボード・ギター・ヴォーカル)
・L.A.出身 ロン・モス     (ベース ヴォーカル)
・アイダホ州生まれL.A.育ち ジョン・フリーゼン(ドラムス)

バンド名の「プレイヤー」とは
映画のエンドロールのクレジットに出てくる
"Players"を見て命名したという。

「ベイビー・カム・バック」歌詞

ありったけの夜と
ありったけのお金を費やし
街に繰り出している
君を忘れるためなら何でもするさ
でも朝になると、
また振り出しに戻ってしまう
君を忘れるなんて
結局できやしないんだ

ベイビー、戻って来てくれ
誰もがわかるくらい
君の全てが魅力的なんだ
ベイビー、戻って来てくれ
全部僕のせいにしてくれ
僕が間違っていた
君なしではもう生きていけないんだ

いい曲ですね~♪

この曲は作詞・作曲した
ピーター・ベケットとJ.C.クローリーの
体験から生まれた曲なのだ。

ピーターはLAでの生活に
耐えられなくなった妻と離婚したばかりで、
J.C.クローリーもまた、
長年付き合っていた彼女と別れたばかりだったのだ。

「だからどっちも心に傷を負っていたわけで、
そこが多分、人々の琴線に触れたんだと思う。
ほかにああいうタイプの曲はなかった。
あれは嘘偽りのない曲で、嘘偽りのない歌詞だった。
だからあれだけの人気を博したんだよ」
(ピーター・ベケット)

ピーター・ベケットとJ.C.クローリーが出会い、
この曲をつくってレコード会社に売り込み、
契約を獲得したことで、
プレイヤーは本格的に活動を始めた。

「ベイビー・カム・バック」は1978年全米1位を記録した。

「ベイビー・カム・バック」が
あまりに名曲過ぎて、
一発屋のイメージが強い「プレイヤー」だが、
解散~再結成を繰り返しつつ
今日まで活動を続けているという。

次回は Little River Band - Reminiscing♪
こちらもコーラスの美しい名曲です♪


Posted at 2022/04/23 08:08:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | ドライブのBGMは洋楽70’s AOR | 音楽/映画/テレビ
2022年04月15日 イイね!

超Cooool!! ミュージック・トラベル・ラヴ「Have You Ever Seen The Rain」とその歌詞の世界に広がるパラレルワールド♪

超Cooool!! ミュージック・トラベル・ラヴ「Have You Ever Seen The Rain」とその歌詞の世界に広がるパラレルワールド♪ミュージック・トラベル・ラヴは
カナダ出身のデュオ・ミュージシャン。
メンバーはボブ・モファット(1984-)と
クリント・モファット兄弟。
ボブとクリントは三つ子であり、
もともと、三つ子兄弟デイブ・モファットと
長男スコット・モファット(1983)の
合計4人で「ザ・モファッツ」として
活動していたが2001年解散。
その後、ボブとクリントはエンドレス・サマーとして活動し、
2018年よりバンド名をミュージック・トラベル・ラヴに変更。
Youtubeで世界各地で歌うロケの旅をしている。
ボブ・とクリントのハーモニーが超絶美しい♪
4歳からステージに立つ二人のキャリアを感じる歌声だ♪

そんなミュージック・トラベル・ラヴが
グランドキャニオンで歌っているのが
CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)
の名曲「ハブ・ユー・エバー・シーン・ザ・レイン」(1970)だ。
邦題(雨を見たかい)

(CCR本家「ハブ・ユー・エバー・シーン・ザ・レイン」

晴天なのに雨が降る天気雨について歌っている。
別名「キツネの嫁入り」とも言いますね。

lyrics
Someone told me long ago
There’s a calm before the storm
I know, it’s been comin’ for some time
When it’s over, so they say
It’ll rain a sunny day
I know, shinin’ down like water

I wanna know, have you ever seen the rain?
I wanna know, have you ever seen the rain?
Comin’ down on a sunny day

Yesterday, and days before
Sun is cold and rain is hard
I know, been that way for all my time
'Til forever, on it goes
Through the circle, fast and slow
I know, it can’t stop, I wonder

歌詞和訳
 ずいぶん前に、誰かが俺に話したよ
 嵐の前には静けさがあるって
 そうなんだ 時々やって来るんだ

 その後 やつらは話すんだ
 晴れの日なのに 降る雨のことを
 そうなんだ キラキラ輝きながら降り注ぐんだ

 教えてくれ 君は「その雨」を見た事あるかい
 教えてくれ 君は「その雨」を見た事あるかい
 晴れた日に降るんだ

 昨日もその前も
 雨は冷たく 強く降っている
 そうなんだ いつもそんな調子なんだ

 速くなり 遅くなり
 いつまでもどうどう巡りさ
 そうなんだ どうやって止めたらいいんだ

 教えてくれ 君は「その雨」を見た事あるかい
 教えてくれ 君は「その雨」を見た事あるかい
 晴れた日に降るんだ


光り輝きながら降り注ぐ雨の情景が浮かぶ美しい歌だ。
しかし、この歌は当時アメリカの政府により
放送禁止処分を受けた歌でもあるのだ。

なぜなら、この歌には他の意味がこめられているといわれており、
歌詞中の「ザ・レイン」とは「ナパーム弾」を指していると解釈され
多くの人はそう感じたからだ。

そして、主人公の雨(ザ・レイン)を
止めることが出来ない、やるせなさを感じる。

ナパーム弾とは
高温で燃焼する化学薬品を詰め込んだ爆弾で、
航空機から投下し広範囲を焼尽させる焼夷弾の一種。

ナパーム弾は爆発すると燃焼の際に大量の酸素が使われ、
着弾地点から離れていても酸欠によって窒息死、
あるいは一酸化炭素中毒死に至ることがある。
また、爆発時、着火した増粘性油脂が周囲に四方八方飛散し、
人体や木材などに付着すると水をかけても消火出来ない。

ベトナム戦争時、
アメリカ軍がジャングルごとベトコンを焼き払うために使用されたが、
非人道的という理由で国際法上使用禁止となった。

晴れの日に煌めく炎が飛び散るさまは、
まさに「ザ・レイン」ではないか。
実際にナパーム弾は隠語で
「ザ・レイン」と呼ばれていた。
ベトナム戦争において使用されたナパーム弾

しかし、この件について、
歌を作詞作曲したジョン・フォガティ自身は
バンドの解散危機に陥っている状態を歌ったものとして
反戦歌であることを公式に否定している。

このコメントには幾分忖度を感じる気もする。

なぜなら、当時ロックのテーマは反体制であり
多くのアーティストがベトナム戦争反戦歌を歌っていた。
そして、ジョン・フォガティ自身もまた、反戦歌を歌っており。
この曲のような隠れた意味を持たせた歌を得意としていた。

例をあげると、
CCR楽曲「フォーチュネイト・サン」では
議員や富豪など「幸運な息子」に生まれなかった、
一般徴兵されてゆく人を歌った反戦歌を歌っている。
また、CCR楽曲「フー・ウィル・ストップ・ザ・レイン」では
当時のニクソン政権によるベトナム空爆を意味する言葉として
「ザ・レイン」が使われている。

この歌には
聞き手により様々な受け止め方が出来る、
余幅のある歌であるといえるし、
楽曲が独り歩きした歌であるともいえる。

私がこの歌を聞いて思いだしたのは、
昔、多くのご年配からお話を聞いた
太平洋戦争時の米軍のB-29爆撃機による
「空襲」体験談だ。


学徒動員中の海軍工廠で爆撃を受け、
目の前でクラスメイトや好きな女の子を失ったことを
泣きながら話して下さった、
小学時代の担任先生の話。

また、別の人の話であるが、
学徒動員中の工場で空襲を受け、
実家に必死で逃げ帰る途中、
山の峠でふと振り返ると、
空襲により街中火の手が上がり、
夜空が真っ赤に染まっていたこと。

また、終戦近く、名古屋で兵役に就いた方の話。
夜間、襲来したB-29を、
高射砲で迎撃し、撃墜した時の話。
その方は80年前の話を昨日の事の様に
私に話してくださった。

また、私の小学時代、
友人のおじいさんが見せてくれた、
畑に落ちた焼夷弾の残骸を見せてくれた時のこと。

当時日本に落とされた焼夷弾はM69焼夷弾という。
それこそ「雨」のように無数に日本の都市に投下された。

(出典 Wikipedia)

友人のおじいさんが見せてくれた焼夷弾の残骸は
長さ1m程度の分厚い鋼鈑でできており、
赤黒く錆びていて、とても重かった。
鉄の塊が空から「雨」のように降ってくることを
想像し、怖くなったことを今でも覚えている。


皆さんはこの歌を聞いて何を感じますか。

関連情報 Music Travel Love
Posted at 2022/04/15 21:09:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 戦争と平和 | 日記
2022年04月08日 イイね!

ゴッホ展「響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」に行って参りました♪

ゴッホ展「響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」に行って参りました♪草原に風が渡る♪
豊川の水面が輝いています♪
舞い落ちる桜の花を眺めながら
クルマを走らせる♪
清々しい♪
天下太平の春ですね♪

と言いたかったけど
太平でない地域もあり、
そうも言い切れません。
私たちは祈るしかありません。

さて、先日、名古屋市美術館において開催されている、
ゴッホ展「響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」
に行って参りました。


名古屋のゴッホ展は6年ぶり♪
週末に会期末が迫っており、
無理やり名古屋に用事を作ったとも言えます。(笑)

会期 2022年2/23~2022年4/10(日)!
開館時間 日時指定予約制
9:30~17:00、金曜日は20:00迄
4/9、4/10は予約のみ

ゴッホ展は時間枠の予約制になっていた。
当日券は枚数制限があるものの、
直近の時間枠ごとに、
チケットカウンターにて順次販売されていた。

所要を済ませ、
11時半頃に名古屋市美術館に到着♪

早速、当日券をゲットしゲートイン♪

ゴッホ展は会期末を迎えていたが
混み合うほどではなかった。
クレラー・ミュラー美術館が所蔵する
素描の作品から晩年の作品までを鑑賞した。

やはり、美術館の人数制限はとてもイイですね♪
定員無制限のコロナ前と比べると、
ゆったり美術鑑賞できます♪

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)
1880年画家を志し、
1890年ピストルで自害するまでの
10年間(享年37)が画家としての活動期間だ。

ゴッホといえば、黄色の使い方が特徴的だと
思っていたけど、
素描時代からやたら暗い。
画風もテーマもモデルもとにかく暗い。

黄金の甲冑の騎士に自身を投影した
クリムトとはまるで対照的だ。

お目当ての「夜のプロヴァンスの田舎道」は
うねりのある筆運びがとても立体的で
時空がゆがんでいるように感じられた。

ゴッホはこの絵の完成から2か月後に自害した。

ゴッホの精神世界が
表出しているかのような作品に触れ、
130年の時空を超えて
ゴッホが発する何かを受信できた気がしました♪

お土産にミュージアムショップで
ポストカードとフレームを購入♪
(タイトル画面)

帰り道に伊勢湾岸自動車道の 
刈谷ハイウェイオアシスで
新鮮でお値打ちな産直生鮮食品を買い物して
帰りました♪

おまけ
刈谷ハイウェイオアシス デラックストイレが更にグレードアップして
4/9リニューアルオープンするそうだ♪

トイレとは思えない建物ですね♪


おしまい。

関連情報 名古屋市美術館


Posted at 2022/04/08 21:13:59 | コメント(2) | トラックバック(0) | 芸術 | 日記
2022年04月02日 イイね!

ドライブのBGMはFar Cry - The Hits Just Keep On Comin' それとAOR考察♪

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AOR2回目は
Far Cry - The Hits Just Keep On Comin'(1980)
アルバム「ザ・モア・シングス・チェンジ、、、」

スティーリー・ダンのような音楽性を目指すアーティストを
「スティーリー・ダン・フォロワー」と呼ぶが、
「ファー・クライ」もその中の一つだ。

ファー・クライは
ニューヨーク育ちのフィル・ガルドストンと
英国生まれ、カナダ育ちのピーター・トムによる
シンガー・ソングライター・デュオ。

この二人は「ガルドストン&トム」名義で
アルバム「アメリカン・ジプシー」(1977)を
発表したが不発に終わり、

名前を「ファー・クライ」に変えて
アルバム「ザ・モア・シングス・チェンジ、、、」(1980)
を発表した。

アルバムタイトルは
「ザ・モア・シングス・チェンジ、、、」
(いろいろなモノが変わる、、)
アルバム収録曲ラストは
「サムシング・ウィル・ネバー・チェンジ」
(変わらないものもあります)


ファー・クライ名義に変わった
「ガルドストン&トム」は
何に変わりたかったのか、、
アルバムを聴けばすぐにわかります♪

クールなAORサウンド♪
ファー・クライはスティーリー・ダンのような
AORアーティストに変わりたかったのでしょう♪

「ザ・モア・シングス・チェンジ、、、」
・フィル・ラモーン(プロデューサー)
(ビリー・ジョエル、ポール・マッカートニー、
サイモン&ガーファンクルなど有名アーティスト多数プロデュース。
また、アントニオ・カルロス・ジョビン、スタン・ゲッツ、
ジョアン・ジルベルト、フランク・シナトラなどの
スタジオ・エンジニアとしてアルバムに参加♪)

・エリオット・シャイナー
(エグゼクティブ・プロデューサー)
(スティーリー・ダン、クイーン、エリック・クラプトン、
ジャクソン・ブラウン、イーグルス、エアロスミス、
グレン・フライなど有名アーティスト多数プロデュース)

・ロブ・マウンジー(リズム、ホーン、ストリングスまた、アレンジ担当)
 (スティーリー・ダン、ドナルド・フェイゲン、
ブライアン・ウィルソン、チャ カ・カーン、
ダイアナ・クラール、ダイアナ・ロス、
エリック・クラプトンなどのスタジオミュージシャン、
アレンジャー、またはプロデューサーとして多数アルバムに参加)

「ザ・ヒッツ・ジャスト・キープ・オン・カミン」バンドメンバー
・フィル・ガルドストン(エレクトリック・ピアノ、コーラス)
・ロブ・マウンジー(ピアノ、コーラス)
・スティーブ・カーン(ギター)
(スティーリーダン、ドナルド・フェイゲン、
ビリージョエル、ボブ・ジェームス、ケニー・ロギンス、ペイジズなど
有名アーティストのスタジオミュージシャンとして多数アルバムに参加)

・ダグ・ステッグマイヤー(ベース)(ビリー・ジョエル・バンド・メンバー)
・リバティ・デヴィート(ドラムス)(ビリー・ジョエル・バンド・メンバー)

・ラルフ・マクドナルド(パーカッション)
(スティーリー・ダン、ビリー・ジョエル、ボブ・ジェームス
、ジョージ・ベンソン、クインシー・ジョーンズ、
ルーサー・ヴァンドロスなど有名アーティストの
スタジオミュージシャンとして多数アルバムに参加)

・ティミー・キャペロ(サックス)
 (ティナターナー、ピーターガブリエルのアルバムにサックス奏者として参加)
・ピーター・トム(コーラス)
・ドナルド・フェイゲン!!(コーラス)(スティーリー・ダン!)

本作は「スティーリー・ダン」のドナルド・フェイゲンが
コーラスで参加している♪
また、スティーリー・ダン、ビリー・ジョエルなどに関係する
プロデューサーやスタジオミュージシャンが多数参加している。

なかなかの布陣、
西海岸を髣髴するアレンジ♪
美しいメロディライン♪
美しいコーラスワーク♪
アルバムジャケットもいかにもAORぽい(笑)
黄昏空と赤信号の風景♪

ヒットの要素は十分あったと思われるが、
結果をだせず、
「ファー・クライ」としては、
最初で最後のアルバムとなった。

ファークライに何が不足したのでしょうか、
1980年ビルボード年間チャートを
一部抜粋し主要アーティストをピックアップしながら、
1980年頃の音楽的な勢力関係を考慮しつつ、
検討してみましょう♪

Rank Title / Artist
1 CALL ME / BLONDIE (ポップロック)
2 ANOTHER BRICK IN THE WALL / PINK FLOYD (プログレッシブロック)
3 MAGIC / OLIVIA NEWTON-JOHN (ポップロック)
4 ROCK WITH YOU / MICHAEL JACKSON (R&B)
6 CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE / QUEEN (ポップロック)
7 COMING UP (LIVE AT GLASGOW) / PAUL MCCARTNEY & WINGS(ポップロック)
9 IT'S STILL ROCK AND ROLL TO ME / BILLY JOEL (ポップロック)
11 ESCAPE / RUPERT HOLMES (AOR)
13 CRUISIN' / SMOKEY ROBINSON (R&B)
15 LOST IN LOVE / AIR SUPPLY (ポップロック)
16 LITTLE JEANNIE / ELTON JOHN (ポップロック)
17 RIDE LIKE THE WIND / CHRISTOPHER CROSS (AOR)
18 UPSIDE DOWN / DIANA ROSS (R&B)
19 PLEASE DON'T GO / K.C. & THE SUNSHINE BAND (R&B)
23 STILL / COMMODORES (R&B)
26 STEAL AWAY / ROBBIE DUPREE(AOR)
28 THIS IS IT / KENNY LOGGINS (AOR)
30 LET'S GET SERIOUS / JERMAINE JACKSON (R&B)
32 SAILING / CHRISTOPHER CROSS (AOR)
34 COWARD OF THE COUNTY / KENNY ROGERS (カントリー)
35 LADIES NIGHT / KOOL & THE GANG (R&B)
36 TOO HOT / KOOL & THE GANG (R&B)
37 TAKE YOUR TIME / S.O.S. BAND (R&B)
38 NO MORE TEARS / BARBRA STREISAND & DONNA SUMMER (R&B)
43 SEND ONE YOUR LOVE / STEVIE WONDER (R&B)
44 THE SECOND TIME AROUND / SHALAMAR (R&B)
47 HEARTACHE TONIGHT / EAGLES (AOR)
50 HIM / RUPERT HOLMES (AOR)
53 EMOTIONAL RESCUE / ROLLING STONES (ロック)
55 ALL OUT OF LOVE / AIR SUPPLY (ソフトロック)
56 COOL CHANGE / LITTLE RIVER BAND (ソフトロック)
57 YOU'RE ONLY LONELY / J.D. SOUTHER (AOR)
66 FAME / IRENE CARA (R&B)
68 HOW DO I MAKE YOU / LINDA RONSTADT (ポップロック)
71 MISUNDERSTANDING / GENESIS (ポップロック)
73 ONE FINE DAY / CAROLE KING (ポップロック)
74 DIM ALL THE LIGHTS / DONNA SUMMER (R&B)
75 YOU MAY BE RIGHT / BILLY JOEL (ポップロック)
79 OFF THE WALL / MICHAEL JACKSON (R&B)
83 HEARTBREAKER / PAT BENATAR(ポップロック)
87 SARA / FLEETWOOD MAC (ポップロック)
88 WAIT FOR ME / DARYL HALL & JOHN OATES (ポップロック)
89 JO JO / BOZ SCAGGS (AOR)
91 GIVE ME THE NIGHT / GEORGE BENSON (ジャズ)
95 I WANNA BE YOUR LOVER / PRINCE (R&B)

1980年はシンセサイザーなど電子音系楽器が使われはじめ、
サウンドが華やかになってきた頃だ。
このシンセサイザーなどがキーポイントになり、
音楽性が多様化し、
音楽ジャンルが細分化さたと思う。

ピンクフロイド、イエス、クイーン、エルトンジョン、
ジェネシスなどのホップロック、プログレ系
既存英国勢の活躍があり、
他に、ブロンディ、リンダ・ロンシュタットなど
ニュー・ウェイブ系アーティストが台頭し始めた。

また、1984年頃から流行した、英国系アーティスト
デュラン・デュラン、カルチャークラブ、ワム、フィル・コリンズ、
ハワードジョーンズなどのニュー・ロマンティックは、
若々しくて、シンセサイザーと相性が良く、
ポップでカラフルで先進的でだった。

また、一方で、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、
SOSバンド、KCサンシャインバンド、ドナ・サマー、
アイリーン・キャラなどディスコブームも続いていた。

それと比較して米国AOR系アーティスト、ルパート・ホルムズ、
イーグルス、J.D.サウザー、ボス・スキャッグス、
ロビー・デュプリー、ケニー・ロギンスなどの音楽は
メロディが美しく、成熟していて、洗練されていたが、
ポップでカラフルな英国勢と比べて地味に感じた気がする、、


ファー・クライが売れなかった要因として
当時、シンセサイザーを使った新興英国勢やディスコに
AORが押され気味だったことも一因でしょう。
そして、何よりプロモーションが
足りなかったのではないでしょうか♪



 現代において、
この時代のAORを聞いてみると、
電子音の楽器が飽和している今どき音楽と比べて、
メロディの美しさや、
シンプルな楽器構成で洗練された音楽性が際立っており、
かえって、新鮮に感じられるとおもう♪

いいものはイイ♪
やはり、AORは飽きがこないですね♪

近年「スティーリー・ダン・フォロワー」の隆盛で
「ファー・クライ」もまた、再評価されています♪


次回はPlayer - Baby Come Back です♪
Posted at 2022/04/02 09:05:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライブのBGMは洋楽80’s AOR | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「@mukuGT さん、天ぷらがどんぶりからめっちゃはみ出してますね。美味しそうです♪」
何シテル?   06/08 18:09
はじめましてaba-bu25と申します。 当ページにお立ち寄りくださいまして ありがとうございます♪ aba-bu25とは 初代BMW Z4ロードス...
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