「立候補」

運転手です。








運が好きなものの1つに政見放送があります。
政見放送の内容が，というよりも泡沫候補に興味があるだけかも知れませんが　(^^ゞ


泡沫候補に造詣の深い大川総裁のこんな本も大好きだったりします。
古くは雑民党の東郷健とか又吉イエスとか自由連合候補者の政見放送とか…。懐かしいなあ。


又吉イエスと言えば，この唯一神ポスター!!
大学時代のバイト先が正に東京1区だったので，このポスターに毎度度肝を抜かされてました　(；ﾟ∀ﾟ)

そんな運が心待ちにしていたドキュメンタリー映画がこの「立候補」。
2011年大阪府知事選に出馬したスマイル党総裁のマック赤坂を軸とした「その他」候補者の選挙戦ドキュメンタリー。


マック赤坂のスマイル体操は政見放送の華ですね　(･∀･)
よく渋谷のスクランブル交差点でパフォーマンス（？）演説（？）をしているのを見かけます。

好奇心が勝って見始めるも，様々な葛藤を抱えながら選挙戦を進めて行く様子に食い入るように観てしまいました。
マックのパフォーマンスに理解を示す人，「日本の選挙をなめるな」と殴りかかろうとする人，彼の周りは無駄に熱い。
何を考えているのか僕には結局分かりませんでしたど　(´д｀ι)
理解を示せなかった息子がマックの選挙応援に参加し，浴びせられる群衆からの罵詈雑言に立ち向かうラストにはグッときました。

因みに，選挙戦のもう一人の華，羽柴誠三秀吉は不参加。肺癌を患っているそうです。この映画でもちょっと出てきましたけど，しんどそうでした。


2007年の東京都知事選で彗星の如く現れた外山恒一もチラッと出てきます。
この政見放送，最初に見た時は本気でビビった　(((^_^;)

マック赤坂を初めとした「その他」候補者たちに共感できる，できないはその人次第。それでも，本人が当落以上の何かしらを考えた上で，戻ってもこない供託金300万円を捨ててまで立候補しようとする。
その思いが垣間見れる，とても面白い映画でした　ヾ(´^ω^)ノ♪




ラストシーンからEDにつながるこの曲が映画に合っててかっこ(・∀・)ｲｲ!!